60銘柄をテイスティング可能！？「ラムコンシェルジュ」の実施概要やメリットなどを徹底解説

サトウキビを原料として造られているラム。いまや南極以外の全ての大陸で製造され、世界には4万銘柄以上のラムが存在すると言われています。

今回は、そんなラムの歴史や製造方法、味わいの特徴について学び「ラムの水先案内人」となることを目指す資格「ラム・コンシェルジュ」の概要や、受験するメリット、試験内容、受講料などについて徹底解説します。

ラム・コンシェルジュとは？

ラム・コンシェルジュは、ラムの歴史や製造方法、楽しみ方に関する知識を講義やテイスティングによって身につける資格です。主宰は日本ラム協会で、2012年9月に作られました。

資格を取得し、日本ラムの奥深い世界の入口に立つことで、人々にラムの楽しみ方を伝える「ラムの水先案内人」となることを目指します。

ラム・コンシェルジュ取得には全2日間、2部構成の講座に参加する必要あり、第2部の講座中に行われる筆記試験に合格することで、資格が得られます。

各講座修了後約30銘柄、両日合わせて60銘柄のラムのフリーテイスティングが行われます。そのため、味わいや香りをリアルに感じながら、それぞれの銘柄の特徴を学べます。

ラム・コンシェルジュは、お酒好きの方やラム好きの方、バー・レストランの業界人など、幅広い人々が受験します。

そんな「お酒好き」という共通点を持った方々と一緒になって、講座や資格試験を受けるため、気の合う酒仲間がたくさんできますよ。

ラム・コンシェルジュの資格を取得すると、日本ラム協会からラム・コンシェルジュの「バッジ」と「認定証」がもらえます。

また、ブラッシュアップセミナーや、ラムに関するイベント、試飲会の案内が届くようになるため、資格取得後もラムの知識を深められますよ。

ラム・コンシェルジュは2部構成の講座と試験を受けることで取得可能です。講座のカリキュラムは以下の通りです。

第1部ラムの基礎知識（2時間）
・ラムの特徴
・ラムの歴史
・ラムの製法

第2部　試験とラムの実践編（2時間30分）
・筆記試験
・ラベルの読み方
・ラムチャート
・ボトル紹介
・アロマホイール
・ラム生産地のカクテル紹介

ラム・コンシェルジュの試験を行われるのは、第2部の講座中。出題数は全50問。マルバツ選択と筆記方式の試験となっています。

問題は講座で学んだこと内容が出題されるため、講座をきちんと聞いていれば、答えられる内容となっています。

ラム・コンシェルジュの講座や試験は全国各地で定期的に行われています。現在決定している講座は下記の通りで、福島ラム・コンシェルジュの申し込みを受付中です。

第一部：2023年2月12日（日）13:00～15:30
第二部：2023年2月25日（日）13:00～15:30
会場：TKPガーデンシティ渋谷

第一部：2023年3月12日（日）13:00～15:30
第二部：2023年3月19日（日）13:00～15:30
会場：検討中

第一部：2023年4月2日（日）13:00～15:30
第二部：2023年4月16日（日）13:00～15:30
会場：検討中

※開催時間は若干の変更される場合もございます。
※2023年5月以降の日程に関しましては決まり次第公式ホームページに記載されます。

試験会場	全国各地 ※過去の開催地域：札幌、仙台、宇都宮、東京、横浜、松本、金沢、富山、名古屋、京都、大阪、岡山、徳島、博多、沖縄
ホームページ	http://rum-japan.jp/
受講資格	申し込みフォーム記載の募集要項及び注意事項の記載内容全てに承諾頂いた方で、満20歳以上の方。
受講料	32,000円（税込）※修了試験料を含む
修了規定	・全2回の講義に出席すること・修了試験に合格すること。