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元サッカー日本代表の槙野智章、広島が誇る“幻の和牛”を実食!「未体験の比婆牛おもてなしフルコース」発表会


G7サミットの開催が近づく広島県が地元の美味・美食を紹介するプロジェクト“ひろしまの食を世界に”シリーズ第1弾「比婆牛でおもてなし発表会」が29日(水)都内で開催され、同県出身で元サッカー日本代表の槙野智章がスペシャルゲストとして登壇。特別メニューの実食者第一号を務めた。

今回のプロジェクト“ひろしまの食を世界に”シリーズは、今年5月にG7サミット開催を控えた広島県が、同県ならではおもてなしで歓迎の準備を進めており、その一環として県産品や観光スポットに関する県内資源の知られざる魅力を発掘。国内外に向けた情報発信も推進していくというもの。

そこで全国和牛能力共進会で2大会連続日本一を獲得しながらも、頭数の少なさから地元(庄原市、旧比婆郡)周辺エリアのみで消費されてしまっていることから“幻の和牛”と言われている比婆牛を食材に、期間限定で提供する「未体験の比婆牛おもてなしフルコース」を開発。ほかの和牛と一線を画す味わいが楽しめる冷製料理もアレンジしながら、比婆牛の魅力が凝縮されたスペシャルフルコースとなっている。

大の肉好きで知られる槙野は、「最近は好きが高じてお肉の番組に呼ばれたりしています(笑)」と引っ張りだこの様子で、地元の比婆牛のことも知っていたが、「でも、食べたことはないんです」とコメント。同席した湯﨑英彦広島県知事は、「数が少ないので、広島でもあまり出回らないんです。なので今何軒か比婆牛を食べられる(店舗を)作っているところです」と説明した。

今回の「未体験の比婆牛おもてなしフルコース」では、槙野が実食者第一号として、広島の地酒・日本酒とのペアリングでコースの一部を味わうことに。先付である「比婆牛ももと頭崎米の蒸し煮」を口にした槙野は、「口の中でとろけて美味しいです。お肉は赤ワインのイメージなのですが、日本酒とも合います!」と絶賛。同じく試食した湯﨑知事は、「幻のまぼろしの比婆牛です。ぜひ広島に来ていただいて、広島の空気を感じながら、広島のお酒と一緒に楽しんでほしい」とアピールした。槙野も「今回、比婆牛を初めて食べましたが、こんなに美味しいんだなと。日本酒に合う新しい発見もありました。広島で育った僕が今日初めて知れたので、たくさんの方々に知っていただきたい」と熱弁した。

この「未体験の比婆牛おもてなしフルコース」は、県内の高級肉割烹として人気の「肉割烹 まさ㐂」(広島市南区段原)の平賀シェフ考案で、同店にて、3月30日~4月28日の期間限定で提供される。また、これと連動して、都内にあるひろしまブランドショップ「TAU」では、PRブースやプレゼントキャンペーンからなる「比婆牛でおもてなしフェア」(3月30日~4月5日)を開催する予定だ。なお、“ひろしまの食を世界に”は、シリーズ第2弾で「瀬戸内の魚」、シリーズ第3弾は「日本酒」をテーマとしたイベント、キャンペーンを予定している。

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