ひとり旅で自由気ままな旅を楽しみたい方には、北海道がおすすめです。
グルメあり、温泉あり、自然ありの北海道はリフレッシュしたいあなたに最適。しかし、車なしでは広大な北海道を満喫できないと不安に思っていませんか?ひとり旅でなられない土地での運転はできれば避けたいですよね。
今回の記事では、車なしのひとり旅に最適な北海道の街と移動手段を解説します!
6月7月の北海道は、車なしのひとり旅に最適!
北海道で自由気ままなひとり旅をしたいけれど、車は運転したくないというあなたに朗報です!北海道は広大なため、基本的に車での移動が推奨されますが6月7月の北海道なら交通機関のみでも十分に旅行を満喫できます。
ゴールデンウィーク後・夏休み前の6月7月は 意外と知られていない 北海道の穴場ベストシーズン なのです。北海道には本州のような梅雨がなく、6月から7月は過ごしやすい気温と爽やかな風が感じられます。移動する際に暑さや雨を心配する必要はありません。冬の北海道のように交通機関が頻繁に遅延・運休することもほとんどないので安心です。移動の道中は北海道の景色を存分に楽しめるのでひとり旅にうってつけ!
車なしひとり旅のおすすめの街1小樽
北海道を代表する港町・小樽はアクティビティをやりたい派と街並みを散歩してのんびりすごしたい派のどちらにもぴったりな街です。交通機関を使って移動すれば、 自分で運転する心配をせずに優雅に北海道の海を見ながら行くことができます。 札幌を拠点にしつつも、少し足を伸ばしたい方は小樽に行ってみてはいかがでしょうか。
札幌ー小樽間の移動手段
JR
一番のおすすめの移動手段がJRです。 JR札幌駅からJR小樽駅まで32分から50分 で行くことができます。快速エアポートでは32分、普通列車では50分かかります。本数は比較的多いので便利です。料金は片道750円です。
バス
ジェイ・アール北海道バスが運営している「 高速おたる号 」では札幌駅から65分で小樽に到着します。小樽駅までのバスは2つの路線があり、道中で下車して寄り道したい方はバスを利用してみるのもいいですよ。札幌駅から1時間に5~6本ものバスが運行しています。料金は片道680円でJRを利用するよりも少し安いです。
ここだけは行きたい!必須スポット in小樽
小樽運河
大正12年に作られた小樽運河の周りには 石造りの歴史ある街並み が続きます。最寄りのJRの駅からは徒歩10分程度で小樽運河の中心地・中央橋に着くのも車なしひとり旅には嬉しいですね。小樽運河では、美しい街並みの他にも新鮮なお寿司屋さんでグルメを堪能したり、運河クルーズのアクティビティなど1日かけて楽しめます。少し疲れたら人力車や自転車を借りてサイクリングに切り替えるのも良し!
青の洞窟
7月から10月限定 のアクティビティを体験できるのが青の洞窟。シュノーケリングもできますが、もう少し気軽に楽しみたい方はカヤックやクルージングがおすすめ。 鮮やかなブルーの海と神秘的な洞窟の美しさ は間近で体験してしてほしい必須スポットです。アクティビティの出発地点はJR小樽駅のすぐ側です!
車なしひとり旅のおすすめの街2 定山渓
定山渓は 札幌市中心部からのアクセスが良い ため、道民の間でも人気の温泉街です。ひとり旅の温泉ほど贅沢なものはありません!近年再開発が進み温泉だけでなく おしゃれなカフェやベーカリー、新たなホテルも立ち始めている 隠れ注目スポットなんです。
札幌ー定山渓の移動手段
バス
基本的に車以外の移動手段はバスのみになります。移動時間は札幌都市部から約1時間です。じょうてつバスが運行している 路線バス か、定山渓に直行の かっぱライナー号 の2種類があります。かっぱライナー号は要予約になりますが、 日帰り温泉のパック もあるのでお得に日帰り温泉ツアーができます。
ここだけは行きたい!必須スポット in定山渓
二見吊橋
温泉街を流れる豊平川にかか る真っ赤な二見吊橋 は定山渓のシンボルです。温泉街のすぐ近くにある二見公園を散策すると自然に囲まれた二見吊橋が見えてきます。吊橋を渡って見る景色も綺麗ですが、少し遠くから二見吊橋自体を見るのもおすすめです。 緑の木々の中に真っ赤な二見吊橋がくっきりと映え 、その美しさに立ち止まってしまいます。
- 住所:北海道札幌市南区 定山渓温泉
心の里 定山
定山渓は温泉以外にも足湯がいたるところにあります。なかでもおすすめなのが、 心の里 定山 。 美しい園庭 を進んで行くと趣のある外観をしたい建物が見えてきます。中には 雰囲気の違う足湯スペースが複数あり 、自分のお気に入りを見つけるのも楽しみの一つです。利用時間は無制限で、 手作りの茶菓子やドリンクは食べ飲み放題 です。忙しい日々を忘れ、のんびりと癒されたい方にぴったりです。
- 住所:北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目372
- 営業時間:10時〜18時
https://www.veltra.com/jp/japan/hokkaido/ctg/199470:Jyouzankei?sid=1554
車なしひとり旅のおすすめの街3 函館
札幌以外で車なしのひとり旅をしたいなら思い切って函館を拠点にしてみてはいかがでしょうか?札幌や札幌近郊では体験できない、 函館ならではのノスタルジックな街並みと歴史そしてグルメ が楽しめます。東京・大阪・名古屋の3箇所から飛行機が運航されていて利便性も抜群です。冬だと暴風雪の影響で欠航や閉鎖の可能性が高いのですが、初夏だとその心配もありません!
函館内の移動手段
市電
市電は観光名所のエリアまで路線が伸びている 上、本数も多いです。函館のシンボル・金森赤レンガ倉庫がある末広町から五稜郭付近、そして少し離れた温泉街・湯の川まで広範囲に広がっています。 市電の1日乗車券は大人600円 で購入可能です。
バス
市電が通っていないエリアに行く時はバスを利用すると車なしでも函館全体を楽しめます。 市電と函館バスの両方が乗り放題の1日乗車券は大人1,000円 で購入できます。市内近郊は均一運賃区間、郊外は対距離区間と料金が異なるので注意しましょう。
ここだけは行きたい!必須スポット in函館
五稜郭エリア
函館のシンボル五稜郭以外にも、 食べ歩きグルメを楽しめるのが五稜郭エリア 。昆布だしを使ったラーメン「 あじさい 」本店や、継ぎ足しの出汁で作られた函館おでんの店「 おでん 富茂登 」など函館のグルメの飲食店が立ち並びます。五稜郭付近の本町はホテル街でもあり、さらに市電も通っているので五稜郭エリアを拠点にひとり旅をするのもいいですよ。
元町エリア
函館の異国情緒溢れる雰囲気が詰まったエリア です。英国雑貨店が内部に併設されている 函館市旧イギリス領事館 や、国指定重要文化財に指定されている 旧函館区公会堂 など見所満載!元町エリアはのんびりと散策するのに最適です。元町の近くにはレンガで作られたショッピングセンター 金森赤レンガ倉庫 もありますよ。
https://www.veltra.com/jp/japan/hokkaido/hakodate/?sid=1554
穴場シーズンの初夏に北海道を満喫
初夏の北海道であれば車がなくてもひとり旅ができるんです!今回の記事を参考に、自由気ままでリフレッシュに最適な北海道ひとり旅をしてみてはいかがでしょうか。
参考・出典
Ayaka
余暇プランナー
フリーライターのAyakaと申します。旅行会社での勤務経験があります。 旅とカフェ巡りと焼き菓子が大好きな道産子です。 現在は地元の北海道を離れ、メルボルン生活を楽しんでいます!