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「あえて場の空気を読まない」という「空気の読み方」の必要性を考える


元お笑い芸人のネタ作家であるそうな芝山大輔氏が、『【あなたはやってない?】空気が読めない人が「会話」でやりがちなこと3選』なるタイトルのコラムを『DIAMOND online』に寄稿なされていた。とりあえずは、その「やりがちなこと3選」ってヤツを以下に紹介してみよう。

 

(1)細かいことを(いちいち)訂正する

(※[例]「こないだ◯◯がさ、渋谷で飲んでいるとき急に転んでさ……」「いや、渋谷じゃなく新宿な」)

 

(2)相手の意見や考えをすぐ否定する

(※[例]「芸人を使ったフェスをするのはどうでしょう?」「いや〜、それは厳しいでしょ」)

 

(3)興味のある話題にしか反応しない

(※「空気の読める人」はどんな話題でもまんべんなく興味を示す、または興味があるフリをする)

う〜〜〜〜〜ん……たしかに、(1)と(2)は「空気を読む」という観点に立つなら、あまりやりすぎないほうがいいに決まっている。コミュニティ内に出来上がりつつある “会話のリズム”を分断してしまい、確実に雰囲気も悪くなるからだ。

 

しかし、(3)の「興味のある話題にしか反応しない」ってえのは……仕事のミーティングならまだしも、プライベートの談笑の場などで、そこまで我慢して「興味のない話からでもなにかを学ぼう」としたり、「興味のあるフリをして不毛な相槌を打ち続ける」必要があるのだろうか?

 

申し訳ないけど、私は自腹を切らねばならない飲みの席とかで「興味のない話」をニコニコと聞き流せるほど、人間の器がデカくない。「興味のない話」は1秒でも早く終わってほしいし、終わらないなら「今日は飲み過ぎたので、そろそろ帰るわ」と、途中退出することも厭わない。

 

なので、私は「途中退出」という “最終手段”をできれば避けるため、万一「興味のない話」で周囲が異様なまでに盛り上がっている際は(※「異様なまでに〜」ってとこがポイント! 「多少」程度なら、その波が過ぎるまでじっと待機するくらいの大人な感性は兼ね備えている)、ぼーっと天井の一点を見つめたり、スマホをいじったり……と、「興味ありません」アピールを、なるべくわかりやすい格好でするようにしている。「あえて空気を読まない」ことによって「空気を変える」という、じつにハイブロー(笑)なテクニックである。

 

そもそも、「興味のない話」がしょっちゅう出てくるような “会合”にわざわざ “次”も参加したいと、私は思わない。したがって「ああ、このヒトはこの手の話題には食いついてこないんだな」と、コミュニティ内に知らしめる行為は、長期的に見れば「空気を読む」ってことになるんじゃないか? たとえば、どうしてもポケモンの話題で今後も盛り上がりたいなら、私は私で「縁がなかったということで」となんらかの大人な理由をつけて “脱退”するし、そうしたほうが、その「ポケモンの会」も円滑なかたちで広がっていくに違いない。

 

ただ! もう一度繰り返すが、こんな(屁)理屈がまかり通るのは、あくまで「プライベート」の場にかぎっての話──いざ「仕事」の場となったら、やはり芝山氏がおっしゃっていた「興味を示したり、興味があるフリをする」のが正解なのである。

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