starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

春に気を付けたい無駄遣いとは?賢く新年度を迎えるコツをFPが解説



D0525418e4e15223

3月・4月は新年度の始まりにともない、何かとお金を使う時期。気を付けたい春の無駄遣いポイントを、ファイナンシャルプランナーが解説します。


春は無駄遣いしやすいシーズン

新年度が近づく3月と、新年度に入る4月は何かとお金のかかりやすい時期。子どもの進学に合わせて服を購入する、入学祝いに外食する、新たな気持ちで仕事をしたいからと文房具を買い替える、新しい習い事や資格取得に挑戦する、などお金を使う機会がたくさんあるのが春です。

ですが、一歩間違えれば「無駄遣い」になりかねません。ポイントを押さえて「使ってよかった」と思えるようなお金の使い方をしましょう。

春の無駄遣いを防ぐコツ

お金の使い方を大きく分けると必要なものに使う「消費」と無駄使いの「浪費」があります。なんとなくお金を使っていると「浪費」に繋がります。

余裕をもって必要となるものを調べておくことや、そもそも必要かどうかの見極め、ライフスタイルに合わせて各内容を柔軟に見直すことなどが、無駄遣いを防ぐコツ。春に無駄なお金を使わないための、注意すべきポイントとコツを5つ紹介します。


コツ【1】:働き方・家族構成が変わったら保険の見直しを


9f1a209e831a6fde

新年度が始まる時期は転勤や転職、新しくパートを始めるなど、働き方を変える人が多い時期。また子どもが就職して独立するなど、家族構成が変わるタイミングでもあるので、保険の見直しが必要です。

専業主婦(主夫)が働き始めた場合

子どもが小学校に上がるなどして自分も働き始めた場合は、世帯収入が上がります。増えた分の収入も含めて家計を考えている場合、万一のことで収入がなくなると困ってしまいますね。そのため、保険の保障内容を上げる必要がでてきます。無駄遣いを減らすだけでなく、その時の家計における役割に応じて保険も見直しましょう。

フリーランスになった場合

会社勤めからフリーランスになると、加入する保険が勤務先の健康保険から国民健康保険になります。また病院の窓口負担は3割であることに変わりはありませんが、それまで保障されていた「傷病手当金」(病気やケガで働けなくなった場合、給与の3分の2が最長1年6カ月保障される)がなくなります。さらに家族構成によりますが、民間企業に務めている時よりも遺族年金が少なくなるので、今まで通りの生命保険では不足するケースもあるのです。

逆にフリーランスから会社勤めになった場合は、保障を少なくして保険料を節約できるかもしれません。無駄な保険料を払わないよう春は保険を再確認しましょう。


コツ【2】:子どもにスマホを持たせるなら、家族まるごと通信費見直し


4b155f68b87f396d

春は環境が変わり、子どもにスマホを持たせ始める家庭も増えるでしょう。子どものスマホの分だけ安いプランを探すのではなく、この機会に家族全員の通信費を見直してみましょう。

家族割にメリットを感じて大手スマホ会社にしていたけれど、格安スマホでも対応できたというケースもあるようです。違約金や手数料を考慮しても、数カ月で元がとれるほど安くなることもあります。自宅のインターネットプロバイダー料金も含め、「通信費」をまるごと見直して無駄な出費を抑えましょう。


コツ【3】:習い事や自己投資は比較して選ぶ


C7a115ab7f292f7f

新年度を迎えると子どもの習い事や自分のダイエットのためのジム通い、キャリアアップのための勉強や資格取得など、新しいことを始めたくなるものです。一つひとつは大きな金額ではなくても、行く先が増えると家計の負担は大きくなります。費用はもちろん、子どもの習い事であれば「送迎付きなのか」など、条件もふまえて比較して選ぶのがポイントです。

また市や区の体育館やプールなどで開催される教室や、トレーニングルームは割安な料金設定です。また、英会話もインターネットを通して海外の方と話をしながら身につけるものや、アプリで学ぶものなど、今の時代ならではの仕組みも多くなっています。自分や家族に合うものを比較して選ぶとよいでしょう。

親の期待や教育への想いから幼児知能教室などに通わせたとしても、その後「あの習い事が子どもの役に立っているな」と感じられないケースもあります。後になってお金を払ったことを後悔してしまうと「無駄遣いをした」と感じてしまいかねないので、親も子も納得できる習い事を選ぶようにしたいですね。


コツ【4】:学費準備のために給付型奨学金などの条件を知っておく


Dc26a1ba9ec723f4

家計で負担が大きいのが教育費ですが、様々な支援策もあるので知っておくことが大切です。例えば自治体によって条件や援助内容は異なりますが、小中学校の「就学援助制度」では、シングルマザーであることや(収入制限があることが多い)、世帯として住民税非課税などの条件により、給食費が無料になり修学旅行の費用や制服代の補助などがあります。

また、高校の無償化・保育料無料・給付型奨学金・進学先の特待生制度など、教育費が助かる仕組みはいろいろあります。この中には前年(1月から12月)の年収や住民税の額が条件になることも。

期間に余裕を持って調べておかないと、いざ請求しようと思った時「税金を減らす対策をしておけば対象になったのに……」と思っても、前年のことなのでどうしようもなかったという方も多いです。

保険やiDeCoで控除があれば対象になるケースも。細かい計算で迷ったら、プロのファイナンシャルプランナーに相談してみてくださいね。


まとめ

春だしせっかくだからと、勢いにまかせてお金を使っていると無駄遣いになってしまいます。しっかり調べながらお金を使うもの、抑えられるものを見極め、準備してください。


    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.