アラフォーの私たちにとって、イマドキの若者の恋愛事情はフシギなことだらけ。お互いの居場所をGPSで教えあったり、スマホで“つながりっぱなし”だったり、「3優」の男性が人気だったり……なかなか理解できません。
■「GPS情報の共有」は束縛ではなく、信頼関係の象徴
大阪府に住むCさん（36）は、彼と付き合って2年目。スマートフォンを使い、お互いの居場所をリアルタイムで確認しています。
「共有しはじめた理由は、私がフリーランス業で色々なところへ行くから。どこにいるか知らせれば、彼に安心してもらえるでしょう？」
「相手の居場所を知りたいというより、私の居場所を見てもらいたい、安心してほしいという気持ちが強いんです。最初から情報を公開していれば連絡ミスも起きず、面倒なことにもなりにくいので」
仕事や生活のスタイルを知ってもらうために居場所すらもオープンにするというカップル。不必要な誤解を招くこともなく、安心につながるそうですが…。
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■「つながりっぱなし」が普通だからあえて連絡を取らない
帰宅すると、パソコンを開いてSkypeのアプリを立ち上げます。呼び出すのは、もちろん彼。
「朝起きてから家を出るまでの1時間、帰宅してから寝るまでの間は大体つなぎっぱなしです。家事をしたり、勉強したり、漫画を読んだり……何も話さないまま2時間すぎることもあります。話したいことや用事があれば、声をかける感じですね」
遠距離恋愛をしていても、まるで同棲をしているかのような距離感で毎日を過ごしているというカップル。１か月会えなくても、コミュニケーション不全になることはないのだそう。
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■しずかちゃんは出木杉君ではなく、のび太を選んだ
「３高」の象徴として描かれてる出木杉君は、その余裕からか誰に対しても鷹揚な態度をもって、博愛の精神を振りまく“非の打ち所のない”キャラとして設定されている。対するのび太は、そういう出木杉君に一方的な敵意を剥き出し、しずかちゃんをただただ偏愛する
「家族に優しい」「私だけに優しい」「家計に優しい」の「３優」が人気男子のキーワードだとする筆者。のび太こそがイマドキの理想の男性像なのかもしれません。
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