「お金持ちの男性とお付き合いしたい」「成功している男性と結婚してお金持ちの生活をしたい」と思っている独身女性は少なくありません。むしろ、そう願っている女性が多いからこそ、そんな夢を実現させた女性に対して“やっかむ気持ち”に火が点いてしまうのでしょう。
先日、女優の剛力彩芽さんが自身のインスタグラムへの投稿がきっかけとなり大勢の人たちからバッシングを受け、過去の投稿をすべて削除することを決めたことが話題になりました。剛力さんは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で有名なスタートトゥデイを経営する前澤友作さんと交際していることを公にしています。前澤さんはいわずと知れた、いわゆる“お金持ち”。剛力さんは、前澤さんが所有しているプライベートジェットでサッカーW杯ロシア大会を日帰りで観戦したのではないかとされる写真をインスタで投稿していました。
「浮かれすぎ」「不快」などというバッシングを受けた剛力さんは、「彼と過ごす時間の中で、すでにたくさんの普段経験することのできない体験や、出逢うことのない人との出逢いがあります」とコメント。ビジネスの世界で勝負、成功している前澤さんのいる世界が新鮮でたくさんの刺激を受けていることが伝わってくるようです。
一般的に、お金持ちの男性と結婚をして円満な夫婦関係を続けている女性の共通点は、結婚をゴールと考えず、たえず「価値ある女」と目指して成長しようと努力をしていることです。というのも、お金持ちはお金を使うことに対して一般人よりもとてもシビアであることが多いもの(だからこそ、お金持ちになったとも言えますが……)。女性に対しても、たくさんのお金を投じるのであれば、投じたお金に値するだけの“価値”を求めようとするのは自然なことなのです。
お金持ちの男性と結婚して円満な夫婦関係を続けていかれるような賢い妻は、自分の価値をいち早く冷静に見極める力があります。「美人だから?」「若いから?」「仕事で活躍しているから?」「実家が資産家だから?」「自分にない人脈を広げてくれるから?」「自分に尽くしてくれるから?」など、「彼は私のどこに多額のお金を費やしてくれるのか」を推察します。
そのうえで、相手が評価している自分の価値は高める工夫をし、「若いから」や「美人だから」など加齢とともに価値が減っていきそうな部分をフォローしていくようにします。つまり、いずれにしても自分の付加価値を高めようと努力をしていくのです。多くのお金持ちの妻にじつは勉強家が多いのもそうした理由があるからにほかなりません。一流品を好むお金持ちのパートナーになるためには、自分自身が一流品になろうとする努力が必要だとも言えるでしょう。
ただ、ひとつ注意すべきは、相手が評価してくれている点を見誤らないことです。たとえば、働く女性が「“彼に尽くす私”が好きに違いない」と思い込んでアッサリと仕事を辞めて家庭に入ったものの、じつは「“仕事で活躍している私”が好きだった」場合、結婚した後で夫が物足りなさを感じたり、愛情が薄れたりするケースもあるのです。「女の価値の上げ方」は相手によって千差万別だということです。