2019年もあと少し。来年からいっそう家計を調えていくために、自分にとって無駄なものを見極め、思い切ってやめてみませんか?節約上手さんたちの「今年やめたもの」を参考に、自分の「要・不要」を整理してみましょう。今回は節約インスタグラマーのS子さんにやめたことを教えてもらいます。
こんにちは。Instagramで家計管理や節約について投稿しているS子です。夫と2歳の娘、それに猫と千葉市のアパートで暮らしています。我が家は夫のお給料だけで暮らす一馬力家計なので、できるだけ生活コストを抑えるようにしています。今年も色々なことをやめて、コストカットに成功しました。
車の所有をやめた
我が家は元々夫婦2人で1台ずつ、合計2台の車を所有していました。どちらも普通車で、しかも外車だったので、とにかく維持費が高くて悩んでいました。悩んだ末、引っ越しをきっかけにまずは1台を手放すことに。そしてその後、残りの1台も手放しました。
これにより車の税金や車検代、ローン、駐車場代、車の保険代、ガソリン代など月々約4万5,000円が浮きました。最初は「車がないと不便かな」とも思いましたが、電車や徒歩の生活にも慣れて、今では特に不便を感じません。固定でかかる費用が抑えられ、家計はかなりラクになりました。
スマホの大手キャリア契約をやめた
今年のはじめに私が大手キャリア(SoftBank、docomo、au)から格安スマホに契約プランを乗りかえて、夫も先月ついに乗りかえました。通話もできるしネットの通信速度も遅くなく、不満は特にありません。月々のスマホ代は2台分で約1万円減り、かなりのコストカットに成功。“2年縛り”や違約金の緩和がされた今こそ、格安スマホに乗りかえるチャンスだと思います。
現金払いをやめた
我が家はずっとクレジット払いをせず、現金払いを続けてきました。その方が管理しやすく、節約になると考えていたからです。ですが、今年10月の増税でキャッシュレス決済の方が何かとお得になることが多くなり、現金派をやめることに。
とはいえお得だからといってクレジットカード払いをしたり、クレジットカードから自動チャージできる電子マネーやコード決済を使うのは、使いすぎそうでやっぱり怖い。使いすぎを防ぎつつお得も欲しい私が選んだのは、現金をチャージして使うタイプの電子マネーでした。
政府が実施するキャッシュレス決済に対するポイント還元制度では、一部のお店でキャッシュレス決済をすると2%ないしは5%のポイントが還元されます。2%、5%と聞くと微々たる額のように感じますが、塵も積もれば山となる。むしろ増税前よりお得に購入できるお店もたくさんあるので、自分に合う方法でキャッシュレスの波に乗っていきたいです。
外で飲み物を買うのをやめた
夫が仕事に行くときや家族でお出かけするときなど、以前は外出するときに飲み物を持って行かず、飲みたくなったらそのときに買っていました。しかし、お出かけはたまにだとしても、夫の仕事は毎日のこと。今まで買ったであろう缶コーヒーの金額を考えると恐ろしくなってきます。節約できる部分だと考えて夫と交渉し、夫も承諾してくれたので、今は飲み物を入れた水筒を持って仕事に出かけてもらいます。
普段から当たり前のように使っているものや買っているものが、本当に必要なのかどうか。しっかり考えて、これからもコストカットに励んでいきたいです。