お笑いタレントの有吉弘行さん(48)が4月23日、みずからがパーソナリティを務めるラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)に出演し、「若者のLINE離れ」について言及なさっていた。
番組ではまず、世間でも散々 “嘲笑”のターゲットとなり尽くしてきた「LINEのおじさん構文」が話題に。有吉さんは
「(LINEの)絵文字って、もう使わないのかな? LINEもよく知らないし、俺はショートメールだけだからね」
……と、自身の連絡手段を明かしたのちに、
「この前ニュース見てたら、若い子はスタンプも使わないし、『LINEもイヤだ』って言ってて。インスタとかTikTokのDMで(メッセージを)送るとラクなんだって。もう、そういう時代なんだよね。若い子はLINE(自体)も『おじさんだな……』って思ってるらしいよ」
……と、語っていた。
さて。この有吉さんによる “若者の最新事情” がどの程度信憑性があるのかは、現時点ではまだ判然とはしないのだけれど……たしかに、私にも “思い当たる点”はいくつかなくもない。
たとえば、私が懇意にしている24歳のとある女子は、なんぼLINEでメッセージを送っても……いっこうに「既読」マークが付かない。
「ああ、この子はあんましボクのことが好きじゃないのね……」
……と、これ以上の親密な関係に至ることを諦めかけていたら、5日後あたりに1行……どんなに長くても2行以内の短文が返ってきて、 “会う約束”なんかも、すんなり受け入れてくれる。(※ “成立”するまで、けっこうな時間を要するのだが笑)
で、実際会ってみて彼女のスマホを見せてもらったら……なんと! LINEのアイコンの右上には、「6038」という赤(長)丸白抜きの「未読」マークが付いていた! 私なんぞはLINEやメッセンジャーやメールの赤丸が「1」と表示されただけでも、気になって気になって仕方ないので、即行で「既読」してしまうのだが、彼女の弁によると、
「LINEはいったん “既読”してしまうと、その後に何度かやりとりを繰り返さなければならないのが億劫!」
……なようで、LINEに「既読」マークを付けるのは、彼女にとって “苦行”のはじまりとなる……のだそう。
では、そういう “LINE嫌い”な若者たちは、どういったツールを使って、親しいヒトたちと連絡を交わしているのか……? 「正解」は有吉さんが先述したとおりの
「インスタとかTikTokのDM」
……であるらしい。理由は、単純に「LINE」より「インスタ」や「TikTok」のほうが接している頻度が高いから。あと、コッチのDMだと
「ついで感があるから、無駄なやりとりが少なくなる」
……んだとか……?
一昔前は電話以外の “文書”で連絡のやりとりをする際、我々は普通に「メール」を使用していた。が、イマドキではプライベートの連絡をメールで交わすヒトも滅多にいないだろう。
そして、もしかするとこの数年後には……「LINE」だって「メール」と同様、 “過去の遺物”的なツールと成り果ててしまうのかもしれない?
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