著者は東京大学大学院医学系研究科乳腺内分泌外科学助教で、がん相談支援センター副センター長、外見ケアが専門の分田貴子氏である。
分田貴子氏は、国立がん研究センター中央病院で免疫治療を研究し、患者の外見変化の問題を目の当たりにしたことから、カバーメイクの研究を始めている。その後、イギリスでの研修を経て、東大病院にカバーメイク・外見ケア外来を立ち上げている。
新刊では、がん治療の副作用による外見の変化をカバーメイクや、ウィッグ、補正下着で目立たなくする活用法を解説。まず女性に多いがんについて解説され、抗がん剤治療と放射線治療の副作用やその対処法について、心のケアについて、また、東大病院の外見ケアサービスについても触れている。
(画像はAmazon.co.jpより)
【参考】
※女性のがんと外見ケア
https://www.sociohealth.co.jp/book/detail/30210506.html