味噌汁や麺類などの薬味として重宝するみょうがですが、切り方に迷ったことはありませんか?この記事では、使用する料理に合わせた切り方を写真付きで解説します。切り方によって風味の感じ方や食感も変わってくるので、より美味しく楽しむためのヒントにしてくださいね。
みょうがは切る前に洗っておく
みょうがは切る前に洗っておきましょう。ボウルに水を張り、手で軽く表面の汚れをとるようにして洗います。穂先の中に汚れがある場合があるのでこのやり方が丁寧ですが、時間がないときは流水で軽く洗い流す程度でも問題ありません。
みょうがの切り方
それではさっそく、切り方を解説していきます。
千切り
千切りにするとみょうがの繊維が残り、食感をしっかりと楽しめます。そのため、炊き込みご飯やパスタ、かき揚げなど、メイン料理に添えるように使用するときは千切りがおすすめです。見た目にも華やかになり、みょうがの食感やさっぱりとした風味が引き立ちます。
1. 縦半分に切る
丸い形のままではコロコロとして切りづらいので、最初に縦半分に切ります。
2. 縦の繊維に沿って細く切る
表皮が上にくるようにひっくり返して、1~2mm程度の幅で切っていきます。
3. 生で食べる場合は、水にさらす
切ったみょうがをそのまま薬味として使用する場合は、アク抜きのために水にさらしましょう。こうすることで、みょうが特有の苦味を抑えることができます。
ただし、水につけすぎると香りが弱くなってしまうので、30秒程度で水から出してキッチンペーパーで水気を拭き取ってください。
千切りみょうがを使ったレシピ:さばとみょうがの炊き込みご飯
サバ缶を使った炊き込みご飯です。醤油ベースの甘辛い味の炊き込みご飯なので、みょうがの爽やかな香りと相性抜群ですよ。みょうがは混ぜこむだけでなくご飯の上に乗せると、さらに華のある印象になります。
さばとみょうがの炊き込みご飯
さば缶詰(しょうゆ煮)、みょうが、米、しょうが、○しょうゆ、○酒
調理時間:40分
輪切り(小口切り)
輪切りにしたみょうがは、小鉢などの和風おかずにぴったりです。例えば冷奴の上にねぎと一緒に混ぜて薬味としてのせたり、ごま和えや酢和えのような和物料理できゅうりやなすと絡めて使うのにむいています。
1. 根元を切り落とす
みょうがの根元部分が茶色く汚れている場合は、2mm程度切り落とします。
2. みょうがを横にして、繊維を断つように切る
みょうがを横にした状態のまま、できるだけ幅を細くして切っていきます。
3. 軽く手でほぐす
切った後は軽く手でほぐしましょう。ほぐしてあげることでほかの具材と絡まりやすくなります。
3. 生で食べる場合は、水にさらす
千切り同様、みょうがを生で食べる場合は、アク抜きのために水にさらしましょう。30秒程度水にさらしたら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
すぐに使い切れないときは冷凍保存する
カットしたみょうがをすぐに使い切れない場合は、ラップに包んでから保存用袋に入れて冷凍保存しましょう。冷凍することで2週間ほど日持ちさせることができます。生の状態よりは風味や食感は落ちてしまいますが、味噌汁などの汁物や炊き込みご飯などに使えば美味しくいただけます。料理に使うときは解凍不要なので、そのまま使用してください。
料理に合わせた切り方でみょうがを楽しもう
みょうがは料理によって切り方を変えると、風味の感じ方や食感も変わります。ぜひ、料理に合わせた切り方でみょうがを使ったメニューを楽しんでくださいね。