starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【関東】犬連れで参拝できる神社9選|愛犬のペット祈願・御朱印・お守りも


愛犬とのおでかけ先を探していると、意外と壁になるのが神社です。「境内はペット不可」と書かれた立て札を見て、鳥居の前で引き返した経験がある方も多いのではないでしょうか。

実際、犬連れで参拝できる神社は関東でもごくわずか。かつては受け入れていたものの、マナー違反が重なって同伴を取りやめた神社もあります。それでも、動物と信仰が深く結びついた歴史を持ち、愛犬を家族として迎えてくれる社は確かに存在します。

今回は関東で愛犬と参拝できる神社を9社と、鳥居をくぐる前に知っておきたいマナーをまとめました。


犬連れで参拝できる神社が少ないのはなぜ?


神社の境内は神様がお鎮まりになる神域です。神道では古くから「穢れ(けがれ)」を避ける考え方が重んじられてきたこともあり、動物の立ち入りを遠慮していただく社が多数派となっています。加えて、排せつやマーキング、鳴き声によるトラブルなど、現実的な理由から同伴をお断りしているケースも少なくありません。


一方で、動物と神社は決して無縁ではありません。ニホンオオカミを神の使いとして祀る狼信仰の社や、家畜の健康を守る神を祀るお社は各地に残っており、そうした信仰を持つ神社が現代の「ペットの守り神」として親しまれるようになりました。


ただし忘れてはいけないのが、同伴を認めるかどうかは各神社のご判断だということです。埼玉県秩父市の三峯神社は、狼を「お犬さま」として大切にしてきた神社でありながら、一部の参拝者のふるまいを受けて令和元年7月1日よりペット連れでの境内立ち入りを控えるよう告知しています(盲導犬・聴導犬・介助犬などの補助犬は従来どおり)。「同伴OK」は当たり前に与えられた権利ではなく、神社側の配慮によって成り立っているものだと、まずは心に留めておきたいところです。


【犬の神様に会いに行く】信仰そのものが動物とつながる神社


【東京都】武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)


標高929メートルの御岳山の山頂に鎮座する、犬連れ参拝の聖地ともいえる古社です。山岳信仰・修験道の霊場として発展し、現在は多くの愛犬家が全国から足を運びます。


ご祭神のひとつが、ヤマトタケルを導いたと伝わるニホンオオカミの神格化「大口真神(おおくちのまがみ)」。「おいぬ様」の愛称で親しまれ、災難除けや旅行安全に加え、「おいぬ」が「老いぬ」に通じることから健康・長寿の神としても信仰を集めてきました。境内には犬のための手水も用意され、愛犬とともに参拝できる環境が整えられています。麓と山上を結ぶケーブルカーもペットの乗車に対応しており、山頂までのアクセスも安心です。


愛犬の御祈祷は、屋外の遥拝所で飼い主とともに受けられます。犬の形をした形代(かたしろ)に愛犬の名前を記して体を撫で、けがれを移してお焚き上げしていただく古式ゆかしい作法が印象的です。授与所では愛犬向けのお守りや愛犬みくじも用意されています。なお神社からは、三が日の愛犬連れの初詣は勧めないこと、年明けから十日ほどは愛犬の御祈祷を休止することが案内されています。坂道や石段が続く道のりは愛犬にとって負担にもなるため、時期と体調を見て訪れましょう。


【神奈川県】座間神社(ざまじんじゃ)


「相模の飯綱(いづな)さま」と親しまれてきた古社で、全国的にも珍しいペットのためのお社を持つ神社として知られています。


境内社の「伊奴寝子社(いぬねこしゃ)」は、かつて家畜を疫病から守るために祀られていた蚕神社を受け継ぐかたちで2012年に創建されました。専用の小さな鳥居をくぐると、狛犬と狛猫が向かい合って参拝者を迎えてくれます。この石像の頭を撫でると願いが叶うと伝えられており、愛犬とともに手を合わせる飼い主の姿が絶えません。境内は犬猫と一緒にお参りでき、朝の散歩がてら立ち寄る地元の方も多い、開かれた雰囲気が魅力です。


健康長寿や病気平癒、手術の成功、交通安全など、飼い主の願いに合わせたペット祈願を受け付けています。長生きのお祝いをする成犬式・成猫式といった、この社ならではの祈願があるのも特徴です。ペット向けの授与品やおみくじ、絵馬もそろっています。御祈祷は予約制のため、事前の申し込みをお忘れなく。


【千葉県】愛育神社(めぐしじんじゃ)


九十九里の白子町に鎮座する、動物のお祓いと祈願を行う神社として全国で初めて開かれた社です。平成21年12月の創建と歴史は新しいものの、ペットのための神社として全国から参拝者が訪れます。


境内には犬や猫、小動物の守り神が各所に祀られ、動物のための場所であることが空間そのものから伝わってきます。参拝者一人ひとりの話をていねいに聞いたうえで、もっともふさわしいお祓いや祈願を行うという姿勢も、この神社ならでは。お祓いや祈願にかかる初穂料の一部とお賽銭は、動物関連の支援団体へ寄付されています。愛犬の健康を願う時間が、そのまま別の動物たちの支えにもなる仕組みです。


ペットのお守りは種類が豊富で、夜の散歩に役立つタイプや安産祈願のものまでそろっています。お祓い・御祈願は完全予約制です。訪れる際は必ず事前に連絡を入れてから向かいましょう。


【ご祈祷で節目を祝う】愛犬のお祝いができる神社


【東京都】市谷亀岡八幡宮(いちがやかめがおかはちまんぐう)


市ヶ谷駅から歩いてすぐ、ビルに囲まれた石段の上に建つ、都心では希少なペット同伴可の神社です。ペット祈願に本格的に取り組む神社としても広く知られています。


創建は文明11年(1479年)。江戸城を築いた太田道灌が、西方の守護神として鎌倉の鶴岡八幡宮の御分霊を勧請したのがはじまりで、「鶴岡」に対して「亀岡」と名づけられました。三代将軍徳川家光や桂昌院の信仰も集めた由緒ある社で、境内には新宿区内で唯一の銅鳥居など、区の文化財も残されています。都心の喧騒がふっと遠のく、静かな時間が流れる場所です。


特徴的なのが、愛犬の節目を祝えるご祈祷です。3歳・5歳・7歳の節目に健康長寿や病気平癒を願うペットの七五三をはじめ、飼い主とペットが一緒に受ける年始のご祈祷も行われています。いずれも一組ずつていねいに奉仕するため予約制で、年始の祈祷は予約枠が設けられ早い時期に埋まることもあります。亀甲柄に肉球をあしらったものなど、ペット向けの授与品が充実しているのも楽しみのひとつです。


【群馬県】冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)


京都の伏見稲荷大社や愛知の豊川稲荷などと並び「日本七社」に数えられる稲荷社で、源義経が伏見稲荷の御分霊を勧請したと伝えられています。


「宮の森」と呼ばれる緑豊かな境内には、縁結びの実咲社、夫婦や親子の絆を結ぶ聖天宮など多くのお社が点在し、群馬県の重要文化財に指定された本殿・拝殿も見どころです。春には緋紅色の木瓜(ぼけ)の花が咲き、写真映えするスポットとしても人気を集めています。境内にはペットのためのお社も設けられており、愛犬と歩きながら参拝できます。


公式にペット祈願を受け付けており、家内安全や開運心願成就といった各種祈願と同じ窓口で申し込めます。夏には愛犬もくぐれる茅の輪が用意されるなど、季節ごとの神事に一緒に参加できるのもうれしいところ。ペット用の授与品も用意されています。混雑する時間帯もあるため、日時の確認を兼ねて事前に問い合わせておくと安心です。


【江戸の名社を下町さんぽとともに】都心で立ち寄りやすい神社


【東京都】神田明神(かんだみょうじん)


正式名称は神田神社。神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108か町会の総氏神で、「江戸総鎮守」として崇敬を集めてきた東京を代表する古社です。


創建は天平2年(730年)と伝わります。御祭神は、縁結びの神である大己貴命(だいこく様)、商売繁昌の神である少彦名命(えびす様)、除災厄除の神である平将門命の三柱。朱塗りの隨神門をくぐると、都心とは思えない厳かな空気が広がります。境内の厩舎には神馬の神幸号がおり、散歩の時間に出会えることもあります。


ペット同伴で参拝でき、夏越の大祓の時期にはペット用の小さな茅の輪が設けられるのが特徴です。首輪に付けられるペット向けのお守りも授与されており、写真をSNSに投稿する愛犬家のコミュニティも生まれています。建物内は同伴できないほか、初詣シーズンは大変な混雑になるため、時期をずらしての参拝がおすすめです。


【東京都】富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)


「深川の八幡さま」と親しまれる江戸最大の八幡宮です。門前仲町の下町情緒とあわせて楽しめる立地で、参拝後のおさんぽコースが組みやすい神社でもあります。


江戸時代のはじめ、永代島と呼ばれたこの地に八幡宮が勧請されたのがはじまりと伝えられています。江戸勧進相撲発祥の神社として知られ、境内には横綱力士碑をはじめ大相撲ゆかりの石碑が数多く建立されています。測量の旅立ちにあたり参拝したという伊能忠敬の像が立つのも見どころのひとつ。8月の深川八幡祭りは江戸三大祭りに数えられ、深川七福神の恵比須神としても信仰を集めています。


境内はリード着用で愛犬と一緒に参拝できます(建物内は同伴不可)。愛犬の健康と安全を祈願したペット用のお守りが授与されており、首輪やリードに取り付けて持ち歩くことができます。境内では定期的に骨董市やフリーマーケットが開かれ、その日は人出が多くなるため、ゆっくり参拝したい場合は開催日を確認してから訪れると安心です。


【参拝後のおさんぽまで楽しめる】自然とセットで巡る神社


【神奈川県】森戸神社(もりとじんじゃ)


葉山の総鎮守として親しまれる古社で、源頼朝が三嶋明神の御分霊を勧請して創建したと伝わります。海に突き出すように建つ社殿からの眺めは、神奈川の景勝50選にも選ばれた絶景です。


森戸大明神の境内に並ぶ境内社のひとつが、保食神(うけもちのかみ)を祀る畜霊社です。もともとは牛などの家畜に疫病が流行した際、参拝すると病から免れると信じられてきたお社で、現在はペットの守護神として厚い信仰を集めています。境内はペット同伴が可能で、参拝を終えたら本殿裏手から森戸海岸へ。天気に恵まれれば江の島や富士山まで見渡せる海辺の散歩は、愛犬にとっても格別の時間になるはずです。


授与所では犬と猫それぞれのお守りが用意され、鈴の部分が動物の形になっているのが愛らしいところ。ペット用の絵馬も授与されています。海沿いにはペット同伴可能なカフェも点在しているため、一日かけてゆっくり過ごすプランが組みやすいエリアです。


【埼玉県】秩父今宮神社(ちちぶいまみやじんじゃ)


秩父の市街地にありながら、一歩足を踏み入れると空気が変わる、水と龍にゆかりの深い古社です。秩父神社からも歩ける距離にあり、秩父さんぽに組み込みやすい立地も魅力です。


武甲山からの霊泉に水神を祀ったのが起源と伝えられ、のちに伊邪那岐大神・伊邪那美大神が祀られました。役行者が霊泉のかたわらに八大龍王神を合祀したことから神仏習合の一大霊場として栄え、現在も龍神信仰の社として知られています。境内には御神木がそびえ、清らかな湧き水が今も流れ続けています。


愛犬と参拝できる数少ない神社のひとつで、境内にはペットも一緒にくぐれる小さな茅の輪が設けられているのが大きな特徴です。境内でのペット同伴は可能ですが、必ずリード着用または抱っこ/カート使用とし、境内で排せつさせないためのマナーウェア装着が推奨・義務付けられています。大切な家族のけがれも一緒に祓っていただけます。首輪などに付けられるペット向けのお守りも授与されており、龍にちなんだおみくじや御朱印など、参拝の楽しみが多い神社です。


愛犬と鳥居をくぐる前に知っておきたい参拝マナー


出かける前に確認しておきたいこと


同伴の可否は、神社のご判断で変わります。「以前は入れた」という情報を鵜呑みにせず、必ず公式サイトや電話で最新のルールを確認してから出かけましょう。犬種やサイズによる制限、抱っこやカートの指定、時期による受け入れ停止などが定められている場合もあります。


  • 境内は同伴可でも、社殿など建物の中は立ち入り不可が基本です

  • 初詣や七五三シーズンは境内が非常に混雑します。愛犬の安全のためにも時期をずらすのが賢明です

  • ご祈祷を希望する場合は予約の要否と受付時間を事前に確認しましょう

  • リード、マナー袋、水を流すための飲料水、マナーウェアやカートは必ず持参します

  • 石段や坂道が続く神社、砂利の参道は足への負担が大きいもの。夏場は地面の熱さにも注意が必要です


境内での立ち居振る舞いとNG行動


神域では、飼い主のふるまいがそのまま神社の印象になります。愛犬から目を離さず、周囲の参拝者への配慮を最優先にしましょう。とくに排せつは、同伴禁止に転じるもっとも大きな原因です。境内に入る前に済ませておき、万が一に備えてマナーウェアを着用させておくと安心です。


  • リードは短く持ち、伸縮リードは必ずロックして使います

  • 参道の中央は神様の通り道とされています。端を静かに歩きましょう

  • 境内での排せつは厳禁です。粗相をしてしまった場合はすぐに片づけ、水で洗い流します

  • 手水は人のためのもの。柄杓を愛犬に使うのは避けましょう

  • 社殿や授与所の前では、抱っこやカートに切り替えると安心です

  • 犬が苦手な方や小さな子どもとすれ違うときは、距離を取って道を譲ります

  • 吠えが止まらない、落ち着かないときは無理をせず、いったん境内の外へ出ましょう

  • 屋台が出る時期は、食べこぼしの誤飲に注意が必要です。ネギ類やチョコレートなど危険な食品も落ちています


受け入れてくれる神社への感謝を


愛犬と並んで手を合わせる時間は、日々の散歩とはまったく違う特別なものです。その時間が成り立っているのは、神社が「家族の一員」としてワンちゃんを迎え入れてくださっているからにほかなりません。


一度失われたルールを取り戻すのは簡単ではありませんが、一人ひとりが節度を守れば、この扉は次の世代の飼い主にも開かれ続けます。参拝の作法とマナーを整えて、愛犬とともに気持ちのよい一日を過ごしてくださいね。なお、ペット同伴のルールや御祈祷の受付内容は変更されることがあります。おでかけ前には各神社の公式サイトで最新情報をご確認ください。


YOKKA編集部

余暇プランナー

気軽に始められる趣味さがしや休日の過ごし方など、余暇の時間を充実させる情報を発信する体験発信メディア「YOKKA」の編集部です。新たな挑戦のスタートをそっと後押しし、日々の暮らしを豊かにするアイデアをお届けします。

【関東】犬連れで参拝できる神社9選|愛犬のペット祈願・御朱印・お守りも

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.