安定したクオリティのセブン惣菜の中でも、お味(と値段)が一段違う「セブンゴールド」シリーズ。今年4月から、『金のハンバーグ』と一緒に『金のビーフカレー』も地味~にリニューアルして再発売が開始されております。どのあたりが変わったのか、実際に試してみたところ……!
カロリーはちょっと上がりましたが、確実にリニューアル前より更に美味しくなってますよコレ!
セブン『金のビーフカレー』398円
おすすめ度 ★★★★★
税込398円というお値段と金ピカのパウチ袋で販売中の『金のビーフカレー』。価格とデザインとグラム数(210g)はリニューアル前から変わりありませんが、熱量は333kcalから434kcalへとアップしております。結構ガツンと上がりましたね。
袋のままレンチンできるタイプで、500W~600Wで約2分40秒の加熱時間もほぼそのまま。さくっとお皿にあけると、分厚い牛肉の塊がゴロゴロ転がり出てきました。形が残った具材はコレだけですが、このサイズの牛肉が5切れも入っていて、結構な満腹ボリュームかと予想されます。
商品説明を見ると、リニューアル前は「22種類のスパイス、すりおろした香味野菜に黒糖を加えたルー」を押し出してましたが、リニューアル後は「8時間じっくり煮込んだフォン・ド・ヴォーと22種のスパイス」との文面に。原材料表示でも確認できますが、ルーから黒糖を除いてフォン・ド・ヴォーをプラスした形のようです。
リニューアル前はリンゴと黒糖の甘味がバシバシ立って、若干やりすぎなほどコッテリ濃厚な印象でしたが……今度の第一印象は、デミグラスが強いトロットロの粘度と粒感はそのまま、癖のない上品な味わいに仕上がっている感じ!
それぞれパンチの強いカレーのスパイス感と牛エキスの旨味を、味の柱であるフォン・ド・ヴォーがまろやか~にまとめて上げて、濃厚ながらほわっと丸みのある口当たりと、じわじわ高まる辛味と深味を醸しております。更に好みを選ばない美味しさで、お店レベルの味を確実に進化させてきてますね~。
もちろん角切りビーフはバッチリの煮込み具合で、フワフワトロトロの柔らか食感。このお肉の満足度、価格分の価値十分です。とにかくガチでビーフの旨味を追求しまくった他にはないパウチカレーで、当然ご飯も進みまくり! リニューアル前に食べて「ちょっと独特?」と思った方でも大丈夫、安心して豪華な夕食を張れる一品になってましたよ!