元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が20日放送の『おしゃれクリップ』に出演。父であり、読売巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄さんとのエピソードを明かした。
22歳にドラフト1位でプロ野球の世界に入った一茂。MCの山崎育三郎から「プロ野球にいきたいと思ったきっかけは?」と尋ねられると、一茂は「僕が中学の1年か2年の時に、父親がプロ野球の“ジャイアンツ”の監督を解任されたんですね。解任という言葉は今で簡単に言うと“クビ”」と切り出し、「当時のことを僕は今でもよく覚えているんだけど。続投なのか解任なのかっていう会議が朝から行われていて、良き所でうちの父親が呼ばれたわけです。家出る時に、本人がやる気満々で出てったんだよね、“来年も続投ということを言われるだろう“と。パっと夕方のニュースを見たら”電撃解任“というテロップが入るわけ」と、衝撃的な1日を振り返った。
続けて「その時に父親が言った言葉は、全く本音と違うことを言ってた。”全部自分のせいだ“と。要するに”優勝を逃したんで、私は辞めます“みたいな。自分から辞めたみたいな言い方をするわけだ。これはウソなんですよ。ウソと言うか、大人のウソだよな」と、中学生だった一茂には理解できないウソをついたことを明かし、「俺はすごくジャイアンツを憎んだわけ」と、当時の心境を明かした。
さらに「“父親を解任した、クビにしたジャイアンツ憎し”って思いで、将来的にプロ野球選手になって、ジャイアンツに入って、自分が四番を打って、サヨナラホームランで、“ジャイアンツ勝ちました”“優勝決まりました”みたいな時に、俺はホームベースを踏まないで、そのまま辞めて帰ろうっていうイメージを作って、決めて。“うん、よしプロ野球選手になろう”みたいな」と、プロを目指したきっかけを告白した。
しかし一茂は「でも今から思えばそれもきっかけなんだけど、でも本当に好きだったから続けたっていうのは間違いない」と、野球愛を明かし、トークを締めくくった。
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写真提供:(C)NTV
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