皆さんはお金に関して、どれくらいの知識があるだろうか?
今回は、金融型福利厚生プログラム『マネーリペア』を提供するインプレームが行った、20代~50代の会社員を対象に「金融リテラシーに関する調査」の結果をご紹介しよう。
お金に対する理解・意識が垣間見える内容となっているので、ぜひ知ってほしい。
最初に、給与明細を確認するかという質問では、額面(支給総額)・手取り額(振込み額)・控除額(保険料・税)・勤怠等すべて確認すると回答した人は全体の約半数(50.8%)。
額面・手取り額の両方を確認する人(15.8%)と、2割以上の人は、手取り額のみ(12.4%)額面のみ(10.8%)のどちらかしか確認していないことが明らかに。
まったく見ない人(10.2%)も1割ほどと、案外いるようだ。
そして、給与明細上で差し引かれている項目に関する質問では、「各控除項目の意味は理解している」(47.4%)人が多数派で、「各控除項目の意味と金額の根拠を理解している」(30.4%)と回答した人は3割程度とこちらも少ない。
次に、自身の金融リテラシーに対して不安が「ある」(68.4%)と回答した人は約7割。
不安に感じる人が多くいる中、会社からサポートがあるかという質問では、「十分にある」(3.8%)、「ある」(15.2%)と回答した人は、合わせて2割弱に。
従業員の満足度や将来への不安を払拭するために、企業側として何かしらのサポートが必要だろう。
また、これまでに税金の適正化や保険を見直した経験がある人は、3割強(35.0%)、何もしていない人は6割以上(65.0%)。
年代が上がるにつれて、適正化・見直しを行っており、20代で経験が「ある」(32.0%)人は少なく、50代では4割以上(40.8%)という結果だ。
最後に、実際に資産運用をしている人は、全体の約半数(54.8%)と結果は二分化しており、「資産運用していない」(45.2%)人も多い。
資産運用していない人に理由を聞いたところ、「知識がないのでどうすれば良いのかわからない」(兵庫県・47歳男性)、「運用に回せるほどの余裕がないから」(福岡県・25歳女性)、「色々ありすぎてよく分からないし、自分に知識がないから損しそうで不安」(兵庫県・36歳女性)といった声が届いた。
興味を持っている人は一定数いるが、相談窓口などの支援やきっかけがあれば、資産運用を始めるという人は少なくなさそう。
今回の調査により、自身の金融リテラシーに不安を覚えている人が多くいることが分かる。
知識のなさから、資産運用ができていなかったり、税の適正化や保険の見直しができていなかったりする会社員には、支援やきっかけさえあれば、マネープランの改善を見込めると考えられるだろう。
ちなみに、インプレームが提供する金融型福利厚生プログラム『マネーリペア』は、現在の自由に使えるお金を増やし、将来に向けたお金の不安を解決するサービスで、企業における常設の金融相談窓口として従業員全てのサービスを無料で展開している。
詳しくは公式サイト(https://impreme.jp/money_repair/)まで。