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オーストリア観光&グルメガイド|ウィーン・ザルツブルク・グラーツ周遊モデルコース


宮廷文化が息づく街並み、街のあちこちから聞こえてくる音楽、そして一歩郊外へ出れば雪をいただくアルプスの山々。オーストリアは、ヨーロッパの魅力がぎゅっと凝縮された国です。世界遺産の旧市街を歩き、名画に見とれ、カフェで甘いケーキをつまむ。そんな時間が、鉄道でつながる距離のなかに収まっています。

この記事では、ウィーンとザルツブルクを軸に、ぜひ訪れたい場所とモデルコースをご紹介。各都市をしっかり巡るなら5泊6日、休みが短めなら4泊5日。旅の組み立て方もあわせてお届けします。さらに、今だけ限定のお得なクーポン情報もお見逃しなく!

※掲載情報は公開時点のものです。ご旅行の際は必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。


ザルツブルク|あの名作映画の博物館が誕生


2026年9月20日開館!サウンド・オブ・ミュージック博物館


ミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』が撮影されたのは、このザルツブルクでした。映画に映った風景の多くが、今もこの街に残っています。


2026年9月20日、映画公開60周年を記念して、ヘルブルン宮殿の一角に博物館が開館しました。ザルツブルクカードを持っていれば無料で入場できます。


【ザルツブルクカード】


主要な観光施設の入場料と市内交通がセットになったお得なカードです。ホーエンザルツブルク要塞やモーツァルトの生家にも入場できるため、街歩きがぐっと身軽になります。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/salzburg/a/18473?sid=


映画製作の舞台裏と、実在したトラップ家の物語


語られるのは映画の物語だけではありません。作品が世界的な文化現象になっていった軌跡と、実在のトラップ家の歴史。その両方に光が当てられているのが面白いところです。


締めくくりは、あの「ガラスのあずまや」


見学の最後に待っているのが、庭園内に立つガラスのあずまや。映画でマリアとトラップ大佐が想いを告白するシーンに使われた、まさにその建物です。映画を観たことがある方なら、目の前に立った瞬間に旋律が頭の中で鳴り出すはずです。


街を歩けば、そこはもう映画のなか


サウンド・オブ・ミュージックを巡る旅は博物館の中だけにとどまりません。子どもたちが歌いながら駆け抜けたミラベル庭園、湖畔に静かに佇むレオポルツクロン宮殿。街を歩けば、映画のシーンがそのまま目の前に現れます。この街を訪れる映画ファンは、年間30万人以上といわれています。


回り方は自由。ウォーキング、自転車、バスの各ツアーのほか、スマートガイドアプリを片手に自分のペースで歩くこともできます。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/salzburg/ctg/5027:5027/?sid=


冬に訪れるなら、州立劇場で観るミュージカル版


今冬のザルツブルクには、もうひとつの楽しみがあります。ザルツブルク州立劇場で、2026年12月18日から2027年1月14日にかけて、舞台版の『サウンド・オブ・ミュージック』が上演されるのです。物語の舞台となった街で、その物語を観る。年末年始の旅程に組み込めば、忘れられない一夜になるはずです。チケットは早めの手配をおすすめします。


https://www.salzburger-landestheater.at/en/productions/the-sound-of-music-3.html?m=589


旧市街と要塞、そしてモーツァルトの街


ザルツブルクの旧市街は世界文化遺産に登録されています。丘の上にそびえるホーエンザルツブルク要塞に登れば、パステルカラーの街並みとアルプスの山々を一望できます。


そしてこの街は、モーツァルトが生まれた場所でもあり、大小さまざまな音楽祭が季節を問わず開催されています。特に夏に訪れるなら、毎年7月半ばから8月末に開催されるザルツブルク音楽祭がハイライトです。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/salzburg/?sid=


ウィーン|食べることが無形文化遺産になった街


3つの食文化が、ユネスコ無形文化遺産に


音楽の都として知られるウィーンは、食の印象がそれほど強くないかもしれません。けれどこの街は、驚くほど多様な食文化を育ててきました。それを何より示しているのが、ウィーンの食文化が3つもユネスコ無形文化遺産に登録されているという事実です。


カフェハウス文化(2011年登録)


美しい内装に囲まれ、一杯のコーヒーで何時間でも過ごせる社交場です。急かされずに新聞を広げる、その時間の使い方そのものが文化として認められました。ミルクの量や淹れ方でメランジュ(泡立てたミルクたっぷりのコーヒー)、アインシュペナー(生クリームをのせたコーヒー)などコーヒーの呼び名が細かく分かれているのも、この街ならではです。


ホイリゲ文化(2019年登録)


実はウィーンは商業規模のブドウ畑を市内に持つ、世界で唯一の首都です。ホイリゲとは「今年の」という意味で、その年の新酒と、それを出す居酒屋の両方を指します。ブドウ畑に併設された「ホイリゲ」では、地元の人々とテーブルを並べて自家製のワインを楽しめます。ぜひ味わってほしいのは、複数の品種を一緒に醸す「ウィーナー・ゲミシュター・ザッツ」。9月から10月は発酵途中の若いワイン「シュトゥルム」、11月は「新酒=ホイリゲ」の解禁と、その季節だけの一杯も待っています。


ソーセージ屋台文化(2024年登録)


街角の屋台「ヴュルステルシュタント」では、焼きたてのソーセージとパンで手軽に食事を済ませられます。プレーンだけでなく、チーズがとろりと溶け出す「ケーゼクライナー」や、カレーソースをかけたものなど種類も豊富で、その場で好みを選べる気軽さもこの文化の魅力です。


ヨーロッパ各地の味が集まった、ウィーンの食卓


かつて広大な領地を持っていたハプスブルク家のお膝元であるウィーンには、ヨーロッパ各地から食材や料理法が集まりました。例えばウィーン料理の代表格である仔牛肉のカツレツ「ウィーナー・シュニッツェル」はイタリアが、そして牛肉のパプリカ煮込み「グーラッシュ」はハンガリーが起源とされています。


こうして多様な食文化を取り入れて発展してきたウィーンの美食は、今も進化をつづけています。2026年のミシュランガイドでは市内の18軒が星を獲得しており、屋台から星付きまで選べる幅の広さもこの街の魅力です。ザッハートルテやアプフェルシュトゥルーデルなど、ハプスブルク家の人々も愛した甘いケーキも、ぜひ味わってみてください。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/vienna/ctg/204245:gourmet/?sid=


歩いて楽しめる、宮廷文化と音楽の都


ハプスブルク帝国の首都として栄えたウィーンは、リング通りに沿って壮麗な建物が並び、歴史地区は世界文化遺産に登録されています。旅先としてありがたいのは、治安がよく地下鉄・トラム・バスが発達していること。ひとり歩きでも安心ですし、主要な見どころの多くが徒歩圏に収まっています。ここからは、その徒歩圏にある3つの場所をご紹介します。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/vienna/?sid=


美術史博物館|名画と、クーポラの下のカフェ


美術史博物館は、ハプスブルク家が数世紀にわたって集めた美術品を収めるために建てられた美術館です。絵画だけでなく建物そのものが見どころになっており、若きクリムトが描いた壁画も必見です。見学の所要時間は2時間から3時間ほどです。


ぜひ立ち寄りたいのがクーポラ・カフェ。美術鑑賞の合間の一休みはもちろん、土日祝には朝食プラン、木曜日にはディナープラン(要予約)が提供され、不定期でディスコが開かれることもあります。通常時でも行列ができるため、公式サイトからのオンライン予約がおすすめです。


なお2026年9月から、美術館そのものが完全予約制になったのでご注意を。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/vienna/ctg/163314:museum/?sid=


音楽の家とモーツァルトハウス・ヴィエナ|聴くのではなく、やってみる


体験型ミュージアム「音楽の家」が入っているのは、ウィーン・フィルの創始者が住んでいた建物です。ハイライトは「バーチャル指揮者」。指揮棒を振ると、映像のウィーン・フィルがその動きに合わせて演奏を始めます。テンポが走れば演奏も走る、指揮の繊細さを身体で理解できる仕掛けです。この街で活躍した音楽家たちの人生も紹介されており、音楽の都ウィーンの全貌を効率よくつかめる場所です。


もうひとつが、モーツァルトが暮らしていたアパートを博物館として公開している「モーツァルトハウス・ヴィエナ」。モーツァルトはウィーンで十数回も引っ越していますが、現存するのはこの建物だけです。ザルツブルクが「生まれた街」なら、ウィーンはキャリアの成熟期を迎えた街。2つの街を訪ねると、教科書の中の作曲家が生身の人間として立ち上がってきます。「音楽の家」と「モーツァルトハウス・ヴィエナ」のチケットがセットとなった、コンビチケットもあるのでお得に訪れましょう。


<モーツァルトハウス・ヴィエナと音楽の家の観覧チケット>(一般料金基準)


  • モーツァルトハウス・ヴィエナ:16ユーロ

  • 音楽の家:19ユーロ

  • コンビチケット:26ユーロ(個別に買う通常合計35ユーロより9ユーロお得)


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/vienna/a/194786?sid=


ホテル・アンバサダー・ウィーン|1898年開業、旧市街のまんなかに泊まる


ウィーンでの滞在先を考えるとき、立地は旅の中身そのものを左右します。ホテル・アンバサダー・ウィーンが建つのは、旧市街の目抜き通りであるケルントナー通り。1898年の開業以来、マーク・トウェイン、作曲家のフランツ・レハール、ジョセフィン・ベーカーといった人々を迎えてきました。


国立歌劇場もシュテファン大聖堂も歩いてすぐ。ここまでご紹介した3つの場所も、いずれも歩ける範囲にありますし、最寄りの地下鉄やトラムを使えば、市内のほぼすべての観光スポットへも楽に到達できます。


ホテル・アンバサダー・ウィーン 公式予約サイトはこちら


もっと知られざるオーストリアへ!


ウィーンとザルツブルク。オーストリアと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、この2つの街ではないでしょうか。けれど、もう一歩足を延ばした先にも、この国の奥深さがあります。


日本にもゆかりがある第2の都市グラーツと、アルプスの絶景を貫く道。どちらも、旅の記憶に強く残る場所です。


グラーツ|日本の歴史が息づく街


オーストリア第2の都市グラーツには、日本の人にとってわざわざ訪れるべき理由があります。郊外のエッゲンベルク宮殿に、17世紀の大坂城を描いたとされる『豊臣期大坂図屏風』が、バラバラに分解され壁紙に組み込まれた状態で所蔵されているのです。なかなかショッキングな姿ですが、そのおかげで300年という歳月を経ても紛失や損壊することなく、現在にまで伝えられてきた、奇跡の屏風です。エッゲンベルク宮殿は例年11月から3月末ごろまで休館となるので、お出かけの際はご注意ください。


世界文化遺産のグラーツ旧市街も見どころ。丘の上の時計台から見下ろせば、赤い瓦屋根がどこまでも連なります。州立武器庫には往時の武具が並び、東方の外敵からウィーンを守る役割を担っていた街の歴史を伝えています。美食の街としても人気が高く、名産のパンプキンシードオイルは定番のお土産です。


https://www.graztourismus.at/en/sightseeing-culture/guided-tours


グロースグロックナー・アルプス山岳道路|年の半分しか開かない絶景ロード


アルプスと聞いてスイスを思い浮かべる方は多いかもしれません。けれど実は、アルプス山脈を最も多く占めているのはオーストリア。山脈全体のおよそ29%がこの国にあり、国土の63%が高地アルプスに分類されます。オーストリアは、ヨーロッパ随一の山岳国なのです。


そんなアルプスを、道路そのものが観光地となる形で味わえるのが、標高3,798メートルのオーストリア最高峰、グロースグロックナー山の麓を走るグロースグロックナー・アルプス山岳道路です。単なる道路ではなく、沿道には展望台やビジターセンターが点在し、氷河や高山植物を眺めながら一日中遊べる、いわばアルプスのテーマパークです。


ただし冬のあいだは雪に閉ざされ、例年5月初旬から11月初旬までのおよそ半年間だけ開かれます。好きな展望ポイントで停まれるレンタカーがおすすめですが、夏のハイシーズンには観光バスも運行します。翌シーズンの開通日は公式サイトで発表されます。


https://www.grossglockner.at/ja


クリスマスマーケット|冬のオーストリアを彩る風物詩


11月半ばを過ぎると、オーストリアの街はいっせいに光をまといます。広場に木の小屋が並び、ホットワインの湯気が立ちのぼり、焼き菓子の香りが冷たい空気に溶けていく。この国の冬を象徴する風景です。


これまでに紹介したザルツブルク、ウィーン、グラーツでも、市内各地にクリスマスマーケットが立ちます。ライトアップされた街を眺めながら、個性豊かなクリスマスマーケットを渡り歩き、温かいドリンクと屋台グルメで暖を取るのは、冬ならではの楽しみです。


https://www.veltra.com/jp/europe/austria/vienna/ctg/203714:christmas/?sid=


モデルコース|5泊6日と4泊5日、2つのプラン


ここまでご紹介してきた場所は、実は1回の旅でまとめて巡ることができます。ウィーン、ザルツブルク、グラーツはいずれも鉄道でつながっていて、乗り換えの負担もほとんどありません。とはいえ、まとまった休みが取れるかどうかは人それぞれ。そこで、じっくり回る王道コースと、短い日程で楽しむ冬のコース、2つのプランをご用意しました。


王道の5泊6日。3都市をひとつなぎに


  • 1日目:ウィーン着。旧市街を歩き、ケルントナー通りのホテルへ

  • 2日目:ウィーン。美術史博物館と音楽の家へ、夜はホイリゲで一杯

  • 3日目:ザルツブルクへ。モーツァルトゆかりの旧市街とホーエンザルツブルク要塞

  • 4日目:午前はサウンド・オブ・ミュージック博物館とパノラマバスツアー、午後グラーツへ

  • 5日目:グラーツ。エッゲンベルク宮殿の屏風と、赤い屋根の旧市街

  • 6日目:ウィーンへ戻り帰国。出発前の半日でカフェとおみやげを


鉄道の移動時間はウィーンからザルツブルクが約2時間半、ザルツブルクからグラーツが約4時間、グラーツからウィーンが約2時間半。さらに足を延ばせるなら、グロースグロックナーの絶景ロードもぜひ。


冬の4泊5日。マーケットをめぐる2都市


  • 1日目:ウィーン着。市庁舎前のクリスマスマーケットへ

  • 2日目:ウィーン。美術史博物館と音楽の家、夜は再びマーケットへ

  • 3日目:ザルツブルクへ。大聖堂広場のマーケットと旧市街

  • 4日目:ザルツブルク。サウンド・オブ・ミュージック博物館、夜は州立劇場でミュージカル

  • 5日目:ウィーンへ戻り帰国


【早い者勝ち!】先着10,000円OFFクーポン配布中!


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まとめ|次の旅は、オーストリアへ


オーストリアの魅力は、ひとつの旅にいろいろな楽しみを詰め込めることです。名画も、音楽体験も、ワインも、アルプスの絶景も、鉄道でつながる範囲に収まっています。乗り換えの手間が少ないので、ヨーロッパでの個人旅行が初めてでも回りやすいはずです。


夏は野外の音楽祭、秋は新酒、冬はクリスマスマーケットと、訪れる季節によって楽しみ方が変わるのもこの国の面白いところ。音楽と美食、そして世界遺産の街並みが、きっと忘れられない旅の思い出になります。次の休みの行き先に、ぜひオーストリアを加えてみてください。



<協賛>


ウィーン市観光局


ザルツブルク市観光局


グラーツ市観光局


美術史博物館とハプスブルク帝国コレクション


グロースグロックナー・アルプス山岳道路


音楽の家

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モーツァルトハウス・ヴィエナ


ホテル・アンバサダー・ウィーン


YOKKA編集部

余暇プランナー

気軽に始められる趣味さがしや休日の過ごし方など、余暇の時間を充実させる情報を発信する体験発信メディア「YOKKA」の編集部です。新たな挑戦のスタートをそっと後押しし、日々の暮らしを豊かにするアイデアをお届けします。

オーストリア観光&グルメガイド|ウィーン・ザルツブルク・グラーツ周遊モデルコース

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