【シドニー時事】オーストラリア政府は23日、同国でニュース記事の表示を制限していた米交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(FB)が、数日以内に記事表示を再開することになったと発表した。FBなどIT大手にニュース記事使用の対価支払いを強制する豪州の法案について、一部を修正することで双方が合意したため。  同法案をめぐり、FBは豪政府と対立。18日から豪州のFB利用者がニュース記事の閲覧や共有ができなくなる措置に踏み切っていた。  豪政府によると、FBなど記事を表示するプラットフォーム(基盤)の提供企業と報道機関が、使用料の支払いで合意できなかった場合の仲裁手続きを定めた部分などを修正する。FBは声明で「われわれがニュース表示の決定権を保持し、自動的に交渉を強制されないことが明確になった」と説明した。  同法案は今週、議会で可決される公算が大きい。記事使用の対価支払いを強制する枠組みが導入されれば世界で初めてとなる。ロイター通信によると、カナダや英国なども似たような枠組みの法制化を検討している。 【時事通信社】

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記事名:「FB、豪で記事表示再開へ=「使用料強制」法案修正で合意