この見た目はカマンベールチーズ? いえ、実はこちらは「ブリーチーズ」です。フランスのブリー地方で1000年以上前から作られている白カビ系のチーズで、カマンベールチーズよりも圧倒的に古いんですね。というか、ブリーチーズから派生したのがカマンベールチーズとも言われています。
コストコで販売しているPB商品『ブリーチーズ』も、もちろんフランスからの輸入品。そのお味はもっちり極上クリーミー。お酒を嗜まない人も絶対に美味しく食べられるチーズなので、ぜひお試しを。スイーツにだってなるんです!
コストコPB『ブリーチーズ』1,178円 / 380g
おすすめ度 ★★★★★
これがコストコPB商品『KS ブリーチーズ』のパッケージです。 380g で 1,178円(税込)でした。「メイド イン ノルマンディ」の文字が確認できますね。そのノルマンディにあるイズニー(Isgny)社が製造しているもの。ちなみに、KSはコストコのプライベートブランド、KIRKLAND SIGNATURE(カークランドシグネチャー)のことですね。
サイズは? ボリュームは?
重量は、片手で持つとズシリと来る380g。フィルムをはがして本体とご対面。直径12.5cm、高さ3.5cmほどの円柱形でした。いわゆるホールですね。そして、表面はカマンベールチーズと同様、白カビのついた皮に覆われております。もちろん、この白カビごと食べて問題ありません。
原材料は?
原産国はフランス。原材料は当然ながら、生乳と食塩のみ。ナチュラルチーズで、現在進行形で熟成が進んでいきます。食べごろは製造後3~4週間とか。熟成が進むと、臭いなどのクセが強くなっていきますが、それが好みという人もいるでしょう。
内側はトロリとクリーミー! ブリーチーズのお味は!?
さあ、いよいよナイフ入刀。いかがですか、このコントラスト。外側は純白で、切り口はやわらかなクリーム色。これだけでもう「絶対美味しい」というワクワク感が高まってきます。
食べてみると、もっちりねっとり! 噛むほどに、濃厚なミルクの香りが広がってきます。ですが、決して乳臭くはありません。……なんという上品な味わいなんでしょうか。「チーズ」といわれて普通にイメージするものとは違っていて、これはもはや「ミルクのうまみの塊」とでもいうべき存在です。そして、塩分がわりと控えめに感じられるため、これ自体が主食でいけるレベル。飲み物などがなくても、いくらでもバクバクと食べられます。
そのまま食べるのが断然オススメですが、もちろんアレンジもアリでしょう。ハチミツをかけると完全にスイーツに。また、ワインのおともとしてもバッチリです。
オーブンで焼いてみました。内側が完全に溶けて、チーズがソース状態に! 香ばしさも加わり、もはや最強ですな。皮の部分もパリサクになってナイス。ちなみに、ホールの上面の皮だけを切り取り、まるごとオーブンで焼くと、簡単チーズフォンデュになります。
ブリーチーズの保存方法ですが、白カビタイプは乾燥厳禁。切り口の部分をしっかりラップして、ジッパー付きのビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵庫の中でも熟成は進んでいきますのでご注意を!