セブン-イレブンのおなじみ人気惣菜といえば『金のハンバーグ』ですが、4月17日から『金の直火焼ハンバーグ』というリニューアル商品が登場中! アンガス種の黒毛牛肉を直火でジューシーに焼き上げ、自家製デミグラスソースにはじっくり煮込んだフォン・ド・ヴォーを使用したという本格的な一品なのだとか。
セブンゴールドのプレミアム系お惣菜ですから(税込398円!)、美味しいことは間違いなさそうですけど、今までの『金のハンバーグ』とどのあたりが違うんでしょう? とりあえず試してみました!
セブン『金の直火焼ハンバーグ』(398円・415kcal)
おすすめ度 ★★★★★
去年7月にリニューアルした現行の『金のハンバーグ』の、更なるリニューアル品と思しき本商品ですが、現在は『金』の隣に一緒に並んでいる店舗をよく見かけます。価格は税込398円でリニューアル前と同価格。内容量は210g(固形量145g)で、リニューアル前は205g(固形量145g)。ソースが若干増えただけで大きさも同じですね。
製造者が日本ハム株式会社なのも変わらず、封を空けずにレンジでチンOKの楽チン仕様と、加熱時間も同じですね。ちなみに熱量は429kcalから415kcalに下がり、炭水化物は17.1gから19.7gにアップしています。
とりあえずいただいてみますか! ということでレンチンすると、とろみ強めのデミグラスと肉厚なハンバーグがお見目え。お肉のしっかりした厚みにはそう変わりはありませんが、リニューアル前よりソースの色が濃くてドロっとして、見た目にも違いがうかがえます。おもにソースが改良されているのかな?
ナイフを入れた感触はぎゅぎゅっとして密度感アリ。一口いただくと、コンビニハンバーグにおなじみの柔らか食感だけでない、みしっみしっとした適度な歯ごたえがあって美味しい! 玉ねぎの粒感がほどよく混じる……という感じではなく、とにかく肉、肉、肉! というようなムッチリした肉々しさで、ビーフ自体の旨味も相当濃ゆいですね。
お肉自体がかな~り牛脂たっぷりで肉汁バシバシな上に、加えてデミグラスに加わったバターのせいか、とにかくトロットロな口当たり。ひき肉の塊が口の中でほろっとほぐれているかのような……もうなんか肉汁のスープのようなまったりとした舌触りととろける食感なんですよね。食べ終わると唇がツルツルになってること間違いなし!
このトロトロ感、やはりお肉自体よりはソースの進化に因るところが大きいのかも。お家で自作するのはさすがに大変な、野菜と牛肉を煮込みまくったフォン・ド・ヴォーとバターのコク&こってり感がかなりパワフルな仕上がりです。味付け自体はトマトとワインの酸味でピシッと締まってるのでクドさもありませんし……相変わらずのお店レベルですね。
味の方向性自体はあまり変わらないので「メチャ旨くなった!」というインパクトはありませんが、ご飯がモリモリ進む美味しさはいつもどおり。ということで、今年の『金のハンバーグ』は肉汁&ソースのこってりトロトロ感が更に進化した、超がっつり系オカズとして激推しです!