子どもや夫用のお弁当、いつもの味にちょっと飽きてしまったら、自家製のふりかけを作ってみてはいかがでしょうか。好きな具材で作れるばかりか、自分で作るから無添加で安心!とっても簡単なのでぜひ作ってみてください。
ふりかけって手作りできるの?
ゆかり、のりたま、ちりめんじゃこ‥。スーパーにはいろいろなふりかけが並んでいますね。ふりかけは買うものだと思っている方、実はおうちでも簡単に作れます。新年度はちょっとだけ手間をかけて、ふりかけを手作りしてみませんか。
手作りふりかけ保存時の注意点
ふりかけ作り自体はいたって簡単ですが、保存食にするなら以下のポイントに注意しましょう。
(1) しっかり乾燥させる
水分が残っていると日持ちが悪くなり、ベチャッとした仕上がりになります。水分のある食材を使用するときは、しっかり炒って完全に水分を飛ばしましょう。
(2) 保存は清潔な容器に
殺菌消毒した容器で保存するのが望ましいです。自家製ふりかけはものにもよりますが、だいたい1週間程度で消費しましょう。
手軽に作れる「自家製ふりかけ」レシピ3種類
材料が手に入りやすく、家庭に常備することの多い食材で作れるふりかけのレシピを3つご紹介します。作り方はとっても簡単です。
レシピ(1) かつお節のふりかけ
一つ目はふりかけの定番”おかかふりかけ”です。汁気はしっかり煮飛ばしてくださいね。
材料(作りやすい分量)
- かつお節 小袋1パック(5g)
- 白いりごま 適量
- しょうゆ 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- みりん 小さじ2
- 酒 小さじ2
作り方
1.フライパンにすべての材料を入れて火にかけます。
2.沸いたら弱火にしてかき混ぜながら汁気を飛ばします。汁気がなくなったら出来上がりです。※しょうゆは焦げやすいのでこまめにかき混ぜてくださいね。
気になるお味は、甘じょっぱい味がごはんにぴったり
甘じょっぱい味付けにかつおの風味が最高。ごはんが進むこと間違いなしです。お好みで粉山椒や一味唐辛子などスパイスを加えても。普段かつお節で出汁を取るという方は余った出汁がらでも作ることができますよ。余すことなく食材を使えるのでオススメです。
レシピ(2) 小えびのふりかけ
乾物を使って栄養満点。ミキサーがある方は粉末状にするのもオススメです。普段の料理ではなかなか毎日は魚類を食べられないという方も、ふりかけで摂取できたらうれしいですね。
材料(作りやすい分量)
- 小えび(または桜えびや干しえびなど) 10g
- 白いりごま 適量
- みりん 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 長ねぎ 適量
- ごま油 少々
作り方
1.小えびは軽く炒ります。白いりごまを加え、さらに炒ります。
2.しょうゆ、みりん、長ねぎを加えて沸かします。沸いたら弱火にしてかき混ぜながら汁気を飛ばします。汁気が少なくなったらごま油を加えて香りづけをします。汁気がなくなったら出来上がりです。※しょうゆは焦げやすいのでこまめにかき混ぜてくださいね。
気になるお味は、和食でも中華でもいける
香ばしいえびの香りとごま油が食欲をそそります。にんにくやしょうがなどの香味野菜を加えて中華風にするのもオススメです。辛いのがお好きな方はごま油をラー油に代えても。今回は長ねぎを使いましたが、おうちにある余り野菜でも大丈夫です。シンプルな材料なのでお好きな具材を足してみてくださいね。
レシピ(3) 韓国海苔ふりかけ
手巻き寿司やおにぎりには使うけど、意外と余らせがちな海苔。韓国では海苔のふりかけがスーパーに売っているのでそれを真似してみます。
材料(作りやすい分量)
- 焼き海苔 1枚
- 白すりごま 適量
- ごま油 大さじ1
- 塩 適量
作り方
1焼き海苔は食べやすい大きさに切ります。※ここでは少し大きめにしましたが、お好みで調整してください。
2.フライパンにごま油と海苔を加えて、海苔がパリパリになるまで炒めます。白いりごま、塩を振って出来上がりです。塩加減はお好みで調整してください。
気になるお味は、 気軽に本場の韓国のりが楽しめてGOOD
韓国海苔を買わなくても、いつもの海苔が大変身!パリパリの海苔に、ごま油がふわっと香り、ごはんが進みすぎるので要注意です。海苔だけで食べてもおつまみとしてイケそう。お弁当のふりかけとして使うときは、あえてごはんの上にのせず、ラップに包んで持っていくとパリパリ感が保てますよ。
ワンパターン化しがちなお弁当も、ふりかけなら手軽に味をアレンジできますね。自分好みの食材や余り野菜などで、簡単にできる自家製ふりかけを作ってみましょう。