個人事業主向け確定申告アプリ「タックスナップ」のPRイベントが2月5日(水)に都内某所で開催され、確定申告の煩雑さを解消するアプリの魅力を開発元の株式会社TxTo(テキスト)CEOの田中雄太氏、CMOの永岡真之介氏が解説。続いて税理士YouTuberのヒロ先生こと田淵宏明氏と、お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんが“ズボラ代表”としてゲスト登壇した。
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田中氏は、インボイス制度や電子帳簿保存法など、複雑化する税務対応の現状と、増加するフリーランス人口の確定申告負担の課題を指摘。その解決策として、AIを活用した「タックスナップ」を開発したと説明した。スマホアプリひとつで確定申告に必要な手続きが完結し、スワイプ操作で仕訳ができる手軽さが特徴だという。
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永岡氏は、確定申告提出時期の集中によるシステム障害や経費計上漏れの問題点を挙げ、「お先に確定申告」を推奨。タックスナップを使えば1月上旬から確定申告が可能になるため、これらの問題を回避できるとアピールした。
クイズに全問不正解もアプリの利便性にクロちゃん感動
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イベントでは、クロちゃんが領収書の勘定科目を当てるクイズに挑戦。アイドルのライブチケット、家賃、プロポーズに使った指輪など、自身の領収書を例に挙げたが、ヒロ先生から全問不正解を突きつけられた。特に指輪については、プライベートな用途であること、手元に残っていることから経費にならないと説明を受け、落胆する場面も。
続いて実際にタックスナップの「丸投げ仕訳」機能を体験したクロちゃんは、自分が手入力で30秒かけても1枚も仕訳できなかった領収書1062枚分を、わずか16秒で処理できる速さに驚きを隠せない様子。「こんな便利なものあるの知らなかった」「目から鱗」と、アプリの利便性を絶賛した。
フリーランスへのメッセージ
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イベント終盤には、クロちゃんとヒロ先生からフリーランスに向けたメッセージが送られた。ヒロ先生は確定申告時期の集中を避けて便利なツールを活用した早めの確定申告を呼びかけ、クロちゃんは自分のようなズボラな人でも簡単に使えるアプリの魅力を伝えつつ「いいなと思った人は1回試しにやってみてください」と推奨した。
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質疑応答では、結婚指輪として用意したものの受け取ってもらえなかった指輪をどうするのかなどクロちゃんのプライベートに関する質問が取材陣から投げかけられる一幕も。「婚活していきます」と婚活状況などについても赤裸々に語ったクロちゃん。また破局後に連絡が途絶えた女性たちへの未練なども明かされた。
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記者は2009年から毎年確定申告を行なっているが、15年やってきても未だにまったく慣れていない。毎年、年が明けると「はぁ、もうすぐ確定申告の季節だ……」と憂鬱になってくる。それもこれも、領収書の仕分けどころか整理さえできていないから。お察しのとおり、記者の昨年分の領収書は手付かずのまま。それなら早速タックスナップを導入して、今年こそは早めに確定申告を終えたいと心に誓ったのであった。