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スタンフォード式 体を動かすことは喜びと希望に・不安や孤独感解消



為末大氏推薦「動けば、幸せになる」
「体を動かすこと」の効用を解き明かしている単行本『スタンフォード式人生を変える運動の科学 』が発売された。著者は『スタンフォードの自分を変える教室』などの著作で知られる心理学者のケリー・マクゴニガル氏である。

また、翻訳は『スタンフォードの自分を変える教室』などの翻訳の実績がある神崎朗子(かんざきあきこ)氏が担当。四六判で312ページ、大和書房から発売され価格は1600円(税別)である。

「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選出
マクゴニガル氏はスタンフォード大学でヒューマニスティック医学を研究し、講師を務める。世界的な経済誌『フォーブス』は同氏を「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選出。著作の『スタンフォードの自分を変える教室』は20か国で刊行され、日本でも60万部のベストセラーとなっている。

世界的に外出が制限されるなど、これまでとは違う日常が続いているが、同氏は毎日の運動のおかげで希望を持って過ごしているという。新刊では、心理学から神経科学、人類学まで最新知見を結集。不安や孤独感を消し去り、喜びと希望を与えてくれるという運動の力を解き明かしている。

活動が制限される中 体の健康・心の健康に
健康増進のため、ダイエットのために運動を続けている人は少なくないが、運動で得られる効果はそれだけにとどまらない。脳内化学物質の活性化でうつ病、不安症、孤独を防ぎ、幸福ホルモンとも呼ばれるエンドルフィンにより人との絆が深まるという。

一方、毎日の平均歩数が5649歩未満になると、不安や落ち込みが増大するという。同書は新型コロナウイルス対策で困難な状況にある中、体の健康、心の健康に役立つ一冊となっている。

(画像はAmazon.co.jpより)


【参考】
※スタンフォード式人生を変える運動の科学 - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。新刊案内、書籍目録、連載エッセイ、読者の広場。
http://www.daiwashobo.co.jp/book/b506765.html


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