ネット版の『ザ テレビジョン』によると、モデル兼タレントのローラ(28)が7月5日、自身のインスタグラムに「49.7㎏」と表示された体重計の写真を投稿し、大きな反響を呼んでいる……らしい。
同写真は、
「わたしは体重は気にしないんだ♪ どんなお食事をしてどのくらいの運動をするのかで見た目に出るからね! お家にも体重計をおいてないの! 165㎝50㎏代がいいかなぁ♪」
……といった言葉を添えてアップされ、公開後24時間も経たないうちに約3万5000件の「いいね!」や、約850件のコメントが寄せられ、そのほとんどは
「体重を公表するなんて!」
「モデルさんて、もっと軽いと思っていました!」
「素敵な考え方ですね♪」
「この投稿にホッとした女子がたくさんいると思います」
……ほか、称賛の意を示したものばかり……なのだそう。
我々男子側からしても、素晴らしいカミングアウトである。あまりに素晴らしすぎるから、一人でも多くの女性にこのローラ発言を拡散させたいがため、微力ながらこの私も、ここcitrus上で筆を取ってみた(=ノートパソコンのキーボードを叩いてみた)次第であった。ローラの勇気ある(本人からすれば、さほど勇気を要する行為でもなかったに違いないが?)告白は、いまだ埋まりようがない……どころか、ますます広がっていくいっぽうとすら思える「男が理想とする女性の体型と女が理想とする女性の体型のギャップ」を今度こそ是正できる、まさしく“金言中の金言”となりうるかもしれないからだ。
「モデル」と呼ばれる女性が、たしかに煌びやかな洋服で身を纏えば颯爽としたオーラをかもし出すのは事実とせよ、どの子もこの子もどこか男目線からすればユニセックスな……ぶっちゃけた表現をしてしまえば「エロくない」と感じてしまうのは、たぶん私だけではなかろう。だがそんななか、ことローラにかぎっては「この子エロいカラダしているなぁ…」と私は前々から薄々とにらんでいた。そうにらんでいたのは、やはりたぶん私だけではなかろう。
そして、そのローラが身長165㎝とはいえ、体重約50㎏! そう!! 重要なのは「体重計が弾き出す数字」ではなく「シルエット」なのである。数字を減らすことだけを目指し、やみくもな絶食系のダイエットをみずからに強要し、シルエットまでをも貧弱にしても男子は萎える。食べるモノはちゃんと食べて、できれば肌に健康を保ち、適度な肉感を残しておいてもらいたい。それこそが最大公約数の男性にとっての「エロさ」なのではないか?
我ながら……と言っちゃあなんだが、さっきから私はとても真っ当で、すごく凡庸なことを書いている。しかし、そのある意味シンプルなロジックを昨今の女性に、異性の口から伝えるのはなかなかにむずかしい……。だからこそ、私ら男子はローラのアラフィフ(キロ)がもたらすインパクトに一縷の希望を託すしかないのだ?