辛いもの好きやK-カルチャー好きも一度は手に取ったことがあるであろう、スーパーやコンビニでよく見かける赤いパッケージ。世界100ヵ国以上で販売され、本場韓国の辛さで人気の『辛ラーメン』。日本でも10代20代を中心に支持を得て、「辛ラーメン3袋入り」が、20代が買うインスタント袋麺でなんと販売個数第1位という人気ぶりだ。
そんな『辛ラーメン』シリーズの世界観を体感するイベントが、Z世代を中心に最先端のトレンドが集まる原宿で、2024年10月5日(土)～14日(月・祝)の10日間、開催される。かやくを選びオリジナルの辛ラーメンを作ることのできる「DIY辛ラーメン」や、キッチンカーでの辛ラーメン食べ比べなど、見どころ満載のイベントを一足先に体感してきた。
自分の好きな楽しみ方が正解!自由な『辛ラーメン』
辛ラーメンを検索すると、関連する検索ワードとしてまずあがるのが「アレンジ」だ。SNSでは様々なアレンジレシピが投稿され、投稿数はなんと8300件以上。インスタント麺アレンジの中でも、群をぬいて投稿が多い。中には、有名シェフが作りだしたアレンジも。味や具材で変化を楽しむだけでなく、辛ラーメンがチャーハンやオムライスになっていたりと、もはやラーメンではないものも。それぞれ自分なりのこだわりの食べ方を楽しく共有しているのだ。
鄭さんは「辛ラーメンは、決まった楽しみ方がなく、‟自分の好きな楽しみ方が正解”。『好きな人と』『好きな時に』『好きな場所で』『好きな食べ方で』楽しめるのが辛ラーメン」と話し、アレンジが多彩にできることも人気の理由と明かした。
いざ、『辛ワールド』の世界へ！
すぐにわかる真っ赤な入口。その入口の横には、こちらも真っ赤なキッチンカーが！早くも食欲をそそられる。
＜辛ラーメンクイズルーム＞
一歩足を踏み入れると、没入感MAXのまさに『辛ワールド』。ここはクイズルームになっていて、この部屋の盛りだくさんの辛ラーメン情報をもとにパンフレットのクイズに答えると、「辛ラーメンオリジナル」の袋麺が1つもらえる。
辛ラーメンが‟辛い”だけじゃなく‟うまから”のわけ。そして伸びない麺の秘密も。
世界中で売られている辛ラーメンがズラリ！
＜自由な辛ラーメン展＞
壁一面に辛ラーメンを使ったアレンジが！もんじゃもあれば、餃子にカレー、オムライス、アラビアータまで。ユニークなレシピが満載だ。
隅のQRコードを読み込むと詳しいレシピが見られるようになっている。
＜辛味くじ(からみくじ)＞
おみくじを引くと「今日の運勢」ではなく「今日の辛ラーメン」がわかる!? マイルド、ちょい辛、ピリ辛、うまからっ、激辛と書かれたおみくじには、運勢に合わせたおすすめの製品と、相性の良いかやくが紹介されている。
スタッフに引いたおみくじを見せると、「マイルド（辛ラーメン キムチ）」「ちょい辛（辛ラーメン ブラック）」「ピリ辛（辛ラーメン焼きそば チーズ）」「うまからっ（辛ラーメン LIGHT）」「激辛（辛ラーメン焼きそば）」の 5 種の中から、おみくじに書かれたおすすめ製品と、相性の良いかやくがもらえる。筆者は「ピリ辛」だったので、「辛ラーメン焼きそば チーズ」と、それに合う「チンゲン菜」のかやくをいただいた。このあと少し雨に降られたので、確かに「ピリ辛」だったかも!?
＜DIY 辛ラーメン＞
辛かまぼこやネギなど15種類のかやくが用意され、自分好みのものを選んでオリジナルの辛ラーメンを作ることが出来る。カップラーメンには当たり前に入っているかやくだが、実は辛ラーメンのように袋麺にかやくが入っているのは珍しい。鄭さんによると、「辛ラーメンはかやくを一緒に煮込むことによってより旨みが増す」そうだ。かやくが違えば、ラーメンの味も変わってくる。味を想像しながら自分だけの辛ラーメンをDIYするのはなんとも楽しいのだが、帰ってからそれを食べられると思うと楽しさ倍増だ。
日本で発売されているものには入っていない「わかめ」や、アレンジレシピで「さわやかで美味しい！」と好評だったという「ゆず」など、普段辛ラーメンには入っていないものやレアなものもあるので要チェックだ。
フォトスポットやフォトブースも用意され、「辛ラーメン」の世界をより楽しむことができる。
＜食べ比べキッチンカー＞
屋外のキッチンカーでは、2種の辛ラーメンを食べ比べることが出来る。時間帯などによって2種の組み合わせが異なるので、何度も足を運んで楽しむのもいいかもしれない。
この日はプレスデーということで、「オリジナル」「キムチ」「ブラック」「焼きそば」の4種が用意されていた。
「オリジナル」は、ご存じの通りの本場の辛さだが、後からしっかり旨みがやってくる。「キムチ」は、意外とさっぱりしていて、辛さは少し控えめだ。キムチの風味が効いていて美味しい。
「焼きそば」はコクのある辛みで、たっぷりの野菜と合いそう。そして筆者のイチオシは「ブラック」だ。特製の辛味スープと特製豚骨スープのWスープは、コクがあって、マイルドな辛さで旨みがすごい。まさに‟うまから”で美味しかった。
●『チーズ DAY』 「辛ラーメン オリジナル（チーズトッピング Ver）＆辛ラーメン焼きそば チーズ」
●『激から刺激 DAY』 「辛ラーメン オリジナル（唐辛子かやく追加 Ver）＆辛ラーメン焼きそば」
●『ヘルシーDAY』 「辛ラーメン オリジナル（野菜かやく追加 Ver）＆辛ラーメン LIGHT」
試食のタイムスケジュールを確認して、目当ての日や時間に訪れるのがベストな楽しみ方かも。
【ポップアップ「辛いって、楽しい!『辛ワールド』」開催概要】
・開催期間：2024年10月5日(土)～14日(月・祝)
・開催時間：11時～19時（土日祝のみ10時オープン）
・会場：UNKNOWN HARAJUKU【アンノン原宿】（東京都渋谷区神宮前 6-5-10）
・アクセス：東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅より徒歩1分. JR山手線「原宿」駅より徒歩5分
・入場料：無料
遠方の辛ラーメンファンも楽しめるSNSキャンペーン
遠方のファンやスケジュールの都合でポップアップに行かれない辛ラーメンファンにも、ポップアップの魅力を体験して欲しいと、SNS上で誰でも参加できる「辛ラーメンPOPUP開催記念キャンペーン」が、10月2日(水)より実施されている。ポップアップのコンテンツのひとつである、壁一面に辛ラーメンを使ったアレンジレシピの写真が一挙に並ぶ「自由な辛ラーメン展」にて紹介されているレシピのうち、代表的なレシピ数点が辛ラーメン公式SNSにも投稿されている。その中から食べたいものをひとつ選択しSNS上でコメントまたはリポストすると、抽選で合計100名にポップアップ限定グッズや、辛ラーメンシリーズ袋麺全種詰め合わせなどが入った「自由な辛ラーメンセット」が当たるキャンペーンとなっている。
詳しくはキャンペーン投稿：
https://www.instagram.com/p/DAmxuJdPE7B/?img_index=1
https://x.com/shinramen_app/status/1841312175178359061
辛ラーメンは、こんなにもアレンジレシピが多彩で、アレンジすることが当たり前になっている。鄭さんによると「韓国人はレシピ通りに作らない習慣があるので、元々アレンジレシピが多い」とのこと。そんな自由な食文化が、はるか海をこえて世界中で楽しまれていることに驚かされた。韓国の食文化を手軽に楽しみ、身近に感じることができる「辛ラーメン」。この機会に自由で楽しい「辛ラーメン」の世界を体感してみてはいかがだろうか。
