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ジューサー、ミキサー、ブレンダー…それぞれの違いと特徴を解説



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いつにも増して酷暑の今夏。暑さのせいで食欲不振にも陥りがちですが、本当はそんな時こそしっかりと栄養を摂りたいものです。夏バテで食欲がなくても、ジュースなら無理なく摂取できますよね。手作りのジュースなら添加物も入っておらず糖分も市販品より控えめ。朝に飲んで、自家製ジュースから始まる健康的な1日を実現するのもよさそうです。


そんな自家製ジュース作りに欠かせないのが「ジューサー」と呼ばれるキッチン家電。材料を切り刻んで液状にしたり、圧縮したりすることでジュースを搾り取る機械ですが、市場には大きく分けて3つのタイプがあります。以下にそれぞれの特徴を、メリット・デメリットとともに解説していきます。


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ジューサーは3タイプ

 ミキサー(ブレンダー) 

果物や野菜をカッター(刃)で細かく切り刻んで撹拌することで液状化させ、ジュースにする家電。「ブレンダー」と呼ばれることもあります。食物をそのまま丸ごとジュースにするため、繊維質が残りやすく、ドロッとした飲みごたえのある仕上がりになります。 

モーターでカッターを高速回転させる際に摩擦熱が生じるため、食材に含まれる酵素を破壊してしまいやすいことや、動作時に騒音を発生させてしまうことが難点。しかし、短時間でたくさんの量のジュースを作れる手軽さ、絞りカスが生じず手入れが楽な点がメリットです。 

スロージューサー 

臼(うす)の働きをするスクリューを回転させて、食材を押しつぶしながらジュースを搾り出す仕組みのジューサー。中でもモーターの回転数が1分間に30~45回程度と低速のものが「スロージューサー」と呼ばれています。 

食材の繊維質と果汁を分離してジュースが漉し出されることから、食材の栄養を丸ごと摂ることはできないものの、仕上がりはサラッとした飲みやすいジュースになるのが特長。反面、搾りかすが残ってしまうことから、お手入れはミキサーよりも手間がかかり、ジュースを作る時間もかかります。 

モーターの回転がゆっくりなので、熱の発生が少なく、食材が空気に触れにくく酵素の破壊が少ない点も長所。動作音も静かです。ただし、果汁を搾り出す仕組みのため、ミキサータイプに比べるとでき上がるジュースの量が少なく、葉物野菜など水分の少ない食材にはあまり向きません。 

 ハンドブレンダー

ミキサーやフードプロセッサーの一種ではあるものの、その名の通り、手に持って扱うのが特徴です。容器の底にカッター(刃)がセットされているミキサーとは違い、容器に挿し込んで材料を粉砕することができ、手持ちの容器を使っての使用が可能。用途が幅広く、その1つとしてミキサー代わりとしても使うことができます。 

オールラウンドに使える反面、性能面では刻む機能に特化しているフードプロセッサーや、攪拌することに重点を置いたミキサーには少々劣ります。とはいえ、ジューサーとしても十分に機能し、物をあまり増やしたくないご家庭ではおススメです。 

 今回は自家製ジュース作りに不可欠なジューサーを3タイプに分け、それぞれぞれの特徴についてご紹介しました。しかし、ジュース作りという主目的に絞って考えると、毎日お手軽に使える操作性やメンテナンスのしやすさも重要な要素。そこで次回は、お手頃価格ながら性能もまずまずで、使い勝手もよいおすすめ製品をご紹介します。

 


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