敷島製パン(Pasco)が1日、東京ビッグサイトで「ギネス世界記録 世界最多人数で挑む『最大のサンドイッチづくりレッスン』」を開催し、料理家の平野レミと和田明日香がサンドイッチづくりに参加した。
同イベントは、Pascoブランド統合20周年、10月に「超熟」発売25周年を記念し、10月1日の「超熟の日」に合わせて開催。平野・和田らを含めた469人の参加者たちが、1人1つ以上のサンドイッチをつくるというギネス記録に挑戦。
チャレンジ前のトークパートでは、司会者の好きなサンドイッチの具は何かという質問に「チャーハンにパンを細かく刻んで炒めると、すごく美味しいのよ」と答えるなど、この日も平野節は健在。娘婿でもある和田は「今日私は監視役です」と、場の空気を和ませる。
平野はトークのはしばしに「ホワイトソースを作るときに、牛乳に小麦粉を入れなくても、食パンを入れたらホワイトソースになるの」など、料理研究家ならではのアイデアがちりばめられ、和田は「Pascoは、イングリッシュマフィンとフォカッチャが好き。イングリッシュマフィンはPascoの人が見たら怒られるぐらい、ガリガリになるまで焼いて食べています」と、こだわりをみせ、会場は2人の軽妙なやりとりに、何度も暖かな笑いに包まれた。
ギネス記録にチャレンジした、サンドイッチのレシピは2種類で、ゆでたまごにポテトサラダ・にんじんラペ・紫キャベツ・レタスをはさんだ野菜たっぷりの「わんぱくサンド」か、いちご・キウイ・桜桃を生クリームではさんだ「フルーツサンド」のいずれか。
ギネス記録は厳密なルールに乗っ取って実施されるため、人の手を借りずに自分1人で完成させなければ、チャレンジ成功とカウントされない。ウェブ応募で選ばれた参加者は、親子連れが多く、全員がそろいの緑色のエプロンと三角巾をつけて一斉にチャレンジを開始。子供たちは、家族のアドバイスを受け、試行錯誤しながらサンドイッチを作りあげていた。
結果463人が認定され、見事ギネス記録は達成された。平野は「ギネスの世界記録に私たちが参加できたっていうことは、とても大きな記念ですし、私の歴史に残ることです。こんないい思い出はないです。Pascoを見るたび、参加したことを思い出します」、和田は「ギネスとか関係なくても楽しかったです。こんな大勢の人たちと料理するということがまずない。子供たちに自慢します」と感想を述べた。