日本には入浴する習慣がありますが、海外に出るとバスタブがない宿泊施設や賃貸物件もあります。「日本では健康のためにほとんど毎日入浴しているのにどうしよう」と筆者のように思う方もいるでしょう。
そこで3ヶ月以上海外(スウェーデン)に滞在している筆者が、海外長期滞在でバスタブがない場所でも健康維持できる方法5選を紹介します。
バスタブがない場所での健康維持できる方法5選
数ヶ月滞在する際、滞在する部屋に浴槽がなくて「身体をあたためてほぐせない」「貴重なリラックス時間がない」と不安に思う方もいるかもしれません。筆者も海外に長期滞在の際に「入浴はしばらくできないのか」と憂いに思ったり、数ヶ月経って「そろそろ入浴したいなぁ」とバスタブが恋しくなったりしたことがあります。
もちろん途中でバスタブのある宿泊施設や賃貸物件に切り替えるのもアリですが、シャワーのみのところと比較すると滞在費が高くなるでしょう。バスタブありの物件は高く切り替えられず、 バスタブがない場所で長期滞在することになっても健康維持できる方法5選 を見ていきましょう。
ストレッチ
ストレッチは どの国にいても実践できる健康方法 です。基本的に必要なものは 自分の身ひとつで、気軽に今すぐにでも始められますよ。
特に、朝起きた後と夜眠る前に行うとより効果的です。朝起きた後のストレッチは脳が活性化され、 勉強や仕事などの効率が上がります。 夜眠る前のストレッチは身体の血行が良くなり、寝つきもスムーズになって 睡眠の質を向上できますよ。
筆者は元々日本に住んでいるときからストレッチの習慣があったので継続していますが、あえてストレッチをしない週を作ったところ、肩や首の凝り、冷え性などの不調を感じた経験があります。また、心なしかメンタル的にも落ち込みやすくもなりました。
現代はパソコンを使うことが多く便利な一方、なおさら身体は凝り固まりやすく、オンラインニュースやSNSなどでネガティブなものを見て精神的に疲れることも。しかし、ストレッチを再開してからは徐々に 体調が回復し、ストレス発散にもなりメンタル面も向上しました。
そのため、軽い運動にも気分転換にもなるストレッチは、バスタブがない場所でも手軽に健康維持できる方法です。海外に長期滞在をしていて少しでも不調を感じた際、ぜひ試しにストレッチしてみましょう。
ハンドガンマッサージ機でのケア
ハンドガンマッサージ機でのケアは、バスタブがない場所での健康維持方法に特に効果的に健康維持できる方法です。また、 マッサージ屋さんの値段が高い国でもおすすめします。
筆者は、海外移住した友達のすすめでハンドガンマッサージ機を購入しました。主に街を歩き回った後や運動後、寝る前に使っていますが、 疲れを癒して翌日に持ち越さずに過ごせています。
購入してから数ヶ月と日本を離れていますが、バスタブなしの生活を支えてくれている実感があります。ハンドガンマッサージ機さえあれば、 いつでもどこでも身体の凝りやむくみを解消できますよ。
日本国内では、楽天市場やAmazonなどオンラインショッピングでも購入できますが、広範囲もピンポイントもケアできる アタッチメントが数種類ついているものをおすすめします。
ウォーキング・ランニング
ウォーキングやランニングなどの運動習慣も、バスタブがない場所で健康維持するのに有効的です。ストレッチと同様に自分の身ひとつで、 今すぐに始められます。
筆者はスウェーデン・ストックホルムに滞在中ですが、色とりどりの美しい建築物や豊かな自然を楽しみながら、毎朝ウォーキングやランニングをしています。また、ガイドブックには載っていないローカルなカフェやベーカリーなどのお店も見つけられるので楽しいですよ。
ウォーキングは20分以上、ランニングは15分前後行うと 「幸せホルモン」と呼ばれる物質「セロトニン」の活性化が起こるのでメンタル面も向上します。 頭の回転もはやくなるので、充実した1日を過ごせるでしょう。
調子や気分が良いときはランニング、なんとなく気乗りしない日はウォーキングと使い分けても問題ないため、運動が苦手な方でも取り入れやすいですよ。ウォーキングやランニングの後にもストレッチやハンドガンマッサージ機で自分自身をケアするとさらに良いですね。
スポーツイベントへの参加
必須ではありませんが、現地のスポーツイベントへの参加は 身体的にも精神的にも健康に保つのに効果的 でしょう。MeetupやFacebookで検索すると、現地のスポーツイベントが多く出てきます。
筆者は、普段のウォーキングやランニングに加えて週に1回、スウェーデン・ストックホルムで現地の友達と一緒にバドミントンのイベントに参加しています。友達と一緒に身体を動かせるので、さらに楽しいですよ。
また、さまざまなバックグラウンドの人たちとプレイできて、現地の思わぬ情報を聞くことも珍しくありません。 健康維持とメンタル向上、友達づくりもできて一石三鳥です。
十分な水分補給
気温が高い国でも低い国でも、十分な水分補給は健康維持に欠かせません。私たち人間の身体の半分以上は水分で成り立っているため、 水分不足は風邪や便秘、肥満や肌荒れなどさまざまな不調につながります。
暑い国の場合、十分な水分補給ができていないと脱水症状や熱中症などになりやすいことからも分かりやすいでしょう。しかし、寒い国でも「身体が冷えるから」「汗をあまりかかないから」と水分補給を怠ると、肌やのどが乾燥しやすくなったり、血流が悪くなってむしろ風邪で体調を崩しやすくなったりしがちです。
筆者は1日2L以上の水分補給をしています。もし「冷たい水が苦手」という場合は、 常温水や白湯で水分補給すると身体がポカポカと温かくなりますよ。 また、「そんなに水が飲めない」という方はお気に入りのマグカップやマイボトルを購入し、 目に入るほど近くに置いておくと無意識にこまめに水分補給できる ので、試してみてはいかがでしょうか。
バスタブがなくても代わりの方法で健康維持できる!
3ヶ月以上海外(スウェーデン)に滞在している筆者が、バスタブがない場所での健康維持できる方法5選を紹介しました。
私たち日本人は入浴する習慣が根付いているので、バスタブがない宿泊施設や賃貸物件が通常運転の国に長い間滞在するのはなかなか大変ですよね。しかし、現地の人たちがバスタブなしの生活でも問題なく過ごしているということは、 入浴に代わる健康維持方法 があるということです。
海外でバスタブなしの宿泊施設や賃貸物件に長期滞在する場合は、ぜひこちらの記事を参考に 健康維持を心がけましょう。
Hikaringo
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。