P&Gジャパン株式会社が展開する「パンパース」では、紙おむつをしている0歳~3歳児のママ・パパ1,000人を対象に、外出先での育児=家ソト(イエソト)育児の実態を探る「家ソト育児調査」を実施。
ママ・パパともに外出に対する苦手意識が浮き彫りとなり、“家ソト育児インフラ”が不十分であることがわかる結果となった。
次に、ママにパパに手伝ってほしい家ソト育児を聞くと、子どもを「抱っこ」(76.4%)や「あやす」(65.2%)と並んで、6割のママが外出先でパパに「おむつの交換」(61.0%)を手伝ってほしいと訴えていることが分かった。
しかし、外出先でのおむつ交換を苦手と感じるママ・パパは多く、その理由を見ると、「おむつを交換する場所が少ない」(66.2%)や「男性トイレなど女性トイレ以外におむつ台がない」(45.4%)という意見が多い。
パパにおむつ交換を手伝ってほしくても、場所がなくてできないという実情が浮かび上がった。
不安を感じると答えた620人にその理由を聞くと、「子どもがぐずって泣き止まなさそう」(70.3%)が1位に。また、45.3%もの人が「おむつを交換できる場所が少なそう」と答え、4割以上のママ・パパが外出先でのおむつ交換に対する不安を感じていることがわかった。
おむつ交換場所の不足が、家ソト育児の苦手意識につながるひとつの要因となっていることがわかったが、外出先でおむつ台を設置してほしい場所を聞くと、「公園」(61.7%)に次いで「駅・道の駅」(43.5%)への要望が高く、ママ・パパの7割(72.4%)が、公園、駅・道の駅、SA・PAなどの「公共施設」でのおむつ台設置を望んでいるようだ。
また、おむつ台だけでなく、男性も気軽に入ることのできるベビールームを今よりも増やしてほしいかと聞くと、8割が「増やしてほしい」(80.1%)と答えている。
まずは「赤ちゃんとのおでかけ応援」として、おむつ交換台やベビーケアルームなどを設置し、赤ちゃん連れのママ・パパのお出かけをサポートすることで、ご家族の皆さんが笑顔で楽しく過ごせる時間が増えるよう支援する。
「おでかけ応援」の第1弾の活動として、群馬県の「道の駅 川場田園フラザ」をはじめとする全国の道の駅などの公共施設に順次、誰でも使えるおむつ交換台の導入支援を行い、1月21日(火)からは実際に設置がスタート。また、公共施設にベビーケアルームmamaro(設置型授乳室)の設置を手掛けるTrim社とパートナーシップ契約を結び、今後ニーズの多い施設への導入サポートを計画している。
育児の難しさにつまずくすべてのママやパパに少しでも寄り添いたいと始まったパンパースの「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクトに要注目だ。
【参考】
※パンパース「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクト 公式ページ
https://www.pampers-sukusukupoint-official.com/watashirashii-kosodate/