P&G株式会社の調査によると、20代以上の2人に1人以上の女性がUI(尿もれ)の経験を持つことが判明した。
若い世代にも多いUI(尿もれ)だが、依然として「高齢者の症状」という誤った認識を持っていたり、UI(尿もれ)を経験しても誰にも相談できないという悩みを持つ人多いのではないだろうか。
そうした尿もれにまつわる「恥ずかしさ」や「抵抗感」をやわらげたいという想いのもと開発されたのが、新・吸水ケアブランド「ウィスパー」だ。
今回UI(尿もれ)をサポートする専用吸水ケアブランドを立ち上げるにあたり、より身近な存在で、安心できる、頼りになる存在でありたいとの想いから、多くの人が認知している「ウィスパー」をブランド名にしたという。
「UI(尿もれ)」は誰にでも起こること。妊娠や出産、加齢(閉経)などのライフイベントのみならず、肥満、食生活、運動習慣、座り過ぎなどの現代の生活習慣にも起因する。
また「UI(尿もれ)」の受け止め方や向き合い方も人それぞれで、「年をとった気分になる」「誰にも相談したくない」など精神的ダメージを受けている人もいる。
P&Gでは尿もれという言葉の抵抗感をやわらげるため、「尿失禁(尿もれ)」を意味する用語「Urinary Incontinence」の略称である「UI」を積極的に使い、尿もれに対する理解や適切なケア方法がより多くの人に広まるよう「UI(尿もれ)」啓発活動にも努めていく。
松本志のぶさん、虻川美穂子さん、上脇結友さんがウィスパーブランドアンバサダーとして、さらにまだ経験がないがUI(尿もれ)を学ぶ立場のゲストとして菊地亜美さんも登場し、トークセッションを行った。
UI(尿もれ)に気づいたきっかけについてはアンバサダー3名ともが「妊娠出産」だという。「20代なのにショックだった…」(上脇さん)、「産めばなおると思っていたら産んだ後も続いた」(虻川さん)、「子どもを抱っこしたりあやしたりしていた時にヒヤッとしたものを感じた。最初は認識がなかったが、最近になってUI(尿もれ)だということに気づき、ショックと同時に納得感もあった」(松本さん)と、それぞれが経験を語った。
イベントには、女性のための泌尿器科「ウロギネコロジー」の専門家で亀田総合病院 ウロギネセンター長の野村昌良先生も登場。「UI(尿もれ)の原因は骨盤底筋の脆弱化にあり、これは激しいスポーツ、肥満、座り仕事、介護などでもなる可能性がある」と語った。
さらにUI(尿もれ)の対策方法としては骨盤底筋を鍛えることが一番簡単であること、1日5分でもテレビを見ながらや電車に乗った時など、継続して鍛え続けることが大切だと語った。
また、会場には20代から50代の一般の女性30名が招待されており、手元のボタンでアンケートを実施した。
その結果、今までにUI(尿もれ)を経験したことのある人は13人、またUI(尿もれ)について誰かに相談したことがある人は2人ということが明らかになった。
「約半分の人がUI(尿もれ)の経験があると知り、普通にみんなあることなんじゃないかと思った」と菊池さん。松本さんも、「友人が旦那にUI(尿もれ)を話したら『やばいんじゃない?』と言われたけど、UI(尿もれ)の知識が男女関わらずに広まれば、こういった偏見もなくなると思う」と語った。
その大きな特長は、尿を吸水しても“うすくてさらさら”な状態を保てること。パンパースで50年以上の実績を持つP&Gは、同じ吸水のメカニズムをウィスパーにも活用。近年開発した1層構造でも高い吸水力を保つことができる「スリムシート」を採用し、うすさと吸水力を両立している。
今回のトークセッションではその吸水力を実際に実験。1回で漏れてしまう尿の量と言われている15mlの液体が入った風船を用意。3つ割って3回分の液体をウィスパーが受けとめたが、表面はさらさらで液体がついていないところと同じ感触だとゲストも驚いた様子だった。
また、液体を吸ったウィスパーをねじるという実験も行われたが液体が染み出すこともなく、一度吸水したものは逆戻りしないという安心感が実感できた。
店頭で買う際に抵抗感がないよう、紫を基調とした花モチーフの上質感あるパッケージデザインを採用。個装にも気持ちが華やぐような工夫を凝らし、フェミニンさを感じる複数の柄があしらわれている。
吸水ケアブランド「ウィスパー」は、女性のライフイベントや現代の生活習慣による体の変化に寄り添い、「自分らしく充実した豊かな毎日」を応援してくれるパートナーとなってくれるはずだ。
ストレスない日々を過ごすために、こうしたケア製品をうまく活用してほしい。
【参考】
※ウィスパー公式サイト
http://www.whisper.jp
※P&Gジャパン
https://jp.pg.com/