大正製薬株式会社では、細胞内に存在するミトコンドリアを活性化する酵素「マイトリガーゼ」と肌老化の関係を解明する研究をおこなっている。
本研究により大正製薬では、エイジングによる「マイトリガーゼ」の減少が引き金となり肌老化(シミ、乾燥、シワなど)につながる可能性を見出すとともに、「マイトリガーゼ」を増やす成分によって老化を遅らせる効果が期待できることを発見した。
大正製薬では、この「マイトリガーゼ」が細胞の若返りの鍵を握るのではないかと考え、柳茂教授との共同研究を進めてきた。
そして、2021年に、「マイトリガーゼ」と肌老化の関係を世界で初めて解明。
年齢とともに気になる肌悩みの引き金となっているのが、「マイトリガーゼ」の減少による老化の加速である可能性を見出した。
これは、裏を返せば「マイトリガーゼ」の減少を防ぐことが、若々しさを保つ上で重要なアプローチになることを意味している。
大正製薬では、「マイトリガーゼ」のさらなる研究と、研究成果をもとにした商品開発を通じて、健康と美を願う生活者のあらゆる悩みに対してソリューションを提供したいと考えている。
大正製薬の「マイトリガーゼ」の研究は、細胞の若返りのカギを握る酵素へのアプローチという点で、非常に画期的と言えるそうだ。
「ずっと健康で綺麗でいられたら」という願いは、女性ならず人間全ての願いでもある。
大正製薬の今後の研究に、期待したい。
【参考】
※大正製薬 先端美容研究所「マイトリガーゼ」研究紹介
https://taisho-lab.jp/research/mtligase/