秋が旬のおいしい舞茸は、炒め物や汁物、舞茸ご飯など楽しみ方がいっぱい!
舞茸をおいしく食べるには、どのようなレシピが最適なのでしょうか?
今回の記事では、管理栄養士が「主食系」「おかず系」「ダイエット向け」にわけて、舞茸の魅力をたっぷり楽しめる、人気のおすすめレシピを16つご紹介します。
舞茸の旬は9~11月!
秋が旬の舞茸は、豊かな香りやコリコリとした歯ざわりが楽しい食材です。
舞茸はご飯や麺などの主食系から、肉や魚とあわせたおかず系、またダイエットにぴったりなメニューまで、さまざまな料理で楽しめます。
舞茸のうま味を味わうなら、炊き込みご飯や煮物、スープに。食感を楽しむなら、炒め物にしたりサッと火を通したりするメニューがおすすめです。
いろいろな調理法で、旬の舞茸をとことん楽しみましょう!
【主食系】舞茸の人気レシピ6つ
まずは舞茸のうま味や食感を楽しめる、主食系の人気レシピをご紹介します。
お焦げもおいしい「舞茸香る鮭の炊き込みご飯」
舞茸のうま味が口いっぱいに広がる炊き込みご飯です。シンプルな味付けで、素材の持つおいしさを堪能できます。お焦げまで楽しんじゃいましょう!
まいたけ香る鮭の炊き込みご飯
塩鮭(切り身)、まいたけ、米、○和風顆粒だし、○しょうゆ、○みりん
調理時間:60分
いつもの牛丼をアレンジ「きのこ牛丼」
いつもの牛丼も、玉ねぎの代わりに舞茸を使うとマンネリ防止に。お肉のうま味をたっぷり吸い込んだ舞茸は絶品です。コリコリとした食感も楽しめますよ。
きのこ牛丼
牛こま切れ肉、まいたけ、温かいご飯、○しょうゆ、○酒、○みりん、○砂糖、○和風だしの素(顆粒)、紅生姜(好みで)
調理時間:10分
ボリューム満点「たっぷりきのこのハッシュドビーフ」
ハッシュドビーフは舞茸やしめじなどのきのこを入れてボリュームアップ!きのこのうま味も加わり、ハッシュドビーフをさらにおいしくしてくれます。
たっぷりきのこのハッシュドビーフ
**牛こま肉、**玉ねぎ、**しめじ、**まいたけ、**ハッシュドビーフルウ、温かいご飯、バター、○赤ワイン(なければ酒)、○コンソメ顆粒、○ケチャップ、○にんにくチューブ
調理時間:15分
旬の食材たっぷり「秋鮭ときのこの和風パスタ」
秋が旬の舞茸と鮭をあわせた和風パスタです。にんにく、バター、オリーブ油を使って風味よく仕上げ、舞茸の食感がよいアクセントになってくれます。
秋鮭ときのこの和風パスタ
生鮭の切り身、まいたけ、にんにく、小ねぎ(あれば)、スパゲティ、○めんつゆ(3倍濃縮)、○牛乳、塩・こしょう、バター、オリーブオイル
調理時間:20分
ホクホク&コリコリ食感「栗ときのこのピラフ」
こちらも秋が旬の栗と舞茸をあわせ、ピラフに。炊飯器で簡単に作れますよ。ホクホクとした栗の食感と、舞茸のコリコリした歯ざわりを同時に楽しめます。
栗ときのこのピラフ
むき生栗、まいたけ、米、○酒、○顆粒コンソメ、○こしょう、バター、塩
調理時間:40分
ジューシーさがたまらない「めんつゆで☆なすときのこの焼きうどん」
いつもの焼きうどんに飽きたら、なすときのこで作ってみませんか?豚バラの脂をなすときのこが吸ってジューシーに。味付けはめんつゆなので、あっという間に完成します。
めんつゆで☆なすときのこの焼きうどん
豚バラ肉(薄切り)、なす、しめじ、まいたけ、しいたけ、冷凍うどん、めんつゆ(3倍濃縮)、塩・こしょう、サラダ油、かつおぶし(あれば)
調理時間:15分
【おかず系】舞茸の人気レシピ7つ
続いて、舞茸を使ったおかず系のレシピをご紹介します。
ご飯が進む「鮭ときのこのバター醤油」
鮭と舞茸、バター醤油は間違いのない組み合わせです。こってり味でご飯もどんどん進みます!お弁当にもおすすめです。
鮭ときのこのバター醤油
生鮭切り身、舞茸、小ねぎ(あれば)、○しょうゆ、○酒、○みりん、○バター、塩、こしょう、サラダ油
調理時間:15分
やさしい味わい「鮭ときのこのさっぱりみぞれ煮」
こんがりと焼いた鮭に、舞茸としいたけ、大根おろしが絡むみぞれ煮です。どこかホッとするやさしい味わい。しょうがが入っているので、身体もポカポカと温まりますよ。
鮭ときのこのさっぱりみぞれ煮
生鮭(切り身)、大根、しいたけ、まいたけ、塩・こしょう、片栗粉、○めんつゆ(3倍濃縮)、○みりん、○しょうがチューブ、サラダ油、大葉(あれば)
調理時間:25分
うま味の詰まったソースが最高「鮭のソテーきのこソース」
ソテーした鮭に、うま味が溶けだした舞茸のソースをたっぷりとかけて。ボリュームもあり、食べごたえもばっちりです。
鮭のソテーきのこソース
生鮭切り身、まいたけ、○しょうゆ、○酒、○みりん、○にんにくチューブ、塩・こしょう、薄力粉、オリーブオイル、バター
調理時間:15分
意外な相性「チキンソテーハニーマスタードソース」
和風の味付けが多い舞茸ですが、たまには洋風にアレンジしてみませんか?舞茸とはちみつ、マスタードの組み合わせは、意外にもよくあいます。こんがり焼いた鶏肉はもちろん、豚や白身魚とも相性がよいですよ。
チキンソテーハニーマスタードソース
鶏もも肉、まいたけ、塩・こしょう、○はちみつ、○粒マスタード、○しょうゆ
調理時間:15分
ふんわり・濃厚!「デミグラス豆腐ハンバーグ」
あっさりした豆腐ハンバーグに濃厚なデミグラスソースがマッチします。舞茸としめじの入ったデミソースは、食べごたえもバツグンです。
ふんわり・濃厚!デミグラス豆腐ハンバーグ
鶏ひき肉、豆腐(木綿)、しめじ、まいたけ、○薄力粉、○塩・こしょう、●ケチャップ、●ウスターソース、●赤ワイン(もしくは酒)、●顆粒コンソメ、●バター、オリーブオイル、ブロッコリー(あれば)
調理時間:25分
身体が温まる「れんこんつくねのきのこあんかけ」
豚ひき肉とれんこんで作ったつくねに、舞茸としめじで作ったあんがたっぷりかかったメニュー。寒さを感じるようになった時期におすすめの、身体が温まるメニューです。
れんこんつくねのきのこあんかけ
豚ひき肉、れんこん、まいたけ、しめじ、○塩・こしょう、○しょうがチューブ、●しょうゆ、●みりん、●和風顆粒だし、片栗粉、サラダ油、大葉(あれば)
調理時間:20分
箸が止まらない!「きのこの塩昆布バター」
塩昆布とバターの組み合わせは、意外にも相性がよくご飯にもぴったりの味付けです。きのことあわせれば、箸が止まらなくなること間違いナシ!
きのこの塩昆布バター
しめじ、まいたけ、塩昆布、バター、サラダ油
調理時間:10分
【ダイエット向け】舞茸の人気レシピ3つ
最後は、ダイエット中の方にもおすすめできる、舞茸を使ったレシピを3つご紹介します。どれも簡単に作れるものばかりなので、舞茸料理のレパートリーのひとつにしてみてくださいね。
お腹すっきり「舞茸とごぼうのスープ」
食物繊維が豊富な舞茸とごぼうをあわせれば、便秘対策にぴったりなメニューになります。食べごたえもあるので、満腹感も味わえて食べ過ぎ予防にも役立ちます。
材料(2人分)
舞茸…1パック(80g)
ささがきごぼう…1/2パック(50g)
油揚げ…1枚
ごま油…小さじ1
水…400ml
白だし…大さじ1と1/2~
小ねぎ…1本
作り方
1.舞茸は硬い部分を除いて食べやすい大きさにほぐす。ささがきごぼうは水気を切っておく。
2.鍋にごま油を入れ中火で熱し、1を炒める。全体に油が回ったら水を入れ、煮立ったら弱火で5分煮る。
3.白だしを入れ味を調え、小口切りにした小ねぎを散らす。
ポイント
ごぼうはささがきごぼうでなくても、普通のごぼう1本分をささがきにしてもOKです。白だしがない場合は、めんつゆ大さじ3~4で代用してください。
ヘルシーなボリュームおかず「肉巻き舞茸のレンジ蒸し」
舞茸をお肉で巻けば、ボリュームたっぷりの満足おかずに。油や小麦粉を使わずに、レンジで蒸すことでカロリーカットをします。10分かからずに完成します!
材料(2人分)
舞茸…1パック(80g)
豚薄切り肉…6枚(120g)
こしょう…少々
ポン酢しょうゆ…適量
大葉(あれば)…2枚
作り方
1.舞茸は硬い部分を除き、手で6つにほぐす。
2.豚薄切り肉を広げ、端に舞茸を載せて巻く。巻き終わりを下にして、耐熱容器に重ならないように並べ、こしょうを振る。
3.ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で2分40秒~3分ほど、様子を見ながら加熱する。大葉を添えて器に盛り、ポン酢しょうゆをかけていただく。
ポイント
加熱しすぎると豚肉が硬くなるため、様子を見ながら加熱してください。
口いっぱいに舞茸のうま味!「焼き舞茸」
舞茸をグリルで焼くことで適度に水分が抜け、うま味や香りがギュッと濃縮されます。「舞茸ってこんなにおしいかった?」と思ってしまうほど、おいしさが口いっぱいに広がります。おつまみにもおすすめです!
材料(2人分)
舞茸…80g(1パック)
塩…少々
すだち、かぼす、レモンなど…適量
作り方
1.舞茸は硬い部分を除き、手で4~6つにほぐす。
2.魚焼きグリルを強めの中火にし、舞茸を3分焼き、ひっくり返してさらに2~3分焼く。(両面焼きの場合は4~5分)
3.こんがり焼けたら器に盛って塩を振り、すだちなどを絞っていただく。
ポイント
ごま油やオリーブ油をまぶしてから焼いたり、焼いたあとにバターじょうゆをかけたりするのもおすすめです。グリルがなければトースターか、フライパンでも同様に作れます。
舞茸をさまざまなメニューで楽しもう!
今回の記事では、管理栄養士が「舞茸の人気レシピ16選」をご紹介しました。
旬の時期は比較的安価に手に入りやすいのもうれしいですね。
うま味がたっぷりなだけでなく、栄養もギュッと詰まった舞茸をたっぷり楽しんでくださいね。