2月3日は節分。今年の恵方巻は手作りしてみませんか。「魚が苦手」という子どもでもおいしく食べられる、魚を使わない恵方巻のレシピを紹介します。巻きすを使わずラップで巻くので、道具が揃っていなくても大丈夫。今年の恵方である「東北東」を向いて恵方巻にかぶりついて、幸運を引き寄せましょう!
「すき焼き風恵方巻」
まずは、甘辛味の牛肉がおいしい恵方巻から紹介します。春菊や紅しょうが、たまごを具材に入れて断面の彩りも美しく。子どもがたくさん食べてくれること間違いなしです!
材料(1本分)
牛肉(切り落とし、こま切れなど) 100g / 春菊 2把 / たまご 1個 / すき焼きのタレ 大さじ1(醤油・酒・みりん 各小さじ1 / 砂糖 小さじ1/3で代用可) / 白いりごま 大さじ1/2 / 紅しょうが 10g / サラダ油 適量 / 焼き海苔 全形2枚 / 温かいごはん180g
A(ごま油 小さじ1 / 塩 小さじ1/4)
作り方
1. 牛肉は食べやすい大きさに包丁で切る(あらかじめ切ってある場合はそのままでOK)。
2. 春菊は包丁で根元を切り落とす。小鍋に湯を沸かしてサッと茹で、水気を切る。
3. ボウルにたまごを割り入れて菜箸で溶く。フライパンにサラダ油を入れて弱めの中火で熱し、いりたまごを作り、皿に移す。
4. 3のフライパンをさっと洗い、サラダ油を入れて中火で熱し、1を入れて炒める。
5. 牛肉から出た脂をキッチンペーパーなどで拭き取る。
6. 5にすき焼きのタレをかけてからめる。
7. 白いりごまを加えて全体にまぶす。
8. 温かいごはんをボウルに入れ、Aを加えてしゃもじで混ぜ合わせる。
9. まずは具材を海苔で巻く。ラップの上に焼き海苔を1枚敷き、手前から7、2、汁気を切った紅しょうが、3の順にを縦幅がそれぞれ均等になるように整えながら並べる。
10. ラップごと持ち上げてキツめに巻いていく。具材を全て巻き込んだら、余った海苔の部分も巻いておく。
11. そのまま5分ほど置いてなじませる。
12. 別のラップの上に新たに焼き海苔を1枚敷き、上から8を平らに敷き詰める。この時、手前と奥3cmほど空けること。
13. 11のラップを取り、12のごはんの手前側に11の横幅程度のスペースをあけてのせる。
14. そのままラップごと持ち上げて、ゆっくりと巻いていく。
15. 巻き終わったらそのまま5分ほど置き、海苔をなじませたらラップをとって完成。
「イタリアン恵方巻」
次に紹介するのは、海苔巻きの海苔を生ハムに変えたイタリアン風の恵方巻です。ごはんの味付けも洋風にしておしゃれに変身させました。見た目も美しいのでホームパーティーなどでの女子ウケもばっちりです。
材料(1本分)
赤パプリカ 30g / プロセスチーズ 30g / きゅうり 30g / 生ハム 70g / 焼き海苔 全形1枚 / 温かいごはん 300g
A(オリーブオイル 大さじ1/2 / 酢 大さじ1/2 / 塩 少々 / ブラックペッパー 少々)
作り方
1. 赤パプリカ、プロセスチーズ、きゅうりをそれぞれ5mm角程度になるよう包丁で切る。
2. ボウルにAを入れて混ぜ、温かいごはんを入れてしゃもじで混ぜ合わせる。
3. 1を2に加えて混ぜる。
4. 生ハムをラップの上で全形の焼き海苔と同じサイズ程度になるように並べる。その上に3の半量をのせ、手前と奥を1~2cmほどあけて敷き詰める。
5. 焼き海苔を重ね、その上から残りの3を敷き詰める(焼き海苔の手前と奥を3~5cmほどあける)。
6. ラップごと持ち上げてゆっくりとキツめに巻き、ラップを取ったら完成。
「ホットドッグ風恵方巻」
最後は、見た目もユニークなホットドッグ風。巻き寿司の上に大きなフランクフルトをのせて、インパクト抜群のビジュアルに仕上げました。
材料(1本分)
フランクフルト用ソーセージ 1本 / レタス・カイワレ大根 合計10g程度 / 有塩バター 5g / ブラックペッパー 少々 / ケチャップ・マスタード 適宜 / サラダ油 適量 / 焼き海苔 全形1枚 / 温かいごはん 250g
A(塩胡椒 少々 / オリーブオイル 少々 / カレー粉 少々)
作り方
1. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱する。包丁で斜めに数か所切り目を入れたフランクフルト用ソーセージをフライパンに入れ、転がしながら焼く。
2. レタスとカイワレ大根を食べやすい大きさに包丁で切る。
3. 2をボウルに入れ、Aを加えてトングなどで和える。
4. 別のボウルに温かいごはんを入れて、有塩バターとブラックペッパーを加えてしゃもじで混ぜ合わせる。
5. ラップの上に焼き海苔を敷き、手前と奥を1~2cmほどあけて4を平らに敷き詰める。
6. 5の手前(少しスペースをあけたところ)をラップごとごはん側に折りたたむ。
7. ラップの上から押さえながら、一気に巻いていく。この時、ラップは巻き込まず、海苔とごはんだけを「の」の字になるように巻く。
8. 巻き終わったらそのまま5分ほど置き、海苔をなじませる。
9. 端を包丁で切り落とす。
10. 上から中の海苔が見えるところまで、包丁で上から真っ直ぐ切込みを入れる。この時、両サイドの2~3cm程度は切らないようにする。
11. 3を10の切込みに詰める。
12. その上に1をのせる。
13. 好みでケチャップとマスタードをかけたら完成。
いずれの恵方巻も、見た目のインパクトや彩り良し。今年の恵方巻はちょっぴり変化球の味わいで楽しんでみては?