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ハロウィンは何のお祭り?オバケカボチャや仮装の由来は?


【2023年1月13日】10月31日はハロウィンの日。今や日本でもビッグイベントとして定着したハロウィンですが、もともとはどんな行事なのかご存知ですか? 今回はハロウィンやオバケカボチャ「ジャック・オー・ランタン」の由来、仮装をする理由、お家での楽しみ方などを紹介します。街中のイベントに参加するのも楽しいですが、今年はお家で手作りのハロウィンパーティーなんていかがですか?

10月31日はハロウィン。その由来や家での楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。

ハロウィンの由来は?

ハロウィンの由来は、紀元前5世紀頃のケルト人の祝祭。ハロウィン(Helloween)は、11月1日の「諸聖人の日」「万聖節」の前夜祭という意味で、10月31日に行われます。

ケルトでは11月1日から新しい暦が始まっていたので、10月31日は暦の変わり目の日。この日は先祖の霊に便乗して悪魔や魔女が来て災いをもたらすと信じられていたので、収穫を祝うと共に悪霊を追い払う祭りを行うようになりました。

この祭りはやがて移民と共にアメリカに伝播します。しかし、子どもたちが怖がってしまうために、19世紀後半に今のようなスタイルに変化しました。今では、玄関先で子どもたちが"Trick or Treat (トリック オア トリート)"(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ)と言ったら、その家の人は"Happy Halloween!"と言って、カゴにお菓子を入れてあげるという、子どもにも楽しい行事になっています。

日本にハロウィンが取り入れられたのは1970年代。当初は商業目的で、関連商品が販売されるようになりましたが、人々の関心を得られませんでした。でも、徐々に各地で集客イベントが開催されるようになり、今では渋谷のハロウィンなど人も経済も動くビッグイベントになっています。

「ジャック・オー・ランタン」の由来は?

ジャック・オー・ランタン

ハロウィンのアイコン的存在である「ジャック・オー・ランタン」の由来は、アイルランドの伝説。ジャックという男が悪魔を騙したため、死後天国にも地獄にも行けずにカブのランタンを持ってさまよいました。それがさまよう霊の代名詞となり、アメリカに伝わったときにカブからアメリカで生産量の多いカボチャに変わったのだそうです。

家での楽しみ方

日本でもすっかり定着したハロウィンイベント。街中で盛り上がるイベントも魅力的ですが、家族や友達とのホームパーティーも楽しいですよ。

仮装してみる

ハロウィンで仮装するのは、悪魔や魔女から身を守るため。仮面をかぶったり、悪魔の格好をしたりして、仲間を装うのだそう。また、やってきた悪魔たちがその格好を見て驚いて逃げるように、という説もあります。

仮装をしないまでも洋服やメイク、ネイルなどにオレンジや黒のアクセントを入れれば、ハロウィン気分になれますね。

室内をデコレーション

100円ショップや雑貨店などで、デコレーショングッズをチェック。オレンジと黒の画用紙の手作りガーランドを飾ったり、テーブルコーディネートにオレンジと黒を取り入れたりするだけでも雰囲気が出ますよ。

カボチャ料理&スイーツを味わう

ハロウィンメニューに欠かせないのが「カボチャ」。料理にもスイーツにも使ってみましょう。パーティー向きなのは、カップグラタンやサラダ、スープなど。スイーツなら、カボチャプリンやカボチャケーキを。クッキーやミニタルト、パウンドケーキなら個包装にできて「トリック・オア・トリート」のときにも配布しやすいですね。

監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。http://wa-bunka.com/

[All Photos by shutterstock.com]

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