掃除や料理ほどではないけれど、地味にストレスになっている小さな家事。イライラを解消するための工夫を、暮らしブロガーのanicaさんに教えてもらいました。
プチ負担だった地味に面倒な家事を手放し、ラクな暮らしへ
こんにちは。Instagramやブログで節約生活や毎日の暮らしをつづっているanicaです。
突然ですが、生活の中で頻繁に行っているわりには目立たない家事ってたくさんありませんか?
家族はその家事の存在にすら気付いておらず、自分だけが続けている。でもやらないと普段の生活に支障が出るし、誰かがやらないといけない……。
例えば、トイレットペーパーを交換する作業や洗濯前の靴下をひっくり返す作業などなど……。以前「名もなき家事」と名づけられ、大きく注目されたりもしました。
我が家では、家族へ「気が付いた人がやる!」といった風に声かけをした時期もありましたが、結局は誰がやっても「面倒くさいこと」には変わらず。すすんでやってくれるようにはなりませんでした。
私自身もこれらの家事がとてもおっくうに感じていたのですが、どうにか頻度を減らせないかと試行錯誤してみたところ、“ちょっとした工夫”で快適にすることに成功!
今回は私が工夫した「小さくて目立たないけど、地味に面倒だった家事」の例を紹介します!
時計の電池交換と時間合わせ
そこまで頻繁に発生するわけではないけれど、時計の針を合わせたり、電池が切れたら交換したりと、地味に面倒な家事の一つ。
アナログ時計を使っていた時は、時間が少しずつ遅れてしまい「10分遅れてるから今は〇分」と頭の中で計算し直していました。
そこで、時間を自動で合わせてくれる電波時計を使ってみることに。いつでもバッチリと正確な時間を刻んでくれるようになりました!
電池交換もひと工夫。脚立を使った作業がおっくうなので、長持ちすることで有名な「エボルタNEO」という乾電池を使用しています。
この電池を使い始めてから3年経ちますが、まだ電池交換をしておらず、とても長寿命で快適です。
シャンプーの詰め替え作業
数カ月に1回発生するシャンプーやリンスの詰め替え作業は、地味に面倒な家事の代表格ですよね。
我が家ではこまめに詰め替えるのをやめるために、シャンプーのボトルを500mlの大容量のものに変更。詰め替え頻度を減らしました。
ボトルの開口部がとても広いので、詰め替えパックからシャンプーを一気に押し出してもあふれてくることがなく、ここもストレス解消ポイントの一つ。
また、購入するシャンプーも大容量のものを選ぶことでコストパフォーマンスが高くなり、買い物の頻度も減るという、うれしい影響がありました。
ハンドソープの補充と泡立て
我が家には小さい子どもがおり、毎日の手洗いにはとても気を付けています。
こまめに手を洗う必要があるので、その度にハンドソープのポンプを押したり、出てきた液体を泡立てたりと親の補助が必要で、帰宅後の負担になっていました。
そこで、大容量の電動ハンドソープディスペンサーを導入。これに変更してからは、ポンプを押して出す手間、泡立て作業がなくなり、ハンドソープの詰め替え頻度も減りました。
このディスペンサーは泡の量が調整できるところと、どこのメーカーのハンドソープでも使用OKであるところがとても気に入っています。
裏返しの洗濯物を直す作業
毎日全ての服を上手に裏返して脱ぐ夫。何度伝えても長年染みついた癖というものはなかなか治りません。裏返しの洗濯物を表にする作業は、とてもイライラする家事の一つでした。
2年ほど経ち、やっと気が付いたのは、夫は「妻に表にしてもらうのが当たり前」と思っているのではなく「そもそも表か裏かということを全く気にしていない」ということでした。
試しに裏返しのまま、たたんで片付けたところ、気にせず表にしてから履いていくことが分かり、それからはずっと裏返しのものは裏返しのままたたんでいます。
お互いのことをよくわかっていると思っていても、意外と知らない部分をすり合わせると、我が家のように「やらなくてよかった家事」が見えてくるかもしれません。
トイレットペーパーの交換と芯を捨てる作業
以前はトイレットぺーパーの交換と芯を捨てる作業は完全に私担当。ペットもいるためトイレットペーパーの消費が激しく、毎日のように交換をしていました。
これが本当におっくうで、芯だけがそのまま残されている時はとてもイライラしていました。
そんな時、5倍巻きのトイレットペーパーを見つけ、「これだ!」と感じてすぐにお試し。5倍というだけあって、交換する頻度は1/5に、芯を捨てに行く作業も1/5になり、感動しました。
今ではあれだけ面倒だった交換作業が、「いつ無くなるのかな?」という気持ちに変わっています。
なお、私が使用しているトイレットペーパーは巻きは5倍で便利なものの、薄くてかための紙質です。ふわふわの紙質がお好みの方は、2倍巻き程度から試してみるのがおすすめです。
「面倒くさいな」と感じた、小さなものから手放すのがポイント
普段の生活の中で「面倒くさい」と感じる、とても小さな家事たち。
料理や掃除などを完全に手放すことはまだまだ難しいですが、身の回りにある小さな家事は、少しの工夫で大きく頻度を減らすこともできます。
少しのことですが変わったあとの生活を体験してしまうと、もう元には戻れません。
身の回りのことから少しずつチャレンジをして、ぜひラクな生活を体験してみてくださいね。