東京シティビュー（六本木ヒルズ森タワー52階）にて2023年2月26日（日）まで、2022年にデビュー50周年の節目を迎えた松任谷由実（ユーミン）の魅力を体感する過去最大規模の展覧会、「YUMING MUSEUM」（ユーミン・ミュージアム）が開幕した。その概要をレポートする。
同展覧会では、ユーミン自身のコレクションや、貴重な資料や映像、ステージ衣装、直筆のメモなどを、まさに「ミュージアム」として過去最大規模で展示する。ユーミンが育った東京の街を見渡す海抜250mの大パノラマ空間とともに、シンガーソングライター、そしてひとりの人間としてのユーミンの魅力に出会うことができる特別な展覧会となっている。
開幕を迎え、ユーミンからのコメントも届いた。
【ユーミンからのコメント】
展覧会は今までにやったことの無い、新たなメディア。
この展覧会を一番楽しみにしていたのは、他ならぬ私自身です。
みなさまがどう思ってくれるのか楽しみです。
東京を抱きしめられるこの場所で、活動と半生を味わっていただけます。
一人の女の子がユーミンになって、そしてあり続けるというドキュメントを熱く感じてください。
ユーミンがこれまでにつくってきた曲の譜面やメモなどの複製を100点以上ちりばめた芸術的な空間演出のエントランスを抜けると、八王子で生まれ育ったユーミンの10代～荒井由実時代の「原点」の部屋が登場する。「夜抜け」に実際に使われていたウィッグの展示も見逃せない。
続いてコンサート衣装の実物を29点展示しているエリアへ。なお、本展では明確な章立てをせず、松任谷由実が自ら音声ガイドを担当。ユーミンの案内で展示を巡るという構成になっている。各展示物についてユーミンが懐かしいエピソードを交えてガイドしてくれるという豪華な演出だ。
また、今回の音声ガイドでは、本展の音声ガイドでしか聞くことができない秘蔵音源も聴き逃せない。1972年のデビューシングルにも収録されている「空と海の輝きに向けて」について、10代の頃のユーミンが歌った特別なデモ音源を聴くことが可能だ。
続いて、「深海の街」コンサートツアーで実際に使われたセットの一部の展示エリアへ。床は実物のステージの床となっており、ユーミンが実際に歩いたステージを歩くことができるという仕掛けだ。
展覧会でしか手に入れることのできない、オリジナルグッズも満載だ。特設ショップ「YUMING MUSEUM SHOP」では、展覧会限定のグッズが多数。本展ポスタービジュアルやオリジナルアルバムのデザインに加えて、ユーミンの50年が凝縮されたビジュアルが目を引く。
また、会場と同フロアにあるレストラン「THE SUN &THE MOON」では、ユーミンの冬や恋の曲をテーマにした、ここでしか味わえないアフタヌーンティーやカクテルが期間限定で登場している。
【開催概要】
◆展覧会名：YUMING MUSEUM（ユーミン・ミュージアム）
◆会期：2022年12月8日（木）～2023年2月26日（日）※会期中無休
◆開館時間：10:00～22:00（最終入館21:00）
◆会場：東京シティビュー（東京都港区六本木 6-10-1森タワー52階）
◆公式サイト：
【展覧会公式サイト】https://yumingmuseum.jp
【東京シティビュー公式サイト】https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/yuming/
◆公式SNS：https://twitter.com/yumingmuseum （@yumingmuseum）
◆問い合わせ：東京シティビュー03-6406-6652（受付時間10:00～20:00）
