「節約をして貯金に励みたい」と思っていても、なかなか成功しない節約。節約ブロガーやファイナンシャルプランナーから教えてもらった節約のコツをまとめました。
※人気「家計簿」記事はこちら→「節約上手が使っている家計簿は何? アプリ、自作…おすすめを紹介」
1.やっぱりまずは固定費を見直すべし
「節約するぞ」と決意しても、まず何から始めればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。食費などの生活費はもちろんですが、まず意識すべきは「固定費の削減」。通信費や保険料、光熱費など、自分の契約内容がわからないという方は、ぜひ多少時間がかかっても見直してみるようにしましょう。契約当時よりも良いプランが出ていたり、無駄なものに支払いをしてしまっている可能性があります。
もっと読みたい方はこちら→「生活費を節約するなら、まず見直したい5つのこと」
2.家計簿は自分の性格や生活にあったものを比較検討すべし
節約上手な人はほとんどつけている家計簿。収支を可視化することで、無駄な出費に気づきやすくなり、気持ちが引き締まるといいます。とはいえ、つけるのが面倒で挫折した過去がある方も多いはず。
家計簿が続いている人には何か共通点はあるのかと、4人の節約上手さんに使用している家計簿を聞いてみると、実は皆さんバラバラでした。長く続けるコツは、自分にあった家計簿を選ぶこと。日記も兼ねて自由に書ける範囲が多めのノートタイプを使ったり、自分流にカスタマイズできるExcelの家計簿を自作したり、家計簿アプリで入力時間を短縮したり、そのスタイルは様々です。それぞれのメリット、デメリットを知って、使いやすそうなものをぜひ取り入れてみてください。
もっと読みたい方はこちら→「節約上手が使っている家計簿は何? アプリ、自作…おすすめを紹介」
3.生活費予算を手取り月収より低く設定すべし
毎月、予算を決めずにお金を使っていませんか。家計管理に予算決めは必須です。
家族4人で暮らすインスタグラマーla_kurashiさんは、手取り月収25万円ながら年間100万円を貯金する貯金上手。ポイントは、毎月の予算上限を20万円と決め、「(手取りは25万円でも)20万円のつもりで暮らす」ことだそう。家計に余裕があると思っていては、なかなか節約に意識が向かないもの。手取り月収より予算を少なく設定することで、その予算内でどうやりくりするか考えられるようになれますよ。
もっと読みたい方はこちら→「年間100万貯金する家計節約法『家族4人手取り20万円のつもり暮らし』」
4.食費の節約には"ムダ買いしない"献立にすべし
節約するためには食費をおさえることも大切。食費の節約がうまくいかないと嘆いている人は、ついつい無駄なものを買ってしまったり、冷蔵庫に眠らせてしまい食材を廃棄したり…なんてことになっていませんか。
インスタグラマーのeriさんは、「1カ月の食費予算を決める」「買い物前の在庫確認」「まとめ買い」などで無駄買いをセーブ。また、週に1度は丼ものにするなど、柔軟さを献立に取り入れて、おいしさはキープしながら食費をおさえています。育ち盛りの子どもがいると特にかかってしまう食費ですが、少しのコツで削減することも可能です。
もっと読みたい方はこちら→「4人家族で食費は月3万円以下! 人気節約家に家計管理&買い物のコツを聞く」
5.少しの手間なら、お得な制度は進んで使うべし
固定費の節約、冷蔵庫にストックしておく食材などの見直し、ポイ活(ポイントサイトやポイントカードを利用してポイントを貯めて買い物すること)、ふるさと納税などの利用で、額面年収500万円台の4人家族でも5年という短期間で1000万円貯めることも可能です。少しの手間をいとわないことが貯まるコツかもしれませんね。
もっと読みたい方はこちら→「貯蓄1000万円達成! 年収500万台4人家族のスゴ技実例を専門家が解説」
節約上手な人は、自分の節約ルールを決めるのがとっても上手。また、節約に固執しすぎて疲れてしまうのではなく、ルールの範囲内で自分へのご褒美を購入したり、レジャーなども取り入れたりと楽しみながら節約しています。まずはチャレンジできそうなところから取り入れ、徐々に節約をスタートしていきましょう。