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「地雷」を避けて理想のBLに出会える! 専門電子書店「ルルミル」11月5日誕生、話題の「攻め×受け検索」を体験



2026年10月27日、株式会社カカオピッコマは、11月5日にオープンするBL専門電子書店「ルルミル」のローンチ直前体験会を開催した。「BL純度100%の電子書店」を掲げる同サービスは、好みの作品を探すための細かなタグ検索や、キャラクターの特徴から理想のカップルを見つけられる「攻め×受け検索」など、BLファンならではのこだわりに応える機能が特徴だ。




当日はサービス誕生の背景や今後の展開について説明が行われたほか、実際のスマートフォンを使った体験の時間も設けられた。気になる検索機能を中心に、その使い心地をレポートする。




BLファンが抱える「買う前に自分に合うか知りたい」という悩み




サービスについて説明したのは、株式会社カカオピッコマの常務執行役員 熊澤森郎氏。





同社が運営する電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」では、近年BLジャンルが大きく伸長しているという。一方で、BL作品にはほかのジャンルとは異なる購買傾向がある。ピッコマで配信されているBLマンガのうち、1巻で完結する作品の割合は62%。BL以外のジャンルと比べて14ポイント高い。続きが気になって読み進めるうちに購入へつながる作品とは異なり、1冊で完結する作品では、購入前に自分の好みに合っているかを見極めることが重要になる。




さらに、BLのコアユーザーへの調査では、読みたい作品の条件が非常に具体的であることも分かったという。好きなキャラクターのタイプや関係性には強いこだわりがあり、反対に、どうしても避けたい要素、いわゆる「地雷」もある。BLだけでなくアイドルや2.5次元など、複数の「推し」を持つ人も多く、限られた時間やお金の中で作品を選んでいる。そして、気に入った作品は一気に読み切り、その魅力をほかの人にも伝える「布教」の文化も根付いている。




つまり、BLファンにとって作品探しは、単にランキングを眺めて気になる表紙を選ぶだけではない。好みの設定を調べ、苦手な要素がないかを確かめ、納得してから購入する。その手間を減らすために生まれたのが「ルルミル」だ。







「地雷」を避けながら探せる!細かすぎるタグ検索




ルルミルの大きな特徴の一つが、作品の設定や雰囲気を細かく指定できる「作品タグ検索」だ。







体験用のスマートフォンで検索画面を開くと、想像以上のタグの多さに驚かされた。「関係性」「作品設定・展開」「作風・雰囲気」など、さまざまな項目が用意されており、気になるタグを組み合わせることで、好みに近い作品を絞り込める。







さらに便利なのが「除外タグ」の存在だ。読みたい要素を選ぶだけでなく、苦手な設定を検索結果から外せるため、「この設定は好きだけれど、あの展開は避けたい」といった細かな希望にも対応できる。







BL作品を探す際、好きな要素と同じくらい重要になるのが、読みたくない要素を避けられること。こうした機能が用意されている点に、読者の声を丁寧に拾い上げてきたことがうかがえる。




まるでマッチングアプリ?「攻め×受け検索」を体験




今回、特に印象に残ったのが「攻め×受け検索」だ。BL作品で重視される、登場人物それぞれの特徴や2人の関係性。ルルミルでは、攻めと受けの条件を別々に設定して、好みのカップルを探すことができる。







例えば、攻めは「30代」「筋肉」「俺様・傲慢」、受けは「陰キャ」といった具合に、キャラクターの属性を選択していく。検索結果には、選んだ条件に対するマッチ度も表示される。実際に画面を操作してみると、理想の相手を探すマッチングアプリのような感覚だ。







さらに驚いたのが、同じ作品でも巻ごとにマッチ度が表示されること。







物語が進むにつれてキャラクターの関係性や描かれ方が変化する場合もあるため、作品単位だけでなく、巻ごとの違いまで確認できる仕組みになっている。




会場スタッフによると、タグの設定には人の目による確認も行っているという。膨大な作品を一つひとつ確認する手間を考えると、検索結果の裏側にも相当な労力がかかっていることが分かる。




「このカップルが好き」「こんな関係性の2人を読みたい」という気持ちから作品を探せるのは、BL専門書店ならではの楽しさだ。




読者の熱量が次の出会いにつながるレビュー機能







ルルミルでは、作品を読んだ人が感想や応援のメッセージを投稿できるレビュー機能も用意されている。体験画面には、レビューに対して「これ見て買った」「解釈一致!」「愛に敬意」といったリアクションを送れる仕組みがあった。単に星の数で作品を評価するのではなく、作品への愛情や共感を読者同士で共有できる点が面白い。







レビュー本文は最大2,000文字まで入力でき、自分なりの分類に使える「マイタグ」も設定可能。好きな作品についてじっくり語りたい人にとって、うれしい機能ではないだろうか。また、運営側はポジティブな感想や作家への応援を推奨しており、過度な酷評や誹謗中傷などへの対応体制も整えているという。




気に入った作品の魅力を誰かに伝えたい。そんなBLファンの「布教」の楽しさを、サービスの中でも感じられる設計になっている。




作品との出会いを広げるニュースやランキングも




ルルミルには、マンガ・SMARTOON・ノベルの作品が並び、ランキングから気になる作品を探すこともできる。







また、トップページではニュースを目立つ位置に掲載。新刊やキャンペーン情報だけでなく、作家へのインタビューなどを通じて、まだ知られていない作品や作家との出会いも生み出していく方針だ。熊澤氏は、既存のBL市場でシェアを奪い合うのではなく、新しい作品に手を伸ばすきっかけをつくり、BL市場全体を広げていきたいと説明した。




なお、ルルミルはピッコマとは別のサービスとして運営され、アカウントの連携は行われない。マンガは単行本単位での販売を基本とし、縦読みマンガのSMARTOONは話単位で販売される。成人向け作品については、サービス開始時点では取り扱わない予定だ。




11月9日からは池袋駅周辺に人気BLカップルが登場!




サービス開始に合わせて、キャンペーンも予定されている。11月中にルルミルへ登録した人には、12月まで利用できる50%OFFクーポンを配布。全作品を対象に何度でも使えるという。さらに、11月9日から22日までは、池袋駅周辺で交通広告を展開する予定だ。







広告には人気BL作品から6組のカップルを起用。池袋の実際の風景写真にキャラクターのイラストを重ね、まるでお気に入りの2人が街にいるかのようなビジュアルに仕上げている。




作品の世界と現実の街が重なる演出は、ファンにとって見逃せないものになりそうだ。




自分だけの「好き」を見つける、新しいBL専門書店







今回の体験会を通じて感じたのは、ルルミルが単にBL作品だけを集めた電子書店ではないということだ。好きな設定を選び、苦手な要素を避け、理想のカップルとの一致度を確かめる。さらに、ほかの読者の熱い感想から新しい作品に出会うこともできる。特に、攻めと受けを別々に指定できる検索機能や、巻ごとに表示されるマッチ度は印象的だった。作品探しそのものが楽しみになるような、細かな工夫が詰まっている。




「自分の好みにぴったりのBL作品がなかなか見つからない」。そんな人にとって、心強い選択肢が一つ増えることになりそうだ。




BL専門電子書店「ルルミル」は、2026年11月5日にサービスを開始する。



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