ドラマ「M 愛すべき人がいて」で今注目の安斉かれん。彼女のニューシングル「僕らは強くなれる。」が、7月22日(水)サブスクリプション限定でリリースすることが発表された。同時に、ミュージック・ビデオ(ショート・バージョン)が、先行公開された。
次世代のポスギャルの一人として、ファッション誌などで活躍しながら、90年代リバイバルを意識したサウンドを掲げたニュージェネJ-POPの旗手として、アーティスト活動を続けてきた彼女。そんな彼女の新たなシングルは、自身が音楽の道を志すきっかけにもなった「吹奏楽部」での経験を思い起こし、何かに挑戦し続ける人々の日常を讃える応援歌となっている。
安斉は、『実は「僕らは強くなれる。」というタイトルだけでは不十分で「破いたページの分だけ、僕らは強くなれる」という歌詞が、本当に伝えたいメッセージです。私自身も、吹奏楽部だった時に、楽しい事も悔しい事も経験しました。もっと色んなことに挑戦して頑張らないと!ですが、結果は成功でも失敗でも、まずは挑戦すること!ってすごく大切だと、私は、思えるから!破いたページの分だけ「僕らは強くなれる。」ぜひ、聴いてください。』と熱い思いを語った。
安斉自身の音楽活動における原体験のひとつが、父親に連れられて観に行ったザ・ローリング・ストーンズのコンサートで心奪われたサックスの音色に憧れて入部した「吹奏楽部」での経験。当初、シンプルなバンド・サウンドだった今作にも、本人からのアイデアで、ブラス(吹奏楽)アレンジが加えられた。そして、自身が懸命に打ち込んだ吹奏楽部での活動を思い返した時、降って湧いた一文が「破いたページの分だけ、僕らは強くなれる」だったと言う。実際に、自身も地元の大会では金賞を獲得するも県大会では敗退。そんな挫折や失敗を含めた経験を経た彼女だからこそ、これまで積み上げて来た努力は、結果がどうであろうと決して無駄にならないことを、自分が主語で肯定する(讃える)応援歌となっている。
ブラス・パートの演奏には、関連動画のYouTubeでの総再生回数1億回以上を誇る「京都橘高校吹奏楽部(全日本マーチングコンテスト金賞受賞)」が参加。管編曲における日本の第一人者でもある「村田陽一」のアレンジと指導のもと、1年以上に渡るレッスンを経て、まさに、等身大の若者らしいユースほとばしる音像に仕上がっている。なお、間奏部分には、安斉かれん本人もソプラノサックス奏者として参加している。
今後のフル・バージョンの公開にも期待したい。