静岡県警は12日、静岡市立中学校に勤務する男性教諭(34)を、ストーカー規制法違反の容疑で逮捕した。
繰り返し面会を求める
男性教諭は、今年5月～6月にかけて、勤務する中学校の卒業生である女性(10代)に、面会を求めるメッセージを、SNSで繰り返し送った疑い。
女性は面会を拒否。
警察の調べに、教諭は「間違いありません」と話し、容疑を認めている。
女子生徒の画像も要求
先月26日、被害生徒の保護者から、静岡市の「24時間こども若者電話相談」に通報が入った。
市教委が調査したところ、男性教諭は複数の高校生と私的に繋がり、メッセージや画像のやりとりをしていたことが発覚。
具体的には「会いたい」「体が見たい」「胸のサイズは？」などと送信。
さらに、自身の画像を送信したり、女子生徒の画像を求めたりもしていた。
かつてJリーグでプレー
男性教諭は、2010年～2014年まで、清水エスパルスなどでプレーした元Jリーガー。
現役を引退した後、都内の私立大学に進学し、卒業後から静岡市内の中学校に勤務している。
市の係長も逮捕
静岡市の中村教育長は「被害に遭われた方とその保護者様をはじめとする、市民の皆様の信頼を失うような事態となったことに対して、大変申し訳なく思います」などとコメント。
なお、静岡市では10日にも、市保健所の男性係長(49)が自宅で被害者を暴行したとして、現行犯逮捕されている。
