部分によって固さが違うアスパラガスは、固くなってしまったり柔らかすぎてしまったりと、茹で加減に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アスパラガスをおいしく茹でるポイントからゆで方、ゆで時間について管理栄養士が詳しく解説します。
アスパラガスのおいしい茹で方!4つのポイント
アスパラガスをおいしく茹でるには、たった4つのポイントを抑えるだけでOK!
・下ごしらえ
・茹でるときは塩を入れる
・茹で上がったら水に取る
・茹ですぎには注意
どのポイントも簡単にできるため、ぜひ覚えておきましょう。
下ごしらえ
アスパラガスの根元に近い部分は皮が固いため、茹でる前に下ごしらえをしておきましょう。
そうすることでよりおいしく仕上がります。
【方法】
1.根元(切り口)を2〜3mm切り落とす。
2.ピーラーを使ってアスパラガスの半分から下の皮をむく。
3.はかまの食感が気になる場合は取り除く(取り除かなくても食べられます)。
茹でるときは塩を入れる
アスパラガスは塩茹ですることで、下味がついたり色鮮やかに仕上がります。
塩は水の全体量の1%の量を入れるようにしましょう。
※水1リットルに対して、塩10グラム(小さじ2)
茹で上がったら水に取る
アスパラガスが茹で上がったら、冷水に取りましょう。
アスパラガスの温度を急激に下げることで、より色鮮やかに仕上げることができます。
そのまま料理に使うと水っぽくなってしまうので、水気を取ってから使用しましょう。
茹ですぎには注意!
アスパラガスは、長時間茹でることはおすすめできません。
長時間茹でてしまうと、アスパラガスに含まれるビタミンB群やビタミンCなどの栄養素が流出してしまうからです。
そのため、アスパラガスはなるべく短時間で茹でるようにしましょう。
【フライパン】アスパラガスの茹で方
アスパラガスは長さがあるため、アスパラガスが入る大きさのフライパンを使って茹でることをおすすめします。
【方法】
1.アスパラガスが浸るくらいの水と水の量に対して1%の塩を入れ、沸騰したらアスパラガスの根元を30秒茹でる。
2.全体を入れ、1分程茹でる。
(太いアスパラガスは様子をみながら1分半~2分ほど茹でる。)
【電子レンジ】加熱によるアスパラガスの茹で方
電子レンジを使ってアスパラガスを加熱調理すると茹でるよりも、時短することができます。
忙しい朝や洗い物が面倒なとき、アスパラガスが1~2本くらいの少量の場合にもおすすめの方法です。
【方法】
1.アスパラガスを水に濡らす。
2.アスパラガスをふんわりとラップで包んだら、500W2分、または600W1分40秒ほど加熱する。
※固さをみながら加熱が足りない場合は10秒ずつ加熱時間を増やしましょう。
※本数が多い場合は加熱ムラを防止するためにも、1度に3~4本までにしましょう。
おいしい茹で方を知ってアスパラガス料理を楽しもう!
今回の記事では、アスパラガスをおいしく茹でるポイントからゆで方、ゆで時間について管理栄養士が詳しく解説しました。
アスパラガスをおいしく茹でるためには、下ごしらえも重要なポイントです。
そして、アスパラガスは部位によって固さが異なるため、固い根元の部分から先に茹でてから全体を茹でることで、固さを均一に茹でることができます。
忙しいときやアスパラガスを少量しか使わない場合には、電子レンジの調理がおすすめです。
ぜひ、おいしく茹でたアスパラガスで食卓を色鮮やかにしてくださいね。