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2018年 主婦家電評論家の「ベストバイ家電」3選



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2018年、今年も様々な家電製品の取材やレビューを行ってきました。そんな中から、家電評論家の筆者が個人的に「コレは買い! 」と高く評価した上で日常的に使い続けている「ベストバイ」3選をご紹介します。


家電評論家の2018年ベストバイ家電

愛知ドビー「バーミキュラ ライスポットミニ」


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愛知・名古屋発の鋳物ホーロー鍋のメーカーとして、既に「バーミキュラ」のブランド名で人気を博していた愛知ドビー。そんな同社が2016年12月に発売した炊飯器「バーミキュラ ライスポット」。炊飯用に開発された鍋とIHヒーターをセットにしたこれまでにないスタイルの炊飯器で、保温機能がないにもかかわらず、そのおいしさと調理鍋としても使用できる汎用性の高さから大ヒット商品となりました。発売当時、筆者もレビュー用に1台お借りして試してみましたが、評判通り確かにふっくらとしていながらも粒感のある食感と風味豊かに炊き上がるご飯は、冷めてしまってもおいしくてたちまち虜になりました。


しかし、個人的に少々ネックだったのはそのサイズ感。筆者宅の日常生活では5合炊きというのは少々持て余しがち。置き場所や収納場所を考えると、毎日活用するには使い勝手に少々難点アリかも……というわけで、小型サイズの登場を待ち望んでいました。 

そしてそれからわずか約1年で登場したミニサイズ(3合用・2018年12月18日時点での編集部調べ価格は税込7万円前後)。数値上は2まわりほど小さくなっただけですが、キッチンや食卓に並べた際の佇まいは想像以上に小ぶり。実際にお借りして試してみると、小さくなったからと言って機能や性能は変わらず。使い勝手と活用度に関してはむしろアップしていて、貸し出し製品を返却後、すぐに購入しました。

ミニサイズになり、サイズ感以外に評価しているのが、調理器具としての汎用性が高まったこと。ライスポットのIHヒーターは、炊飯モード以外にも調理モードがあります。鍋を使用した煮込み料理はもちろん、炒め料理も得意。特にチャーハンがなぜかとても上手にできて、小学6年生の子どもでも上手に調理ができます。


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調理モードを利用すれば、煮込み料理も

設定した温度で保温を続けるヒートキーパーとしての機能もあり、はやりの低温調理器具としても活用できます。筆者宅ではこの機能を利用し、育ち盛り・食べ盛りの子どもの補食用に鶏のむね肉を使用したサラダチキン、麹を発酵させた自家製甘酒などを頻繁に作っており、節約と健康的な食生活に役立てています。


デロンギ「マルチグリル BBQ &コンタクトグリルプレート」


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日本では、コーヒーメーカーやオイルヒーターのブランドとして知られるイタリアの家電メーカー・デロンギ。2018年秋に新製品として登場したばかりの製品が「マルチグリル BBQ&コンタクトグリルプレート」(2018年12月18日時点での編集部調べ価格は税込4万円前後)。簡単に言うと、ホットプレートとグリルを兼ね備えた卓上クッキングヒーターなのですが、レビュー用にお借りしたところ、思った以上に活用度が高いことを実感。こちらも返却後に即購入しました。

筆者が魅力に感じたのは、ホットプレートとして使用した際には、2つのプレート面を180度広げてたっぷり調理が可能で、大人数にも対応できるにもかかわらず、使わない時には半分のサイズでコンパクトに収納できること。コンパクトなので、出したり片付けたりする作業も手間に感じにくいため、"お蔵入り"しづらいと思います。2つのプレートは、それぞれ温度調整を個別に設定することができ、同時に別の調理を楽しめて大活躍してくれます。


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180度開いて利用すれば、2種類の料理を同時調理できる

2つのプレートを広げずにそのまま上下にはさみ合わせるようにして使う「グリルポジション」と「コンタクトポジション」では、食材を上下から加熱したり、プレスする形で焼き上げられます。例えば厚みのある肉を上下から挟み込むようにして焼くことで、素早くムラなく火を通すことが可能です。調理の時短化だけではなく、短時間で火を通すことで食材の旨味もしっかり閉じ込めたままおいしく仕上がるというメリットも。激安の豚ロースの塊肉や鶏むね肉でも、驚くほどジューシーに焼き上がり、軽く感動しました。


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2枚のプレートでプレスして調理することもできる

本体はキッチンのワークスペースにも十分置けるサイズなので、筆者宅では卓上利用以外にも、肉をおいしく焼くための調理器具として日常的に利用しています。もちろん、パーティシーンではインスタ映えするとともに、ユニークな調理スタイルに話題と称賛の的です。


popIn「popIn Aladdin」


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最後は、家電の中でも「クロモノ」と呼ばれるAV機器です。映像をスクリーンに映し出すいわゆるプロジェクターですが、LEDシーリングライトがそれを兼ねているというのが最大の特長です。スクリーン不要で壁面に映し出すことができ、さらには配線の必要がなく天井面に取り付けられることから、とてもスッキリと設置できます。


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天井から映写して楽しむスタイル

筆者はこれまでにも複数のプロジェクターを試用し、その楽しさは十分理解していましたが、コードが邪魔になるなどの設置性への懸念から欲しいと思いながらも購入を見合わせてきました。しかし、そうした懸念事項をすべて払拭することができる「popIn Aladdin」を魅力に感じないわけはありません。

とはいえ、プロジェクターは画質や排熱性なども検証事項に挙げられます。そこで一度試してみたところ、特に大きく問題と感じる要素は見当たりませんでした。

とにかく、周囲が配線などで煩わせられることなく、50インチクラスの大画面を気軽に楽しめるというのはうれしい限り。しかも、プロジェクターとLEDシーリングライトに加えて、BluetoothスピーカーもHarman Kardon製を採用。高音質のサウンドを天井から降り注ぐように楽しめるという体験も楽しいです。


ちなみに、プロジェクターなので、映写サイズは本体との距離に比例します。壁からの距離が1.02メートルで40インチ、1.28メートルで50インチ、1.54メートルで60インチ、2.58メートルで100インチというのがおおよその目安です。

「DiXiM Play」という規格に対応しているテレビやレコーダーがあれば、リアルタイムでテレビ番組の視聴ができたり、録画した番組もスクリーンに映し出して楽しむことが可能です。YouTubeやAmazon Prime Video、Netflix、DAZNといった動画配信サービスも、内蔵アプリで直接視聴できます。これらの機能満載で、7万9800円(税抜)というのは正直とてもお得だと思います。天井に備え付けるだけで、自宅にミニシアタールームが完成です。

以上、主婦家電評論家による2018年ベストバイ家電でした。皆さんのかしこいお買い物体験の参考になると嬉しいです。


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