業務用食材のみならず一般向けレトルト食品も安くて大ボリュームな商品が揃った業務スーパー。輸入食品だと本格タイカレーが1缶で30皿は作れる『カレーペースト』シリーズが最強コスパですが、調理いらずでもっと手軽にアジアンテイストが楽しめるレトルトタイカレーシリーズも要注目! 今回はレトルトパウチ&缶詰タイプの『グリーンカレー』『レッドカレー』を試してどれがウマいか確かめてみました!
①『チキングリーンカレー』198円 200g オススメ度:★★★☆☆
まずはパウチタイプのグリーンカレーから。内容量200gで198円というとコスパ的には普通って感じでしょうか。もちろんタイ直輸入品!
輸入モノだけど日本人向けに調整された、すごく輪郭がハッキリした味かも。一口目からココナッツミルクの甘味とスパイスの辛味がガツンと当たってきて、パンチが効いてる気がします。
がっつり入ったタイ茄子の食感は独特だけど、アジアンなテイストが強すぎず誰でも食べやすいバランスだよね。少しとろみがあり、チキンのボリュームと食感と旨味も頑張ってて食べごたえアリ! スパイスの風味は弱い印象で本格っぽさは薄いけど、具材も追加しやすそうだしタイカレー初心者に丁度良い一品かも。
②『グリーンカレー』400g 185円 オススメ度:★★★★☆
缶詰タイプは倍の400g入りで価格はより安い185円! いきなりコスパに差が出ましたが、お味のほうはどうでしょうか。ちなみにこちらも原産タイの輸入モノ。
パウチの具材はチキンとタイ茄子でしたが、こちらはシャキシャキ食感で味も染みてるたけのこのボリュームがスゴい! とろみが少ないスープっぽいカレーで、主張しすぎないココナッツミルクがまったり甘くも後味さっぱり。徐々にじわじわ効いてくる辛味も上品です。
パウチも缶詰もレモングラス、エシャロット、ガランガルほか基本のハーブは同じだけど、こっちはよりバッチリ風味が前に出てる! お店で出る本場のタイカレー寄りなのはこっちですね。爽やかに辛旨い結構ガチのエスニックテイストで、パウチも悪くはないけど個人的には断然缶詰がオススメです。
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