おやつやおつまみでお馴染みの「さけるチーズ」。普段から当たり前のように食べている定番中の定番商品だが、いつから食べ始めたのか覚えているだろうか。実は「ストリングチーズ」という商品名で発売されたのは1980年(1995年に「さけるチーズ」へ名称変更)で、なんと今年で45周年を迎えるほど古くからある商品なのだそうだ。
そんな長い歴史を持つ「さけるチーズ」の記念日が、ようやく今年になって制定されることになった。気になる日付は3月9日。なぜ? 3(さ)月9(く)日だから、という完全に語呂合わせで決まったようなものだが、45年にもわたって愛され続ける「さけるチーズ」の記念日ができたということは実におめでたいこと。そして迎えた当日、アーバンドック ららぽーと豊洲で制定式が開催された。
3月9日が「さけるチーズの日」と制定され、一般社団法人 日本記念日協会 代表理事の加瀬清志さん(左)から雪印メグミルク株式会社 取締役常務執行役員の稲葉聡さん(右)へ記念日登録証が授与された。
雪印メグミルク株式会社 乳食品事業部 ブランド担当の西嶋拓也さん(中)、雪印メグミルク株式会社 商品開発担当(管理栄養士)の松島美弥子さん(右)と和田さんのトークステージでは、3人の“さけるチーズ愛”が語られた。ちなみに写真左のバター醤油味(黄色いパッケージ)に描かれたさけるチーズ、ほかのパッケージとチーズの形が異なるのがわかるだろうか。実はこれ「ボンバーさけチー」と呼ばれているレアパッケージで、スーパーなどで売られている2本入りの場合は16分の1(約6%)、コンビニ用の1本入りだと32分の1(約3%)の確率でしかお目にかかれないそう。
会場入りした和田さんが最初に目を見張ったというほど精巧に作られた、さけるチーズの巨大オブジェ。イベントに訪れた人たちにも好評で、オブジェの前で記念撮影する人が後を絶たなかった。
「さけるチーズ」のオリジナルラッピングカーでは、さけるチーズを使った「さけチー」ドッグと「さけチー」焼きが販売された。
クイズラリーの全問正解者に配られた「さけるチーズ」食べ比べセット。現在販売されている6種類が一度に食べ比べできるのと、クイズの問題がやさしすぎたこともあって全問正解者が引き換え場所に殺到した。
当日は晴天に恵まれたこともあって、多くの家族連れが参加した「さけるチーズフェス 2024」。会場内の人たちの話し声に耳を傾けると「もう3時間ここにいる」なんて強者も。それほど楽しいコンテンツが満載のイベントだったということだろう。今回は「さけるチーズの日」制定後初のイベントだったわけだが、来年以降も3月9日には開催してほしいと思わせてくれる充実した内容だった。