「辛ラーメン」と言えば、唐辛子料理の本場韓国発、日本でも人気の辛旨インスタント麺。1986年の誕生以来、36年の歴史を紡いできたが、公式サイトには驚きの料理に変身させるアレンジレシピが紹介されている。今回は2品をご紹介!
■【モチモチ食感! 旨辛チヂミ】(24cmのフライパン1枚分)
最初に紹介するのは「モチモチ食感! 旨辛チヂミ」というレシピ。
通常は汁と共にいただく「辛ラーメン」が、韓国の人気お好み焼きであるチヂミになってしまうというのだが、一体どんな作り方なのだろうか……。さっそく調理を開始していこう。
≪用意する食材≫(2人分)
・「辛ラーメン 袋麺」(1袋)
・豚バラの薄切り肉(100g)
・ニラ(1/2束、50g)
・卵(1個)
・小麦粉(大さじ2)
・片栗粉(大さじ1)
・ごま油(大さじ1)
・ラー油(適量)
・酢醤油(適量)
作り方は、まず「豚バラの薄切り肉(100g)」を4cm幅に、「ニラ(1/2束、50g)」を同じく4cm幅にカットしておく。
次に、鍋に分量外の水500mlを入れ、そこに「辛ラーメン 袋麺」の麺とかやく、「豚バラの薄切り肉(100g)」を入れて中火で4分ほど煮込む。時間になったら、ざるなどにあけて湯切りをし、ボウルに移す。
そこにニラ、付属の粉末スープ、「卵(1個)」、「小麦粉(大さじ2)」、「片栗粉(大さじ1)」を加えて、よくかき混ぜておく。
最後に、中火くらいに熱したフライパンに「ごま油(大さじ1)」をひき、混ぜたタネを入れて、1cm程度の厚さにヘラなどで押さえつけながら、両面がカリッとなるまでひっくり返しつつ焼けば完成だ。
お好みで「ラー油(適量)」や「酢醤油(適量)」を回しかけてもOK。
ごま油の香ばしさが非常に食欲をそそる。見た目はチヂミそのものだが、表面にインスタント麺が見えているのがなんとも不思議。ナイフでカットし、一口いただいてみると、これが実に美味い! インスタント麺が加わったことで、表面はサクサク、中はもっちりとした見事な食感に仕上がっていた。
味付けが「辛ラーメン」のみということに若干の不安を覚えていたのだが、牛骨ベースの「辛ラーメン」のコクと旨味に、ニラの風味と豚バラの旨味が加わり、非常に完成された味わいで驚かされた。ご飯のおかずにもなりそうな一品と言えるだろう。
■【新定番!スパイ辛ナポリタン】(2人分)
次に紹介するのは、「新定番!スパイ辛ナポリタン」というレシピ。
少々謎に満ちたネーミングもさることながら、正直、韓国の定番ラーメン×ナポリタンというコンセプトに期待と不安が入り混じる……。全く味が想像できないレシピだが、百聞は “一食”にしかず、さっそく作ってみよう。
≪用意する食材≫(2人分)
・「辛ラーメン 袋麺」(2袋)
・玉ねぎ(1/2個)
・ピーマン(1個)
・ウインナー(4本)
・ケチャップ(大さじ4)
・塩(少々)
・オリーブオイル(大さじ1)
作り方は、まず「玉ねぎ(1/2個)」を薄切り、「ピーマン(1個)」の種を取って輪切りにし、「ウインナー(4本)」も斜め薄切りにしておく。
次に鍋に分量外の水、「『辛ラーメン 袋麺』(2袋)」の麺と、かやくのみを入れて中火で沸騰させる。4分30秒間煮込んだら、ザルなどにあけて湯切りをしておく。
続いてフライパンに「オリーブオイル(大さじ1)」を入れて中火で熱し、そこに玉ねぎ、ウインナー、ピーマンの順で投入し軽く炒める。
最後に先ほどの湯切りした麺、付属の粉末スープ、「ケチャップ(大さじ4)」を入れて、全体をよくかき混ぜながら炒め、器に盛れば完成だ。
インスタント麺ではあるが、見た目は慣れ親しんだナポリタンといった風合い。しかし、立ち昇る湯気からは「辛ラーメン」独特の辛さとコク深い香りも感じられ、ますます味の想像がつかなくなった。
たまらず一口いただいてみると、まずはケチャップとオリーブオイルのナポリタンらしい味わいが口に広がり、すぐに「辛ラーメン」のコクと旨味が現れた。それぞれの味わいはしっかり感じられるのに、そのどちらも喧嘩せずに調和しており、そのなんとも不思議なバランス感覚は衝撃的。タバスコをナポリタンにかけるのともまた違う深いコクがクセになる味わいで、一気に平らげてしまった。この新感覚のおいしさ、是非一度体験してみてほしい。
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