starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【涙腺崩壊】『スラムダンク』花道はケガを完治させ、再びダンクをキメることができる!?




 



国内累計発行部数が1億2000万部以上という、驚異的な記録を打ち立てているスポーツマンガの金字塔『スラムダンク』。不良だった赤髪のバスケ初心者・桜木花道が、湘北高校バスケットボール部に入部し、強豪校のライバルらと対戦しながらメキメキと頭角を現していく物語に、多くのファンが魅了されたものです。



 



 



■悲痛すぎる「もうバスケットはできないってことすか?」



 



今回は作中で描かれた最後の試合である、全国大会2回戦・山王工業戦のワンシーンにスポットを当ててみたいと思います。『スラムダンク』ファンには言わずもがなの情報でしょうが、山王といえば3年以上連続で全国大会を制してきた日本高校界の頂点に君臨する高校。絶対王者です。



 



そんな山王との試合の終盤。湘北は圧倒的な敗北を喫するだろうという下馬評を覆さんばかりの勢いで食らいつき、残り時間2分少々ながら8点差まで巻き返していました。が、プレイ中にある事故が起こります。



 



コート外に出てしまいそうになるボールを追いかけ、花道がダイブ…! なんとかボールをコート内に押し返すものの、花道は背中を強打してしまうのです…。



 



花道はしばらく背中の激痛を隠してプレイを続行しますが、その異変をマネージャー・彩子に見抜かれ、「選手生命にかかわるわよ…」と忠告を受けます。その言葉を聞いた花道は、心の中で「……バスケットは……終わりってこと……………?」と呟くのです。



 



忠告を振り切りそれでもプレイを続けた花道でしたが、意識が朦朧とするほどの激痛にとうとう耐え切れなくなり…!



 



プレイが中断され、コート脇で横になった花道の頭の中に、再びこんな考えがよぎるのです。



 



「センシュ生命って…… もしかして…… ………これで終わりってことすか アヤコさん……?」



「これで終わりっすか…? …………バスケット」



「もうバスケットは ………できないってことすか……?」



 



ただの不良でバスケットボールなんてしたこともなかった花道。彼がバスケ部に入部したのは、湘北高校入学初日、一目惚れした晴子に「バスケットは…お好きですか?」と尋ねられたことがきっかけでした。そのときは晴子に気に入られたい一心で、花道は「大好きです スポーツマンですから」とウソを吐いていたんですよね。



 



そんな花道が、背中の激痛に苦しみながら思い出していたのは、入部してから山王戦を迎えるまでの4ヶ月間で経験してきた練習や試合の日々。そして、朦朧としながらも立ち上がり、心配でコート脇まで駆け寄ってきたい晴子にこう告げるんです。



 



「大好きです 今度は嘘じゃないっす」



 



晴子の気を惹くために始めたバスケットに、花道は自然とのめり込み、大好きになっていた。晴子のためなんて気持ちはもうとっくになくなっていて、純粋に、シンプルに、自分のためにプレイしていた。



 



だからこそ、普段は常に強気でお調子者の花道が、心の中で「これで終わりっすか…? …………バスケット」、「もうバスケットは ………できないってことすか……?」と悲痛に嘆く様子に涙腺崩壊は不可避なのです。



 



試合時間は残り1分少々。花道は再びコートに立つのか。湘北は絶対王者・山王を打ち倒せるのか。伝説のスポーツマンガ『スラムダンク』は、こうしてクライマックスを迎えるのです。



 



――さて、ここからは余談ですが、花道がバスケット選手として復帰できるのか、再びそのプレイは見られるのか、という疑問について言及しましょう。



 



全国大会終了後の湘北メンバーの様子が描かれた最終回、花道は背中のケガの治療のためにリハビリに励んでいることが明かされます。その表情に悲壮感はなく、リハビリを乗り越えて選手復帰してやろうというモチベーションに溢れていました。



 



そのまま物語はフィナーレを迎えるため、花道が再びコートに立つ姿は本編では見られません。



 



…ですが!! リハビリを乗り越え、コート上で躍動する花道の姿を描いたムービーが存在するのをご存知でしょうか?



 



それは2009年に公開された資生堂「Aleph」のCM。約1分半というショートムービーながら、そこには湘北のユニフォームを身にまとってプレイする流川楓、宮城リョータ、そして桜木花道の姿が…!



 



このムービーで注目すべきは、宮城リョータが元キャプテン・赤木剛憲から背番号4番を受け継いでいること、花道のヘアスタイルが最終回と同じぐらいの長さのショートヘアで描かれていること。



 



宮城リョータが4番を背負っていることで、赤木ら3年生が抜けた後の新生チームであることがわかります。そして、花道が本編前半のリーゼントヘアではなく、本編後半の坊主頭でもないことからも、時系列的に最終回以後のシーンであることがわかります。



 



そう、つまり、無事にリハビリを乗り越え、背中のケガを完治させ、再び湘北のユニフォームを着て、コートに戻ってきた花道の姿が描かれていたのです…!! 以前と変わらぬ力強いリバウンドを見せつけ、リョータからのパスでアリウープ(ジャンプ中にボールをキャッチしてそのままダンクシュート)をブチかます姿が…!!!



 



「もうバスケットは ………できないってことすか……?」と、狼狽していたときの花道を見た後にこのCMムービーを見ると、胸熱すぎて、きっとまた涙腺がブッ壊されますよ。


    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.