酸っぱくて冷たいピクルスは、肉などの重い食事の付け合せだけでなく、ワインなどのおさけのおつまみにもピッタリですよね。でも、出来ているピクルスは結構な価格がしますし、瓶もなかなか重いのが悩みどころ。
また、キャベツを乳酸発酵させたザワークラウトが現在人気ですが、作るのに数日かかり、発酵の管理も少し不安が残ります。
実はピクルスは、電子レンジを使うだけで簡単に作ることができ、冷蔵庫で一週間以上持つ優秀なお手軽レシピなのです。今回は、ザワークラウトを意識したキャベツのピクルスを作ってみます。
このキャベツのピクルスはフレンチビストロの前菜にもよく出される人気のメニュー。オシャレで美味しく、調理時間も7分程度なのでぜひ作ってみてくださいね。
ピクルスは『すし酢』を使うととっても簡単!
キャベツのピクルス 調理時間約7分
- キャベツ 1/2玉
- すし酢 90ml
- 水 90ml
- イタリアンハーブミックス 適量
あれば……
- ローリエ 1枚
- 鷹の爪 適量
- 黒胡椒 5粒
すし酢がない場合
- 酢 70ml
- 砂糖 大さじ3
- 塩 大さじ1
ピクルス液を用意し加熱する
コップ半分程度にすし酢を注ぎ入れます。
すし酢の中に、イタリアンハーブミックスを入れます。今回はイタリアンハーブミックスの他、鷹の爪、ローリエを入れました。
ざっとかき混ぜたら、電子レンジで2分間加熱します。これでハーブの香りがすし酢に移りおいしいピクルス液になります。
キャベツにピクルス液を絡ませ電子レンジで5分加熱すれば完成!
あらかじめ好みの大きさにざく切りしたキャベツを耐熱の皿に盛り、温めたピクルス液を回しがけます。
しっかりとラップをして電子レンジの強(500w)で5分程度加熱します。完全にしんなりしなくても構いません。
加熱したら、全体にピクルス液がなじむようによくかき混ぜ、粗熱を取ります。冷めたら、そのままか保存容器に入れ冷蔵庫で半日程度漬け込むと美味しいキャベツのピクルスの完成です!
キャベツの甘みとピクルスの酸味がマッチした『キャベツのピクルス』は、そのままでもサラダ感覚でパクパク食べられる逸品! お酒のアテにも素晴らしい活躍をします。
よりおしゃれに仕上げたい場合は、赤キャベツを使ったり、人参の千切りを加えると彩りも鮮やかになります。ピリ辛が好みなら、鷹の爪をぐっと多く入れても良いかもしれません。
ピクルスと言っても、一度加熱しているので、キャベツの量はぐっと圧縮され、手軽に野菜がたくさん食べられる方法としてもオススメ。年末年始の飲み会などで疲れた胃を、優しい味のキャベツのピクルスでほっこり癒やしてあげるのはいかがでしょうか!