イギリス北部に位置するスコットランドの首都エディンバラ。
歴史的な建築物が多くの残る旧市街がある一方、18世紀以降に整備された新市街もあり、二つのロマンティックな街並みが楽しめます。
今回は、エディンバラのおすすめ定番観光スポットとエディンバラで食べておくべき名物料理をご紹介。
街全体が世界遺産となっている、イギリススコットランドの首都エディンバラ。
名前だけ聞いたことあるという人も多いのではないでしょうか。歴史的建造物がずらりと建ち並ぶ旧市街と、18世紀以降に造られた新市街が隣接していて、街自体がユネスコの世界遺産に登録されているだけのこともあり、イギリスではなんとロンドンの次に観光客が多い街です。
スコットランドの首都とはいえ小さな都市で、短い滞在期間でもあらかじめ効率よく旅程を立てておけば 1泊でも十分に一通りの観光が可能。
イギリスのほかの都市観光のついでに訪れてみても良いでしょう。
では、早速見どころを紹介していきます!同時に、エディンバラで食べておくべき名物料理も紹介します。
おすすめ観光スポット6選
エディンバラ城
エディンバラの外せない観光スポットといえば、やっぱり街のシンボル的存在の「エディンバラ城」です。岩山の上にそびえ立つエディンバラ城からみる街並みは絶景です。
王室の宝物「三種の神器」と「宿命の石」が飾られているロイヤルパレスやグレートホールなど、エジンバラ城は見どころが多いので、じっくり見たい方は観光所要時間は2時間ほど見ておくとよいでしょう。
13時ちょうどに空砲を撃つ「ワン・オクロック・ガン」が恒例のイベントになっているのでぜひこの時間に訪れてみましょう。
コロナ感染症の影響でイギリスの多くの観光地では入場券の事前予約がスタンダードになっています。チケット購入はオンラインで 事前購入すると割引きがある のでオススメ。
ロイヤルマイル
こちらはエディンバラ旧市街のメインストリート「ロイヤルマイル」です。エディンバラ城からホリールードハウス宮殿まで伸びる1マイル(約1.6km)ある一本道で、石畳の敷かれた緩やかな坂道となっています。道の途中には赤い電話ボックスや赤い2階建てバスなど、イギリスらしい風景も見られます。脇にはレンガづくりの建物が建ち並び、協会やお土産ショップやパブなども数多くあります。
経済学者であるアダム・スミスの故郷でもあり、彼の銅像もこのロイヤルマイルに建てられています。民族衣装を着たパグパイプを吹いている人にも出会えます。
歴史を感じながら楽しめるストリートを散歩してみましょう。
スコットランド国立博物館
歴史や文化を中心に、さまざまな展示を行っているのが「スコットランド国立博物館」で、スコットランドについて知りたい人には最適なスポットです。16のギャラリーで8000以上もの展示品があり、入場無料とは思えない充実した内容。中でも、 世界初の哺乳類の体細胞クローン羊・ドリーに関する展示 はここでしか見れないとあって大注目。
屋内なので雨の日でも気にせず訪れられるのがまた良いところです。
カールトン・ヒル
小高い丘にある「カールトン・ヒル(Calton Hill)」です。徒歩でも僅か8分程度で丘の頂上に行くことができるとあって、観光客はもとより地元民にも愛される絶景スポットです。
日中はもちろん、ここから見える夕暮れは一段と美しく、夜景も楽しむことができます。
ちなみに、より自然な絶景を見たい方や登山が好きな方は、カールトン・ヒルからも眺められるこの大きな丘、アーサーズ・シートをおすすめします。カールトン・ヒルは10分も歩かないのに比べ、アーサーズ・シートは最低40分くらいかかります。
エディンバラ市内中心から少し郊外のホリールード公園内にあるため、時間や体力に余裕がある方は訪れてみましょう。
スコッチウイスキー・エクスペリエンス
スコットランドといえばウィスキーとして知られるスコッチウィスキー。
こちら「スコッチウィスキーエクスペリエンス」では、スコッチウィスキーの歴史や種類、作り方などを知ることができます。ゴンドラに乗りながらウィスキーの製造工程を学べるツアーアトラクションでは、楽しみながら学ぶことができます。
英語が苦手な方も大丈夫。 日本語の音声案内も有る ので安心して体験してきましょう!
ツアー最後には、貯蔵所に収められている世界最大のスコッチウイスキーのコレクションでのウイスキーテイスティングができ、地方によって匂いや味の異なるスコッチウィスキーを試飲することができます。
テイスティングで使用したクリスタルグラスは、ツアーの思い出として持ち帰り可能です。お酒好きの方にはたまらないツアー間違いなし!
お土産ショップでは、お土産にぴったりのミニサイズのスコッチウィスキーや、ウィスキーのチョコレートなどお菓子、その他雑貨グッズなどもあり充実していますよ。
セントジャイルズ大聖堂
旧市街の中心に位置している、スコットランド国教会の大聖堂「セントジャイルズ大聖堂」は、19世紀から20世紀に造られた教会内部のステンドグラスが見どころ。
入場は無料ですが、 写真撮影をする場合£2料金が発生 します。無断で撮影しないよう注意しましょう。
営業時間は月曜~土曜が9:00~17:00まで、日曜が13:00~17:00までと、夕方までなので行きそびれないよう注意しましょう。
食べるべき名物料理
ハギス
スコットランド料理を代表する存在であるのがハギス(Haggis)。
ハギスとはスコットランドの伝統料理で、原材料に羊のレバー・心臓・肺をミンチ状にしたひき肉と、玉ねぎをスパイスで調味した具を羊の胃袋に詰めて焼いたものです。
味の強いソーセージのような感じで、癖があるので口に合わない人も多数のようですが、スコッチウイスキーのつまみにしてもよく合います!
スコティッシュ・ブレックファースト
イギリス人は朝食にかなり比重を置いていて、スコットランドも同じようにブレックファースト文化が根付いています。かなりボリューム満点ですが、朝食をしっかりとって1日元気に観光しましょう。
ハギス、ブラックプディング、たまご、ベーコン、マッシュルーム、トマト、トーストがプレートに盛られているのが定番で、名物料理が含まれているので、朝ごはんだけでもスコットランドグルメを十分に楽しめます。
また、北欧のサーモンはどこも美味しいことで有名ですが、スコットランドのサーモンも大変美味しいです。ノルウェー産サーモンが日本では人気ですが、スコットランド産は更に上質なんだとか。朝食メニューについていることも多いです。
ブラックプディング
スコティッシュブレックファーストの中でも特に名物なのが、豚の脂身と血・小麦粉やオートミールでできたソーセージの一種のブラックプディング。血が混ぜてあることで味は結構独特。苦手という日本人も多いのも事実ですが、興味のある方は思い切って挑戦してみましょう。
ムール貝
海に囲まれたスコットランドには漁港がたくさんあり、特にここエディンバラは海に面していて海鮮料理も有名です。特に美味しいのがムール貝のワイン蒸し。エディンバラから車で30分ほど行ったところに Musselburgh (ムール貝の街)という名の町があるほど。
ハギスやブラックプディングなど、お肉が苦手な方は海鮮をチョイスするとよいでしょう。
スコットランドの名物料理はあまり日本人には馴染みはありませんが、なかなか食べる機会もありませんので、ぜひトライしてみてください。
いかがでしたか?
以上、スコットランドの首都エディンバラの観光スポットと名物料理を紹介しました。
しっかり計画を立て、美しいエディンバラを堪能しましょう!
https://www.veltra.com/jp/europe/uk/scotland/?sid=1554
Miru
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。