静岡市で麻疹患者さんが出ています。ニュースによるとタイからの持ち込み。
9月14日に名鉄ミュースカイ中部国際空港→名古屋、JR東海新幹線こだま名古屋→静岡を利用しています。
麻疹の潜伏期間10日ほどあります。利用した方は静岡市からのお知らせをご一読ください。https://t.co/XieqDXcerNpic.twitter.com/qt2ya0uCxm
—相川晴(HAL) (@halproject00) 2018年9月16日
名古屋市で麻疹です。20代女性、予防接種歴なし、タイからの持ち込みか静岡市の麻疹の方からの二次感染。
感染の可能性のある9月22日、23日ににJR東海道本線、地下鉄東山線、地下鉄名城線、飲食店商業施設等利用しています。
詳細は名古屋市からのお知らせをご覧ください。https://t.co/eeyNRpcLBEpic.twitter.com/CcELyCytL5
—相川晴(HAL) (@halproject00) 2018年9月28日
2018年9月、静岡市、名古屋市で麻疹患者が発生したそうです。
全国各地で発生している麻疹。心配な方も多いのではないでしょうか?
麻疹は感染力が大変強い病気で、風邪のような症状のあと、高熱と発疹を引き起こします。特に恐ろしいのが合併症を発症しやすい点。肺炎や脳炎、中耳炎などを起こし、命を失う危険もあります。また、妊娠中の女性は重症化しやすく、感染すると流産や早産の危険が高まります。
感染を防ぐためにできることはないか、産婦人科医の清水なほみ先生にお話を伺いました。
麻疹の特性は非常に感染力が強く空気感染するということです。マスクをしていても防ぐことはできず、例えば麻疹感染者と知らずに数分間同じ待合室にいるだけでも感染します。症状は発熱や発疹ですが、明らかな症状が現れる前にすでに感染する力を持っているので知らずに人に感染させてしまう可能性があります。
強力な感染力を持つ麻疹。自分が感染してしまう危険だけでなく、誰かに移してしまう危険性もあるそう。では、どのようにして予防すればよいのでしょうか?
予防方法はワクチン接種しかなく、現在感染が拡がっている大きな原因はワクチン接種していない世代がいることです。何歳の人がワクチンを受けていないかはこちらのページを参照してください。
https://piropurin.com/healthcare/measles_vaccine
全く接種していない又は接種していても1回のみの人は十分な抗体を持っていない可能性があります。この年代の人たちが人ごみに出ないということは不可能だと思いますので、麻疹の抗体検査はスキップしてワクチン接種を一日も早く行うことが有効な予防法になります。
命の危機にさらされる可能性もある麻疹。上記のページでワクチンを接種していない世代に該当した方は、一度お近くの病院に問い合わせてみてはいかがでしょうか?