週末に買ってきた食材や、作り置き、また最近は冷凍食品を利用することも多くなったが、なんせ冷凍庫がパンパンで入りきらない!と頭を悩ませている人も多いのではないだろうか?キッチンの広さを考えると、大きい冷蔵庫に買い替えることもできない。最近は、セカンド冷凍庫を持つ人も増えているが、「電気代が気になる!」「置く場所に困る」など、そう簡単にはいかない。しかし、そんな悩みをスッキリ解決してくれる冷蔵庫がパナソニックから登場した。
パナソニックが、冷蔵庫を約8年ぶりにフルモデルチェンジし、すっきり置けるのにたっぷり入る大容量の「コンパクトBIGシリーズ」を4月下旬に発売する。発売に先駆けて、新製品の特長や使いやすさを体感するメディア向けのセミナーが開かれた。セミナーには、料理研究家で冷蔵庫収納&食品保存アドバイザーの島本美由紀さんがゲストで登場。生活者の冷蔵庫収納の困りごとや効率的な食品の保存・収納術についてラウンドテーブルも行われた。
進化し続けるパナソニックの冷蔵庫

パナソニックでは、これまでも「使いやすい冷蔵庫」、「鮮度保持に優れた保存庫」という本質機能を磨き上げるとともに、調理庫という役割を加えて日々進化してきた。例えば、スペースの有効活用を目指したパナソニック独自のトップユニット方式は、食材を満載にしても引き出しが100パーセント全開にすることができ、ケースの奥まで見えて取り出しやすくなっている。また、食材を高品質に保つ霜つき抑制冷凍や、野菜の使い切りをサポートする冷蔵庫AIカメラなどの特徴ある機能を提供してきた。

近年、住宅環境の変化や、コロナを景気に冷凍食品の活用が増加。消費量は年々拡大し、家庭における冷凍、冷蔵庫の役割が非常に高まっているのだとか。
パナソニックの調査では、冷凍室がパンパンで入りきらないというスペース不足に関する悩みや、食材が見つけづらいといった悩みを抱えているユーザーが半数以上いるというのがわかっている。筆者もまさにその一人なのだが、そんな悩みを解決してくれるのが「コンパクトBIGシリーズ」だ。

<進化したポイント>
① 約9年前の商品と比べて、設置寸法がほぼ同じなのに容量は約50Lもアップ!
奥行はほぼ同じだが、横幅は3㎝以上もスリムになっているのに、容量は全体で50L、冷凍庫だけみても約20Lもアップしている。

② 同じ容量(501L)なら、これまでよりもコンパクトに設置することができる!
同じ容量ながら奥行も横幅もスリムなモデルが追加されたので、買い替える際に、これまでの容量で十分!であれば、コンパクトに設置し、限られたキッチン空間をより効率的に活用することができる。

③ 1番のこだわり!買い物かご約2.1個分の大容量で、しかも使いやすさもアップした冷凍庫!

112Lも入るので、週末の買いだめも、料理の作り置きも、冷凍食品の在庫もたっぷり収納することができる。

「コンパクトBIGシリーズ」の冷凍庫に入る量を、以前のモデルに入れようと思っても、入りきらないものがこんなに!容量の差は歴然だ。

パナソニックの特長である「奥まで見えるフルオープン」が、以前のモデルよりも更に開くようになっているので、食材の出し入れがものすごくラクで使いやすい!
しかも、「高耐荷重ベアリング式レール」が使われているので、たっぷり入っていても片手でラクに開閉できる。

冷凍室上段のケースを約12㎝と深くすることで、食品のタテ置き収納が可能に。整理しやすく見つけやすいので、使い勝手が格段に向上した。

カバーが、引き出しの開け閉めや保存中の温度変化から食品を守り、霜つきを抑えてくれるので、ミックスベジタブルを1か月間保存しても「霜つき抑制冷凍」(右)のものはパラパラしていて、使いはじめと変わらないように見える。
封を開けていないものはもちろん、開封して使いかけのものも、霜つきを抑えるだけでなく、水分がとんでスカスカな状態になってしまうことも防いでくれる。そのため、ある程度時間が経っても彩りよく美味しく食べることができるだけでなく、食品ロスを減らすことにもつながるのだとか。

収納スキルアップで食品をおいしく使い切る!

体験会には、料理研究家で冷蔵庫収納&食品保存アドバイザーの島本美由紀さんがゲストで登場。効率的な食品の保存・収納術についてラウンドテーブルを行った。
島本さんは、「皆さんの長年のテーマだと思うんですけど、どこに何を入れたらいいのかわからない。たくさん詰め込んでしまうとか、いろんな悩みがあるかと思います」と始めると、わかりやすく収納のポイントを解説!
<島本さん推奨!収納術のポイント>
【冷蔵室】
・収納の基本は「見える!まとめる!取り出しやすい!」
・7割収納。
冷蔵室は7割以下にした方が冷気が回るので、食材自体も長持ちするそう。また、たくさん詰め込みすぎると冷蔵庫の故障にも繋がるので、ちょっとゆるめに置くのが大事!
・傷みやすいものは下段に。
冷たい空気は下に溜まるので、冷蔵室はだいたい1番上が5、6度で、下の段が3度くらい。そのため傷みやすいものはチルド室か、1番下に入れた方が食材を長持ちする。消臭剤も下段。下に置いた方が嫌な匂いを吸ってくれる。
※パナソニックの一部の冷蔵庫には、冷蔵室内の温度を均一に保つ機能が搭載されています。

【冷凍室】
・基本はタテ置き収納
100円ショップにある金属製のブックスタンドを1、2枚入れとくと、仕切ることができ、少なくても立てかけられて便利。
・7割以上詰める。
たくさん詰めた方が節電に。空間がたくさんあると、そこを冷やそう冷やそうと冷蔵庫が頑張ってしまう。また、開けた時にも冷気が逃げにくいので、食品も長持ちし、霜もつきにくいそう。
・空いてしまうときはペットボトルを入れて埋める。
ペットボトルに水を入れて凍らせておくと、災害の時に役立つそう。停電時には冷蔵室の保冷に使うことができ、溶けても手洗いや様々な用途で使うことができる。
・上段の手前にかごを置く
使い切れずに少し残ってしまったものなどを入れると、迷子にならずに便利。


【野菜室】
・野菜は育った状態で保存
野菜は育った環境に近い形で保存した方が長持ちするそう。
・上段に使いかけを保存
・りんごなど熟す果物は、必ずラップにくるむかビニール袋入れる。
熟す果物はエチレンガスを出していて、他の野菜を老化させてしまうので傷みが早くなってしまうのだとか。ただ、固いアボカドなどを置くと柔らかくなったりと、果物などを熟れさせてくれる役割も。また、例外で、じゃがいもの芽は出にくくなるのだそう。


島本さんは、「今日は、『冷蔵庫の宣伝はしなくていいですよ。収納と保存について話してください!』って言われたんですけど、すごいな!と思うとこがいくつもあって。私も欲しい!誰に住所を言えばいいですか?」と話していた(笑)
確かに、たっぷり入る大容量の冷凍庫、奥まで見えて探しやすいフルオープン、霜が付きにくいシステムなどなど、筆者も是非送って欲しいくらいだ。
最近は、高齢者や単身赴任、仕事が忙しい人など、ご飯とおかずと副菜が入って、電子レンジで加熱するだけで食べられる冷凍の弁当の売り上げがかなり伸びているのだとか。人気のふるさと納税も、食材がいっぺんに届くので、なかなか食べきれず冷凍庫に保存することも多い。収納術だけではどうにもならないという人も多いだろう。冷蔵庫の買い替えを考えている人はもちろん、今使っている冷蔵庫の容量不足や使いづらさを感じている人は、是非、電気量販店などで「コンパクトBIGシリーズ」を見て、触って、体感してみて欲しい。