100円ショップやドラッグストアなどで販売されている、プライベートブランドの格安アルカリ乾電池(4本100円とか)は買っても大丈夫か? mitokではこれまで各社PB製品の性能を検証してきました。今回は検証結果をもとに、格安PB単3形アルカリ乾電池のベストを選んでみました。
対象はダイソー、セリア、ニトリ、イケア、マツモトキヨシ、フライングタイガー、Amazonベーシックで調達で調達できるPB製品です(購入価格は1本30円以下)。
格安アルカリ乾電池なら……ダイソーの5本108円『DAISO&S』がおすすめ
さっそく結論から。もっともオススメなのは、ダイソーが販売している5本108円のPB製品『DAISO&S』でした。検証用にピックアップした検体があまりに“当たり”だった可能性はあるものの、実測容量(1,633mAh)、60分後電圧(1.117V)は大手メーカー製品に引けを取らない性能のものもある、と。1Ahあたり13.2円で容量コスパもほぼトップの値でした。
安い電池を求めて100円ショップやアマゾンあたりのPB商品を物色することはあるかと思いますが、ダイソーに行けるようであればとりあえず『DAISO&S』をおすすめします(でも、そろそろ2017年最新ロットで検証しなおしが必要かな)。
なお、検証では、Amazonベーシック製アルカリ乾電池を除き、極端に低性能な製品はありませんでした。
0.9V終始時間
2.2Ωのセメント抵抗を乾電池につなげ、終止電圧(乾電池の寿命となる電圧、アルカリ乾電池は0.9V)に下がるまでの時間を計測。もっとも長く使える乾電池の指標となります。値はいずれも2回のテストで好成績だったものを採用しています。
60分後電圧
実測容量
1Ahあたりの単価
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。ロットの違い、個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また本企画で紹介している商品は地域や季節等などによって取り扱っていない場合もございます。あらかじめご了承ください。